元八百屋の司法書士 小林彰のブログ

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『いらっしゃいませ』と『店内放送』では司法書士業界ナンバー1の元八百屋の司法書士小林彰のブログ
地元大田区で相続手続を中心に日々奮闘し、大田区の公立小中学校でキャリア教育授業を展開する団体『みらいエール』の事務局長も務める。そんな司法書士の雑文ブログです。

大田区にお住まいの方なら、一度は耳にしたことがある

「蒲蒲線(新空港線)」。

 

「本当にできるの?」
「いつ開通するの?」

 

そんな声を耳にすることも少なくありませんが、いよいよ計画が大きく前進しました。

 

先週末の7月17日と19日、「カムカム新蒲田」で都市計画素案の説明会が開催され、新駅の構造や関連施設など、これまでより具体的な計画が明らかになりました。

 

 

今回の説明会で、私が特に注目したポイントは次の3つです。
 

① 京急蒲田駅地下に整備される「蒲田新駅(仮称)」の構造
ホームは1面2線の切り欠きホームとする計画で、限られた地下空間を有効活用した構造が示されました。
京急本線・空港線の直下という制約のある場所ならではの工夫が盛り込まれています。

② 東急蒲田駅付近への車両留置施設の整備
東急多摩川線は矢口渡駅付近から地下化される予定ですが、現在の東急蒲田駅付近のスペースを活用して車両留置施設が整備される計画です。
将来の安定した運行を支える重要な設備となります。

③ 将来の8両編成運転への対応
東横線方面からの乗り入れも視野に入れ、多摩川駅や下丸子駅のホーム延伸などの整備が予定されています。
現在の3両編成を前提とした多摩川線の姿も、将来的には大きく変わる可能性があります。

私は大田区で司法書士として18年間、相続や不動産の手続きに携わってきました。街のインフラが大きく変わる時には、不動産や地域の暮らしにも少なからず影響を与えることを日々感じています。

過去には、目蒲線が多摩川線となる、そんな変化もありました。

例えば、下丸子や矢口渡周辺の利便性が向上すれば、将来的には周辺不動産の価格や路線価などにも影響を与える可能性があります。

そうした変化は、ご実家を「残すのか」「売却するのか」といった相続時の判断や、ご家族で財産について話し合う際の前提条件にも少しずつ影響してくるかもしれません。

蒲蒲線は、令和20年代前半の開業を目標として整備が進められており、実際に利用できるようになるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

しかし、都市計画が決まり、工事が進めば、沿線の風景はこれから少しずつ、そして確実に変わっていくでしょう。
鉄道の延伸は、単に交通の利便性が向上するだけの話ではありません。街の未来を変え、その変化はやがて不動産や相続にも少しずつ影響を与えていきます。

地域密着の司法書士として、法律だけでなく、街の変化や暮らしの変化にも目を向けながら、相続や不動産に役立つ情報をこれからも発信していきたいと思います。

 

司法書士事務所ワン・プラス・ワン

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キャリア教育でこども達のみらいを広げる「みらいエール」

そうぞくガイド 三菱UFJ銀行

今日は少し暑さが和らいだ時間帯を見計らって、わが家のフレンチブルドッグたちと過ごしたあと、車で涼み処を目指してのんびりドライブしてきました。

夏のこの時期はアスファルトの照り返しが厳しく、犬たちを連れて長時間歩くことは難しいため、どうしても車での移動が中心になります。

長年、相続や不動産の実務に携わっていると、どうしても抜けない「職業病」があります。

例えば、車で細い路地を通ると、その奥にある旗竿地(はたざおち)が気になります。

「この土地は、建築基準法上の接道義務を満たしているだろうか。」
「接している道は、建築基準法上の『道路』に当たるのだろうか。セットバックはどうなってるんだろう?」

そんなことが、自然と頭に浮かんできます。

また、人の気配が長く感じられない空き家を車窓から見かけると、
「相続でもめてるのか?」
「空き家になってから、もう何年も経っているのだろうか。」
そんな背景まで、つい想像してしまいます。

