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『移民の子どもと学力』
私の印象でしかないですが非常に読みづらいです。無理に読む必要はないでしょうね。
社会学の学術書の分類に入れましたが、本書は報告書です。
社会学の作法にのっとった考察ともいえない。
世界各地の移民の子供たちの学力の観察です。
両親のどちらかが、ネイティブの子供と、両親ともに移民であり出生地が移住先の外の子供(つまりは家族単位で移民した人たち)と、両親ともに移民であり、子供は移民先の国や地域で生まれた。
という分類をし、それぞれの分類の子供の学校の成績を比較している。
あまりにも範囲が広すぎる、というのか世界各地の移民の子供の学力のデータを掲載しているので、読み進めるのに骨が折れます。
要するに『移民の子どもと学力』はデータ集のような書物であり。これ一冊だけ見ても、役に立つ人は少なそうです。
何がしか調査したい場合に資料に使えるかもしれない本。そんな感じですね。読まないほうがいいです。
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