魔女にも急所あり | キャリアウーマンは魔女になる

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魔女にも急所あり

 

 

 

 

朝起きると、顔が重い

ふと、鏡を覗くと

 

顔面中央から右頬に流れるようなミミズ腫れ
 

 

突然の出没に

 頭は錯乱状態・・・
何が起きたって?

 

私は暫くぶりの帯状疱疹ウィルスに

顔面の支配を受けた


これが魔女の急所になった

 

その時からの私は

顔面の神経がどこを支配しているかを実感し

ただ、ひたすら

治るのを待つのみ

 

明らかに強大な悪魔に

体を乗っ取られた

 

その悪魔が好きなだけ

私の弱さを食い尽くし

全てを削ぎ落とした時

 


 

 

私は更なるレベルアップした魔女になっていた

 

 

 

 

28歳の時の私は、将来のキャリアウーマンを目指すために

必死で仕事に精を出し疲れがいつも私を襲っていた

おまけに

長く付き合っていた男性とも別れたばかり

 

或る日

朝、顔面の感覚がおかしいことに気づき

鏡を見た

その時の私の顔面は

両目周囲と左頬にミミズ腫れが出没していた

そんなことなど無視して

顔中に絆創膏を張り巡らして

出勤した

 

上司が私の顔を見るなり

「醜い」・・・

一言つぶやかれた。

私がこんなに一生懸命やっているのに

何で?

 

顔中が痛く

私の頭蓋骨にダンスしながら

踏み潰されているような

そんな痛みに耐え続ける

 

 

 

私の心はズタズタとなった
仕事を無理しないで、などと
誰もこの私を優しく慰めようとしてくれない
私は、なんて寂しい女でしかないのか
 
別れた男性に後追いすることも私が許せず
ただ、ひたすら
顔面の腫れが引き
痛みが消えるのを待ち侘びた
 
そうこうしているうちに
何とか元に戻り
普通の日常を送ることができるようになった
 
そこから、何十年と
私はこの奇怪なウィルスに
数年ごとに侵されることになった
 
ある時は
右目周辺
ある時は
右側の頬から耳にかけて
 
これがどんなに私を痛めつけてきたか
いつもビクビクしながら
この時を迎えている
 
痛みは不思議なことに慣れが出てくる
帯状疱疹後も風が吹いても痛むという人もいる
なぜか私は
これが数年に一度の儀式のように
グッと堪える忍耐だけは出来上がった
 
怖いのは、目に感染すると失明
耳に感染すると難聴
そして頭蓋内に感染すれば髄膜炎だと
いつも医師から説明される
 
それだけは避けたい故に
この期間中の私は
じっと床の下でじっとして痛みを耐えている猫のように
本来の私を消すことだけは覚えた
 
 
ところが  です。
 
今回ようやく理解できました
 
私がこの帯状疱疹に侵されるのは
実は心が崩れた時
 
確かに私は自分の身体をいつも過信しています
それが原因かと思いましたが
そうではなくて
 
私のマインドセットが崩れた時
この時に悪魔が忍び寄ることがわかりました
そうなんです
辛い事は、この歳になれば両手以上に数えられます
でも、その辛さではなく
或る時急に私が自分に自信がなくなくなります
この時に私は、それまでの構築したマインド形成が
崩壊するのです
 
その時に魂は悪魔に乗っ取られることになります
そこから暫くは私の再生のために
悪魔に支配させるのでしょう
 
だから
私は自分の魂と完全に一致させることが
最後の仕上げです。
 
最初の人から慰められることのなかった私は
もう、どこにもいなくなりました
 
私は誰にも頼ることなく
でも、素直に人に弱さを見せられる
そんな魔女になっていました
 
あと、残されることは
私が
私の魂を
しっかりと愛することでしょう
 
まだまだ
ここは
愛の深さが不足のようで
私は私の体内に潜むものに
もう少しだけ
魂の目覚めに向き合わせる必要があります
 
これが私の悪魔の正体
そして私は最高峰の魔女になるために
あと少し
少しだけ魂に問いかける
 
 
それをあなたに
私が悪魔に支配され続けたことを
する必要はない
 
そうあなたには
私がいる
私があなたに愛を与える
 
だから
あなたは心配しないで
あなたは魔女になれるのです