もちろん、実際の事情は分かりません。

しかし、私たち司法書士は日々の実務の中で、
「もっと早く相談していれば、こんなに大変にならなかったのに」
というケースを数多く見てきました。

相続が発生してから何年も経過すると、相続人が増えたり、連絡が取りづらくなったり、必要書類の収集が複雑になったりして、手続きの負担が大きくなることがあります。

だからこそ、街で空き家を見かけるたびに、「この家も、もしかしたら?」と考えてしまうのです。

一方で、そんなことを考えながら運転している私の横では、フレンチブルドッグたちは高いびき。
 

我ながら、なかなか職業病が抜けません(笑)。

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本日は、私がライフワークの一つとして参加している、少し変わった、しかし非常に熱い交流会についてお話しさせてください。

 

その名も「語呂会(ごろかい)-4000-」。

 

 

きねや不動産株式会社の楯岡悟朗さんと共に立ち上げたこの会は、一言で言えば「毎月1回、本格的な四川麻婆豆腐を味わい尽くす」交流会です。

 

そして先日、この語呂会が、ついに第100回という大きな節目を迎えました。

 

振り返ってみれば、第1回を開催したのは2018年4月。

上野の「晴々飯店」から語呂会の歴史は始まりました。

 

そこから8年以上にわたり、毎月欠かすことなく、東京や神奈川の麻婆豆腐が楽しめるお店を巡り、額に汗をかき、舌を痺れさせながら、メンバーと美味しくも刺激的な時間を共有してきました。

 

 

もちろん、この歩みは決して平坦なものではありませんでした。

特に忘れられないのが、コロナ禍です。

飲食店で集まることができなくなったあの時も、「ここで語呂会の流れを途切れさせたくない」という思いだけは、皆が同じでした。

 

そこで事前に運営側で参加人数分のレトルト麻婆豆腐を購入し、一人ひとりにレターパックで郵送。

開催日当日には、それぞれが自宅や事務所で同じ麻婆豆腐を調理し、Zoomで画面をつなぎながら、一緒に同じ麻婆豆腐を囲む、そんな企画も何度か行いました。

 

同じ時間に、同じ麻婆豆腐を味わいながら語り合う――。

場所は離れていても、「語呂会らしさ」は何一つ変わりませんでした。

 

また、飲食店での会食が難しかった時期には、会員の事務所へそれぞれがテイクアウトした麻婆豆腐を持ち寄って開催したこともあります。

 

形は変わっても、一度も火を絶やすことなく続けてきたからこそ、今回の第100回という節目を迎えられたのだと思います。

 

 

そして迎えた2026年7月の第100回。

 

記念すべき会場に選んだのは、第1回と同じ、上野の「晴々飯店」でした。

 

原点となったお店で、当時と変わらぬ麻婆豆腐を囲みながら仲間と語り合えた時間は、この8年間の出来事が一気によみがえるような、感慨深いひとときでした。

 

語呂会には、不動産会社の方をはじめ、美容師、弁護士、司法書士、土地家屋調査士、飲食店ほか、さまざまな分野の仲間が集まります。

仕事を離れ、同じ麻婆豆腐を囲みながら本音で語り合える関係は、何ものにも代えがたい財産です。

 

「継続は力なり」と言いますが、100回という節目はゴールではなく、新たなスタートでもあります。

 

支えてくださった仲間への感謝を胸に、第101回、そして200回へ。これからも熱く痺れる麻婆豆腐と、温かいご縁を大切に育んでいきたいと思います。 

 

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キャリア教育でこども達のみらいを広げる「みらいエール」

そうぞくガイド 三菱UFJ銀行

7月17日、金曜日。 

今週も一週間、皆さま本当にお疲れさまでした。

明日からは「海の日」を含む3連休ですね。

 

さて、週末を前にした今夜は、法律の難しいお話から少し離れて、私の日常のちょっとしたエピソードを書いてみようと思います。

 

当事務所では、直接オフィスにお越しいただいてのご相談だけでなく、ご希望があれば積極的にご自宅などへ伺う「出張相談」もお受けしています。 

ご高齢で外出が難しい方や、住み慣れたご自宅の方がリラックスしてお話しできるという方もいらっしゃいますので。

 

