こんにちは
心理カウンセラーのKanaです
ここで少し私のバックグラウンド（経緯）を
書いておこうと思います( ´∀｀)
私は夫婦関係に悩んでいた2年前、
良妻賢母をうたったブログを読んだり
セミナーに参加してたことがありました。
セミナーには、
旦那さんに浮気されたり、モラハラされたり
離婚を言い渡されて別居されたり...
それでも夫婦再構築を目指してる女性達が
たくさんいたのね。
実際にそれで夫婦仲が良くなった人達も
たくさんいて、私もそうなりたい！と思って
言われたことを素直に実践してました。
旦那さんを立てて、褒めて、感謝して...
でも、私の場合はそれでどんどん
苦しくなっていってしまって。
言われたとおりにやればやるほど、
状況は悪化する一方だった。
でね、私自身、振り返ってみて思うのは
私はその頃はまだ、
男性への不信感、怒り、恨み、恐怖が
ハンパなくお腹に溜まっていたから
自己受容もできてなくて
不安と無価値感だらけだったから
それがあるまま、上っ面だけ
褒めたり感謝したり甘えたりしても
通用しないのは当たり前なんだよね(^^;)
頭（思考）でだけ、男性心理を理解して
わかったつもりになって
表面的な言動だけ変えて、
感情（女性性）の声はガン無視。
そりゃあ、うまくいかないよねー
と、今ならわかる( ´∀｀;)
一言でいうと、傷が深すぎた。
そこでいうと私のお母さんは
それ（良妻賢母）を実践して
モラハラだったお父さんとの
夫婦再構築を成功させた人なんだけど
でもお母さんが言ってたのは
心の傷がある程度、癒されてなかったら
本当の意味での良妻賢母の実践は
難しかったって。
お母さんの場合は、良妻賢母に出会う前に
10年くらい？さんざん自分の心の傷を
癒すということを自分なりにやってきてて
たまたまそのタイミングで
良妻賢母に出会ったから、
バチっと上手いこといったんだと思う。
良妻賢母も、どんなアプローチも、
その人の好みとタイミングに合っていて
それで実際に幸せになる人がいるなら
良いことじゃん？てのが
私の基本スタンスですが
当時の私には、
良妻賢母のアプローチは
時期尚早で（というか肌に合わなくて）
まずは深く自分と向き合おう、
親子関係を見直そう、というところから
自己受容心理学を学びはじめ
生い立ちの親子関係から
癒していくことにしたんですね。
もし、昔の私のような
男性への不信感、怒り、恨み、恐怖が
ハンパなくお腹に溜まっている人がいたら
まずはそれを吐き出して
自己受容して、傷を癒してほしいなって思う
でも、ある程度までは自分でやるんだけど
最終的なところ、
男性にしか癒せない傷というのがある。
男性（お父さん）に
傷つけられた傷は、
最後、男性を通してしか
癒せない。
それには、今まで否定して我慢してきた
「ワガママを言う」「本音でぶつかる」
「甘える」を、男性にやるしかないんだけど
本音でぶつかって甘えるって
めちゃくちゃ怖いよね。(T_T)
子どもの頃にそれをやって傷ついたとか、
そもそもそんなこと出来ないような環境で
育った人にとっては
ワガママ言う＝死！ぐらいの感覚。
だからこそ、
そこまでの恐怖を乗り越えるためには
自己受容の土台があり、
心の深いところでの安心感がないと
おりゃーー！！と全力ではいけない。
女性性を否定してたら絶対にできないの。
でもそこで勇気出して、
おりゃーー！！ってできたら
本当に本当に、男の人の愛の深さがわかるし
世界がひっくり返る。
その器の大きさに感動して、
心からの尊敬と感謝が勝手に湧いてくる。
そうなると良妻賢母を意識しなくたって
自然と男性を褒めたり感謝する言葉が
口から出てくるし
たとえ言葉として出てこなくても
そういうのは相手に伝わるものだから。
女性が幸せそうにしてる姿が
一番男性の自尊心を満たすから
小手先の褒め言葉とか表現とか関係なく、
幸せが循環するんです。
だから、怖いかもしれないけど
そこは、
がんばれ♡