前回に引き続き、今回も読破出来なかった本。
や、読む気はあるんだけどさー。
これが、なかなか……。
で、今回はこの本。
「冷血」
トルーマン・カポーティ著
内容(「BOOK」データベースより) カンザスの村で起きた一家4人惨殺事件。5年余を 費やして綿密な取材を敢行し、絞首台まで犯人たち を追った本書は、40年を経た今なお、輝きを放ちつづける。捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル。人間の魂の暗部を抉りつくし、後進の作家たちに無限の影響を及ぼした 暗黒の教典、待望の新訳成る。
オードリー・ヘプバーンが主演した「ティファニーで朝食を」。
知ってる人も多いんじゃないかな。
この映画の原作者がカポーティ。
映画にもなってたし、本を読むか映画を観るかでちょっと迷ったんだけど、結局本を読むことにした……のだが。
や、特に気分が悪くなるとかではない。
ただ、内容が内容だけに、片手間では読めないと感じたんだよね。
フィクションだと、ミステリー物やサスペンスは好きだけど、実際に起こった事件となると、一気に内容が重くなる感じがする。
おそらく、作者の言わんとしていることは、現代にも通じる事なんだろう。
これは、じっくり読みたい本だ。
なんて言いながら、本棚の肥やしになっているのだが…。