移民の子供と学力 | 前山和繁Blog

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てきとうな読書記録その他。勝手にどうぞ。引用などは作法を守っているのであれば、ご自由にどうぞ。

このごろ、過去に書いた記事の誤っている箇所が気になり始めてきた、直したい箇所もいくつかあるが、なかなかできないでいる。

英語学習の記事も時折書くことにした。

移民の子どもと学力―社会的背景が学習にどんな影響を与えるのか<OECD-PISA2003年調査.../著者不明

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『移民の子どもと学力』

私の印象でしかないですが非常に読みづらいです。無理に読む必要はないでしょうね。

社会学の学術書の分類に入れましたが、本書は報告書です。

社会学の作法にのっとった考察ともいえない。

世界各地の移民の子供たちの学力の観察です。

両親のどちらかが、ネイティブの子供と、両親ともに移民であり出生地が移住先の外の子供(つまりは家族単位で移民した人たち)と、両親ともに移民であり、子供は移民先の国や地域で生まれた。

という分類をし、それぞれの分類の子供の学校の成績を比較している。

あまりにも範囲が広すぎる、というのか世界各地の移民の子供の学力のデータを掲載しているので、読み進めるのに骨が折れます。

要するに『移民の子どもと学力』はデータ集のような書物であり。これ一冊だけ見ても、役に立つ人は少なそうです。

何がしか調査したい場合に資料に使えるかもしれない本。そんな感じですね。読まないほうがいいです。


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