スーパーフォーミュラ(SF)第3戦(スポーツランドSUGO)観戦旅行記④(決勝レース) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?


昨日、6月23日(日)のスーパーフォーミュラ(SF)決勝レースのレポートです。

今回の菅生は、今シーズンの第3戦。
以下のとおり、この後も4戦が予定されており、全7戦でチャンピオンを争います。(↓)

第2戦までのポイントでは、第1戦 鈴鹿、第2戦オートポリス、共に2位、昨年のチャンピオン山本尚貴選手が首位。
第1戦優勝のニック・キャシディ選手が2位、第2戦優勝の関口雄飛選手が3位に付けています。(↓)

前日、6月22日(土)の天気とアクシデントに翻弄された予選の結果、最終的なスターティンググリッドは次のとおりです。

( )内は所属チームとエンジンを示します。SFは、シャシーはダラーラSF19によるワンメイクですが、2Lターボエンジンは、トヨタとホンダの2メーカーが供給、Tはトヨタ エンジン、Hはホンダエンジンを示します。
また、外国人ドライバーについては、出身国も入れました。

ポール ポジション:山本尚貴(ドコモ チーム ダンデライオン レーシング、H)
2番グリッド:野尻智紀(チーム 無限、H)
3番グリッド:ルーカス・アウアー(オーストリア、B-Max レーシングwith モトパーク、H)
4番グリッド:塚越広大(リアル レーシング、H)

5番グリッド:小林可夢偉(カロッツェリア チームKCMG、T)
6番グリッド:福住仁嶺(ドコモ チーム ダンデライオン レーシング、H)
7番グリッド:牧野任祐(TCS ナカジマ レーシング、H)
8番グリッド:アレックス・パロウ(スペイン、TCS ナカジマ レーシング、H)

9番グリッド:平川亮(ITOCHU ENEX チーム インパル、T)
10番グリッド:石浦宏明(JMS P.MU セルモ INGING、T)
11番グリッド:ハリソン・ニューウェイ(イギリス、B-Max レーシングwith モトパーク、H)
12番グリッド:大嶋和也(UOMO SUNOCO チーム ルマン、T)

13番グリッド:国本雄資(KONDO レーシング、T)
14番グリッド:ニック・キャシディ(ニュージーランド、ヴァンテリン チーム トムス、T)
15番グリッド:関口雄飛(ITOCHU ENEX チーム インパル、T)
16番グリッド:坪井翔(JMS P.MU セルモ INGING、T)

17番グリッド:中嶋一貴(ヴァンテリン チーム トムス、T)
18番グリッド山下健太(KONDO レーシング、T)
19番グリッド:ダニエル・ティクトゥム(イギリス、チーム 無限、H)
20番グリッド:アーテム・マルケロフ(ロシア、UOMO SUNOCO チーム ルマン、T)

14時20分になり、1周のフォーメーション ラップの後、20台のマシンのエンジンが咆哮し、各車一斉にスタートしましたDASH!ビックリマーク

上位陣に大きな順位の変動は無い模様。

オープニングラップ、ターン3からターン4の動画(7秒、音量注意)もどうぞ( ゚∀゚)

しかし、いきなり1周目が終ったところで、ミディアム タイヤを装着してスタートした8台のマシンが続々とピット インして、ソフト タイヤに履き替えて出て行きますDASH!ビックリマーク    下の画像は、ピットに入って行く小林選手のマシン目

SFは、ドライ コンディション レースの場合、ミディアム タイヤ(グリップ力はソフト タイヤに比べて低いが対摩耗性が高い)とソフト タイヤ(逆にグリップ力はミディアム タイヤに比べて高いが対摩耗性は劣る)の2種類両方を使用しなければならないというルールがあるため、全車必ず1回はピット インしなければならないのです。(その際、要すれば給油も行なう。)

今回のレースは、1周約3.7kmのコースを68周するので、走行距離合計は約252km。スポーツランドSUGOは、極端なストップ&ゴーが少なく、中高速コーナーの連続なので、タイヤへの負担が比較的小さく、67周(約248km)は、ソフト タイヤでも何とか走り切れるという読みだと思われますびっくり

