「バーゲンブック」とは。
本は再販売価格維持制度というもので、定価販売することが認められている。
なので、本屋では定価で販売してるんだけど、なかには出版社に、流通は無くなってるけど在庫はある、なんて本も出てくる。
そういう本を非再版本として売るのがバーゲンブック。
つまり“この本、もう再版しないから安く売るよー”ってことね。
ただし、ブッ○オフみたいなリサイクルブックじゃなくて、出版社の在庫から出た新品。
ちょうど、いつも行く本屋で「バーゲンブックフェア」をやってたんだけど、これ以外と掘り出し物が見つかるときあるんだよね。
(あくまでも個人的な感想ね)
で、見つけちゃいましたよ。
わりと時代小説も好きだったりするので、見事にツボった。
定価の半額だった。
目次見たら結構面白そうな感じ。
仕事編から始まって、遊興編やら日々の暮らしやら。
それぞれに“武士語会話”や“町人語”を当てはめてるんだけど、決め手はこれだった。
“上級編・べらんめえ語会話”。
“べらんめえ”が使えれば、江戸で暮らせるってことか?
タイムスリップしてもこれで安心…じゃなくてさ。
なんか、帯に“オフィスで日常で使ってみたい”なんてあるけど、職場でさぁ、いきなり部下とか上司に、
「部長、この書類に目を通してくださらぬか」
「うむ、しばし待っておれ」
とか、通行人に道を聞かれるときに、
「あいや、待たれい。少々ものを訪ねるが、○□商事にはどう行けばよいでござるか」
とか……。
やべ、面白すぎる。
思わず妄想スイッチが入っちゃったよ。
残念ながらまだ読んではおらぬので、レビューは後日でござる。