そんな訪問先で、実はかなりの高確率で起きる「ある現象」があります。

それは、ご相談者様がご自宅で犬を飼われている場合、その犬が私の足元やカバンを、それはもう熱心に「クンクン」と嗅ぎにやって来ることです。

 

 

「誰だこいつは?」という初対面の訪問者に対する警戒心もあるのでしょうが、もしかすると、どこかで「犬と暮らしている人の匂い」を感じ取っているのかもしれません。

 

というのも、わが家には2匹のフレンチブルドッグがいるわけですが、そのうち1匹は毎日私と一緒に寝ています。 

毎日一緒に生活している私自身はすっかり鼻が慣れてしまって全く気づきませんが、どうやら私の衣服や身体には、犬と暮らしている人ならではの匂いが残っているようです。

人間には分からないほど微かな匂いでも、優れた嗅覚を持つ犬たちには分かってしまうのかもしれません。

 

足元でクンクンしている犬を見て、ご相談者様から「あら、先生も犬を飼っていらっしゃるんですか?」と笑顔で声を掛けていただくこともしばしばあります。

 

私たちが扱うご相談は、どうしても心理的な負担や緊張を伴うテーマが少なくありません。極力使いませんが専門用語も難しいです。

そんな時、この「犬飼いの匂い」がきっかけとなって、しばらく犬談義に花が咲き、その後の相談がスムーズに進むこともよくあります。

 

 

明日からの3連休。

私も、最近の雨と高温多湿でほとんど散歩に行けず、すっかりストレスを溜め込んでいるわが家のフレンチブルドッグたち(私の「犬飼いの匂い」の元です)のストレス解消に、たっぷりと付き合いたいと思います。

 

皆さまもどうぞ良い週末、そして素敵な3連休をお過ごしください!

 

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本日は、日経新聞などでもたびたび取り上げられ、私たちの実務にも直結する「ある法改正の動き」について書いてみたいと思います。

それは、「デジタル遺言」の創設に向けた議論です。

現在、ご自身で作成する自筆証書遺言は、原則として全文を自筆(手書き)で作成しなければなりません(財産目録はパソコン等で作成することが認められています)。

そのため、高齢の方にとっては全文を手書きすることが大きな負担となることも少なくありません。

また、形式面の不備によって無効となるリスクもあり、「もっと利用しやすい制度にできないか」という問題意識から、現在、法制審議会ではスマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を活用した新しい遺言方式の創設が検討されています。

私自身、日々の業務において、生成AIをはじめとするデジタルツールを積極的に活用しています。ですから、「遺言のデジタル化」という方向性そのものには大いに期待しています。

より多くの方が、ご自身の意思を残しやすくなるのであれば、社会にとっても大きな前進になるはずです。
業務柄、遺言がないが故に相続で苦労される方もたくさん見てきましたから。


ただ、この業界に長く身を置く実務家としては、テクノロジーだけでは解決できない「もう一つの壁」も強く感じています。

それは、
「本当に、ご本人が自由な意思でその遺言を作成したのか」
という点です。

遺言を巡る争いでは、「形式が整っているか」だけでなく、
・作成当時に十分な意思能力があったか
・誰かの強い影響や誘導を受けていなかったか
といった点が争点になることは少なくありません。

デジタル技術によって本人確認の精度は高められるでしょう。しかし、その場で誰かが心理的な圧力をかけていなかったか、ご本人の本当の気持ちだったのかという部分まで、システムだけで確認することは簡単ではありません。

だからこそ、どれほどデジタル化が進み、スマートフォンなどで遺言を作成できる時代になったとしても、私たち専門家が果たす役割は変わらないと思っています。

ご本人と直接お会いし、雑談も交えながら、その方が本当に何を望んでいるのかを丁寧に伺うこと。
そして、ご家族が将来争うことのないよう、法的な安全性にも十分配慮した遺言づくりをお手伝いすること。

フォーマットが「手書きの紙」から「デジタルデータ」に変わっても、そこに込められた想いをくみ取り、確かな形にする、そこは決して変わらないと感じています。

制度が変わることで、さらに私たち司法書士の役割が大きくなるのかもしれません。

 

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