4周目のターン3からターン4の動画(18秒、音量注意)目

ソフト タイヤでスタートした山本尚貴選手は飛ばしに飛ばし、5周が終ったところでミディアムからソフトへのタイヤ交換義務を終え、ソフト タイヤで追い掛けている9台(8台に加えてもう1台がミディアムからソフトに交換)のグループの先頭(12位)の野尻智紀選手に37秒の差を付けています。(↓)


12周を終えて、上位8台を形成しているのは、トップ山本選手、以下、ルーカス・アウアー選手、牧野任祐選手、ハリソン・ニューウェイ選手、平川亮選手、アレックス・パロウ選手、関口雄飛選手、中嶋一貴選手の8台となりました。
このうち、平川亮選手を除く7台がソフト タイヤでスタートして逃げている組。5位の平川亮選手のみ、ミディアム タイヤでスタートしてまだソフトに交換せずにそのまま走っています。(↓)

逆に、ミディアム タイヤでスタートしてソフト タイヤに交換した組は、9位の野尻智紀選手、以下、福住仁嶺選手、ニック・キャシディ選手、小林可夢偉選手、山下健太選手、石浦宏明選手、国本雄資選手、塚越広大選手、大嶋和也、坪井翔選手、ダニエル・ティクトゥム選手、アーテム・マルケロフ選手です。

従って、ソフトで引っ張っている山本選手以下8台(平川選手のみミディアムで引っ張っていますが)を仮にA組として、9位の野尻選手以下12台をB組とすると、B組は既にタイヤ交換/ピット イン義務をこなしているので、約42-43秒(SUGOのピット インのトータルのロス タイムがそれくらいと言われている)、A組に対してアドバンテージを持っていることとなり、

27周が終った時点で、A組トップの山本選手と、9位、B組トップの野尻選手との差は38秒強で、この時点ではまだ野尻選手が実質的にレース リーダーだと言えます。しかし、山本選手も毎周プッシュを続けて、野尻選手との差をじわじわ広げていきますおーっ!

そして、山本選手は、ついに48周目には野尻選手との差を51秒に広げましたDASH!ビックリマーク 名実共にレース リーダーです爆笑

一方、B組3位の小林選手が、長く手こずっていたB組2位のキャシディ選手をメイン ストレートからターン1への飛び込みでかわして、B組2位に上がります(51周目)ウインク



満を持して、52周目に山本選手はピット インチュー


チームも綺麗にピット作業を決めておねがい、ピット アウトDASH!ビックリマーク 余裕を持って野尻選手の前に出ました爆笑


そして、B組の野尻選手に悲劇がビックリマークえーん
アウアー選手にも前に行かれ、3位となっていた野尻選手でしたが、その2位のアウアー選手に仕掛けようとして、56周目のターン1で痛恨のスピン アウトあせるあせるあせる
しかし、決して諦めない野尻選手のファイティングスピリットは見事でしたグッド!グッド!グッド!

野尻選手のスピンにて、この日初めてセーフティ カーが入り(SUGOはコースが短く狭く、それでいて平均速度は高いので、アクシデント率高く、セーフティ カー出動率も高い)、セーフティ カー開けの61周目、山本選手が鮮やかにリ・スタートを決めますラブが、

マッチ今度は、坪井選手がSPイン コーナーで単独スピンあせるあせるあせる

また、セーフティ カーが入り、

66周目にリ・スタートDASH!ビックリマーク
デジャヴの様に鮮やかな山本選手のリ・スタートDASH!ビックリマーク

ここで3位の小林選手が、周回遅れに引っ掛かった2位のアウアー選手の脇をすり抜けて、2位に浮上DASH!ビックリマーク爆笑
さすが、Mr.オーバーテイクグッド!グッド!グッド!



いよいよ伊代松本、68周目、ファイナル ラップDASH!ビックリマークおーっ!

山本尚貴選手優勝DASH!ビックリマークフラッグフラッグフラッグ おめでとうございますクラッカークラッカークラッカーチョキチョキチョキ爆笑爆笑爆笑

2位、小林可夢偉選手爆笑、3位、ルーカス・アウアー選手爆笑



【順位取りまとめ:AUTOSPORTよりの引用(→)】

AUTOSPORTによるレース・レポート(→)
私のヘッポコ レポートと違って、もっとちゃんとしたレポートです。ご興味おありの方はどうぞ(*・∀・)

こちらもどうぞ( ゚∀゚)
【スーパーフォーミュラ公式動画・決勝:13分18秒】



宮城県から無事帰宅したオッサンからの投稿







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