先日、
東京法務局城南出張所と東京司法書士会大田支部の
「担当者実務協議会」
に参加してきました。
出張所側は所長を始めとした、
統括登記官、登記官といった実務に精通されている方々が出席し、地元の大田支部の司法書士と登記実務の問題等について意見・情報交換をする会です。
実際確認したことはありませんが、
全ての管轄法務局とそのエリアの司法書士会の支部で行われているわけでは無いようです。
当事務所は、よほどのお客様との約束がない限り、
この協議会には参加させていただくことにしてまして、
とにかく身になる会です。
(その割に参加司法書士の数が増えないのが不思議です)
今回も、
最近多く見られる登記の補正事例や
申請する上で注意して欲しいこと、
新しい制度についての情報提供
などいいお話をいくつも聞くことができました。
4月1日から始まる相続登記の義務化とセットでスタートする「相続人申告登記制度」についても最新の情報が得られるかなと期待していたのですが、
1月27日までパブリックコメントが行われていることもあり
『不動産登記規則等の一部を改正する省令案の概要に関する意見募集』
新しい情報を得ることはできませんでしたが、
現時点で公開されている確定情報から、相続登記の義務化に向けて、また相続人申告登記についてお客様にどのように説明するのが良いのかを考える良い確認の場にはなりました。
それにしても、
4月1日からスタートする制度の詳細自体が、現場(登記所)に降りてくるのが3月中旬くらいというお話を聞いて、
一般企業だけでなくお役所も大変だなと、今まで以上に登記所の職員の方に優しい気持ちで接しようと心に決めたのでした。
相続手続きなら 大田区池上の
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
【相続登記のご相談専用サイト】