ロバート·ロッセン 「ハスラー」(1961) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?






【英語予告編 Attack from the Planet B チャンネル  2015/6/25:3分20秒】



【作品紹介:「Wikipedia」より引用。】 


ポール・ニューマン演じる若きハスラー(日本では「ビリヤードをする人」という意味が定着しているが、本来はギャンブルで相手を騙して金を巻き上げる勝負師の意)と、伝説的なビリヤードプレイヤーとの対決を描く。ウォルター・テヴィスの同名小説が原作である。

それまでマーロン・ブランドやジェームズ・ディーンたちの模倣者として認識されていたニューマンが、初めて自分の演技スタイルを確立した作品だとニューマンの伝記作家エリック・ラックスは賞賛しており、ニューマンはこの作品で英国アカデミー賞男優賞を受賞した。

1961年度のアカデミー賞において作品賞や監督賞を含む8部門にノミネート、そのうち撮影賞と美術賞を受賞した。1997年にはアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。




【あらすじ:「Wikipedia」(上矢印)より引用。】 


自分こそが最強のハスラーだと信じるエディ・フェルソン (ポール・ニューマン) は、15年間不敗という伝説を持つビリヤードプレイヤー、“ミネソタ・ファッツ” (ジャッキー・グリーソン) 相手に真剣勝負を挑む。一時はファッツ相手に大幅に勝ち越すエディ、だが二人の勝負を観戦するプロの賭博師バート (ジョージ・C・スコット) はエディのことを負け犬呼ばわりする。一昼夜を超える死闘の末、憔悴したエディはバートの言うとおりファッツの強靭な精神力の前に完敗する。

傷心のエディを救ったのは自称「女子大生」のサラ (パイパー・ローリー) だった。エディとサラは互いに惹かれあい、同棲を始める。そんなある日エディはとある酒場でバートと再会、バートは、ファッツに勝つためにはビリヤードの才能だけではなく精神力が不可欠だと言う。更にファッツと再戦するためには大金が必要であり、その金を得るためには後援者の存在が欠かせないと説くバート。

寂れたビリヤード場で以前と同じようにけち臭いビリヤード賭博をしようとするエディ。勝負には勝ったものの、相手のハスラーによってエディは報復に親指を折られてしまう。サラの献身的な介護のおかげで無事骨折が癒えるエディ、そして彼はバートの提案を受け入れることを決意する。

バートの指示に従い、見事相手を打ち破り、大金を手にするエディだったが…。



作品紹介にある様に、それまでマーロン·ブランドやジェームズ·ディーンの二番煎じと言われていたポール·ニューマンが自身のスタイルを確立したと言われる出世作。ここから大スター、ポール·ニューマンの大躍進が始まった、映画史上にも残るべき作品だ。

とにかく、ポール·ニューマン、カッコ良過ぎなのだが、完全無欠のヒーローではないところも良い。ライバル、ミネソタ·ファツツ役のジャッキー·グリーソンも良いんだよね。男の美学という感じかな。今どき、ジェンダーでこういうふうに語るのはいけないのかもしれないのだが、なにせ1961年の作品だから許して貰おう。

映画はギャンブラーの話なのだが、実は人間としての生き方という普遍的テーマを扱っている様に思える。サラへもっと誠実な対応をエディがしていればということだが、バートの邪な生き方には巻かれなかったし、最後は、ミネソタ·ファツツとも判り合い、一種の友情の様なものが芽生えた様に思える。



【スタッフ·キャスト等:「Wikipedia」(上矢印)より引用。】
スタッフ
監督:ロバート·ロッセン
脚本:ロバート·ロッセン、シドニー·キャロル
原作:ウォルター·テヴィス
撮影:ユージン·シャフタン
キャスト
エディ·フェルソン:ポール·ニューマン
ミネソタ·ファッツ:ジャッキー·グリーソン
バート·ゴードン:ジョージ·C·スコット
チャーリー:マイロン·マコーミック
サラ·パッカード:パイパー·ローリー
上映時間·公開日
上映時間:2時間14分
米国公開日🇺🇸:1961年9月25日
日本公開日🇯🇵:1962年6月13日
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鑑賞日:2022年10月24日
場所:シネ·リーブル池袋





No.12463    Day 5138