ー 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記 -3095ページ目

道場破り? 1

誰にでもできる・堤下空手教室



私が空手を始めた30年前くらいにはもしかして道場破り?みたいな時代錯誤的な感じの人達がまだ少し残っていました…


ウッ( ̄▽ ̄;)



そんなこともあってか
道場では師範が


「道場破りが来たら最初に緑帯を出すから!」


と話しをしています。

当時、高校一年生で緑帯だった私は


「お、俺が出るのか…」

ドキドキ(。。;)


と、緊張したことを覚えています。


「道場破りが来たら絶対にただでは帰さないように」

ということはよく言われていたのでもし戦ったらこうしようとかああしようというようなシュミレーションは頭の中でしていたものです(笑)



ある日…

私用で稽古に遅れてしまい道場へ向かって急いで自転車を漕いでいました。


道場が見える位置50メ-トル前まで
来たときに「オラァ!」という怒声とともに道場から何かが凄いスピードで飛び出て来たのです…


ナンダΣσ(゜д゜;)!!





それは………



中年のおじさんでした……



誰にでもできる・堤下空手教室

帯の価値

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昔ある先輩から

「自分が締めている帯の価値を決めるのは自分自身だ」

と言われたことがあります。



また…

「帯は実力が付いたからもらえるのではないよ、その帯を渡すことで君が頑張ってその帯に見合った実力を付けることまでを見越して帯を預けているんだよ」

という話しも聞きました。

審査会で合格をして帯をもらって慢心することを戒めてくれたのでしょうが


私はとてもいい言葉だと思います。



これは空手の段や級が、
ただの資格ではなく人間教育のためのシステムだということを指しています。



「何ができれば次の審査を受けていいのですか?」

と父兄や生徒からよくこういう質問を受けます。


一応、道場で決められた
基準がありますが、それは次の審査を受審するための必要最低限の目安でしかありません。



一番大切なことは日頃の稽古への参加率や稽古態度です。

こう答えると

「では週に何回くれば、審査は受けられますか?」

と聞かれ
私は困ってしまいます。


「三回です」と答えたら
次の審査までは三回来ますがあとは来なくなります。

結局、審査を受けるための必要最低限度のことしかしようとしないのですね。




たぶんどこの道場でも実力がない生徒に審査を受けなさいとは言いません。


審査を受けてみたらと
勧められる生徒は
それなりに次の審査の準備が整い、

先生のほうでも8割方合格するであろうと思っている人間に声を掛けています。



日本では練習するときに

「稽古」

という言葉で呼びます。



これは

「古をかんがえる」

という意味です。


過去の自分を振り返り
悪いところを反省して

自身の成長を促すのです。


ですから
ただ稽古に参加して
言われたことしかしないのは稽古とは言わないと私は思います。



せめて前回の審査会で指摘された問題点をきちんとクリアしてから、次の審査や帯のことを考えるようにしましょう。



「帯は実力が付いたからもらえるのではないよ、その帯を渡すことで君が頑張ってその帯に見合った実力を付けることまでを見越して帯を預けているんだよ」



そういう部分をもっと父兄の方達や生徒達に理解して頂けたら嬉しいなと思います。

ヽ(・∀・` )ノ




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瓦何枚割れますか?

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昔から空手をやっていますと話しをすると


決まり文句のように


「瓦何枚割れるんですか?」


「黒帯ですか?」



「何段ですか?」



とか聞かれます。

とくに


「何段ですか?」


の質問のあとには


「六段ですか?七段ですか?」

と続きます。




極真空手は初段を取るだけでも
大変でしたので、
そんな六段や七段なんか
簡単に取れるわけないじゃないか日本に数人しかいないよ
…と答えに困っておりました(笑)

( ̄▽ ̄;)



※現在では高段者がだいぶ増えたようです。




この手の質問は空手をやっておられる方なら流派を問わずに皆さん経験されているのではないでしょうかね(笑)




私の友人の外国人が
日本人は外国人がいると

必ず


「何処の国の人ですか?」


「日本語お上手ですね」


「何をしに日本に来たんですか?」



という質問をする


日本に来てからこの質問に対する答えをどれだけして来たことだろう…


と、ぼやいていましたが、なんか我々が質問されていることと似ていて笑ってしまいました(笑)




日本人の感覚で言うと
初めての相手の情報がないから話のきっかけになればと気を遣って質問しているのですけどね、



確かに何百回も同じ受け答えをしているとそんな気持ちにもなってしまうのかもしれませんね(笑)




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