【予告編 CINEMATEK ﾁｬﾝﾈﾙ 2021/8/25公開：2分02秒】
【作品紹介：｢Wikipedia｣より引用】
澎湖島の風櫃に住む阿清と彼の友人たちは悪戯や喧嘩をして日々を過ごしていた。阿清の父親は野球の試合中、球を頭にぶつけて以来、廃人同然となっている。
ある日、対立するグループとの争いが警察沙汰となり、家に戻れなくなった阿清らは高雄に行くことを決める。高雄に着いた彼らは、まず彼らの中の一人の姉美麗（張純芳）を尋ねる。彼女の計いで仕事と住まいを得ることができた。
阿清らのアパートには美麗と友達である黄錦和（陳博正）と彼と同棲する恋人、小杏（李秀玲）がいる。阿清らは彼女と出掛けたり、食事をしたりして親しくなる。阿清は小杏のことを意識しはじめる。黄錦和は阿清らも働く工場の部品を盗み出していたことがバレてしまったので小杏を置いて、船に乗って行ってしまう…
【結末までのﾈﾀﾊﾞﾚありのあらすじは｢MIHOｼﾈﾏ｣をご参照下さい｡】
【感想】
この前に観た｢冬冬の夏休み｣(1984)より一作前の作品であるが､小学校を卒業して中学に入学する直前の冬冬よりだいぶ歳上､主人公 阿清は年齢的には10代後半だろうか。冬冬の様な台北の中産階級の子供ではなく､田舎のそれ程裕福でない家庭のちょっと不良がかった少年だ。
だから､自分の少年期そのままではないが､似た様な経験は多かれ少なかれしているものだろう。私はあまり経験がないのだが､歳上の女性に憧れる気持ちは良く判るし､友だちと馬鹿なことをするのもさもありなんという感じ。ただ､過ぎ去りし日の想い出はどこか切なさが伴うもの。万国共通の感情の様である。
【ｽﾀｯﾌ•公開日•上映時間•ｷｬｽﾄ：｢Wikipedia｣(
)より引用】
)より引用】| 監督 | 侯孝賢（ホウ・シャオシェン） |
|---|---|
| 脚本 | 朱天文（ジュー・ティエンウェン） |
| 原案 | 朱天文（ジュー・ティエンウェン） |
| 製作 | 陳坤厚（チェン・クンホウ）、張華坤（チャン・ホワクエン） |
| 製作総指揮 | 林榮豊（リン・ロンフォン） |
| 音楽 | 李宗盛（リー・ゾンチョン）、蘇来（スー・ライ） |
| 撮影 | 陳坤厚（チェン・クンホウ） |
| 編集 | 廖慶松（リァオ・チンソン） |
| 美術 | 蔡正彬（ツァイ・ゾンビン） |
| 配給 | エンボディメント・フィルムズ |
| 公開 |  1983年 1990年7月4日 |
| 上映時間 | 101分 |
キャスト
アーチン（阿清）：鈕承澤（ニュウ・チャンザイ）
アーロン（阿栄）：張世（チャン・シイ）
グォズ：趙鵬學（チャオ・パンジュ）
アーホ（黄錦和）：陳博正（チェン・ポウチョン）
シャオシン（小杏）：林秀玲（リン・シウリン）
アーロン（阿栄）：張世（チャン・シイ）
グォズ：趙鵬學（チャオ・パンジュ）
アーホ（黄錦和）：陳博正（チェン・ポウチョン）
シャオシン（小杏）：林秀玲（リン・シウリン）