ビジネスをしようと思ったときに
どうすれば上手くいくのか学びに行くと、
「与えましょう」
って、いろんなところで言われます。
「TakerではなくGiverになろう」とか
「見返りを求めずに与えよう」とか
「徳を積みましょう」とか
言葉や表現は、人によって違いますが
要するに皆さん同じことを
言ってるんですよね。
そして、
「そうすれば返ってくる」って。
そんな話、聞いたことありますか？
私自身は、かなり若い頃から
その手の話は聞かされてきていて、
それを実際に体感したのは
10代の頃に営業の仕事をしたときでした。
「ああ、与えると返ってくるって
こういうことか･･･」と。
でもその後、10年以上経ってから
個人でビジネスを始めたときに、
他人の商品を売るのと
自分自身を売っていくのは
ちょっと感覚が違ってまたつまづいて。
「与えてるのに、全然返ってこない･･･
おかしいぞ･･･？」って。
無償で与えよう与えよう、として
疲弊してしまったり、モヤモヤしたり。
まあ、返ってきてない時点で
それは与えてないんですけどね笑
与えている「つもり」で
思いっきり見返りを求めながら、
無意識で奪っていたなぁ〜と思います
でも、無意識に見返りを
求めていたことに気づいて、
「よし、今度こそ、
見返りを求めないぞ！！」
と "意識して" 同じように与えようとしても
確実に、失敗するんですよね...
何度かイタイやらかしをして、
私が学んだことは
「見返りを求めてしまう」
「奪ってしまう」
という無意識自体を
意識の力で変えようとするのは、
限りなく不可能に近いってことです。
だって、見返りを求めてしまうものは
求めてしまうんですもん。
無意識が枯渇してるのに
意識の力だけで
「与えなきゃ与えなきゃ･･･」とするのって
お腹をすかせた子どもに、
「食べたがるな！まず与えろ！！」と
言い聞かせているのと同じなんですよね。
（そのくらい無茶な話ってことです苦笑）
じゃあ、どうしたらいいのか？というと
見返りを求めなくてもいい状態に、
先になっておけばいいんですよね。
つまり、無意識を先に満たしておく。
見返りを求める必要がなくなるほどに。
そしたら、意識なんかしなくたって、
勝手に溢れたものを与えたくなります。
そのためには日頃から
自分を満たしておくこと、
それを最優先にすることが
重要なのですが。
ただ、この時に
多くの人がやりがちなのが、
自分の無意識（心からの望み）ではなく、
エゴの欲を満たそうとしてしまうんです。
いくらエゴの欲求を満たそうとしても、
エゴは「もっともっと」とキリがなくて
全然、満足してくれないどころか
どんどん枯渇していくんですよね💦
満たそうとしてるのに、反対に、
不足感 や 劣等感 ばかりが
募っていきます。
これがエゴの特徴です。
もし、あなたが、
自分を満たそうとしているのに
全然満たされない...という場合は、
エゴ満たしをしようとしている
可能性が強いです。
なので、
「与える」フェーズに行くためには
何をしたら、自分の無意識(心)が
満たされるのかを知っておく
ということが、
とても大切になってきます。
「与えると返ってくる」法則は
ビジネスをする人はもちろんですが
どんな立場の人にも当てはまる
万人共通のエネルギーの法則なので、
会社員の方なら、会社で昇進したり
専業主婦の方でも、旦那さんが昇進したり
何かしらの豊かさが巡ります
私も最近、自分を満たす大切さを
改めて実感しています。
本当にそこが全ての土台だなー、と。
その土台をつくらず、
「足りない」意識のまま
テクニックや知識のみに走ると、
本当〜〜に疲弊します･･･←経験ありw
「与えると返ってくる」の本質的な意味、
なんとなく伝わりましたでしょうか？
「与える」ことに苦しさを感じている方に、
今日の記事が参考になれば幸いです＾＾
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高橋 佳那
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