――日記――散文。 | 晴れわたる青空の下で

晴れわたる青空の下で

人類の歴史は、「侮辱された人間が勝利する日」を、しんぼう強く待っている。インドの詩人タゴール

大きな空に漂う雲
雲の色は灰色で
流れる雲の合間に月明かりが見え隠れしている
烏が闇夜に紛れカアカアカアカアと鳴いていたような
同じ公園同じ空
優秀な心持ちで見上げる空は美しく輝いている
紺色の闇夜に溶け込んだ永遠を秘めた夜気を掻き分けながら歩む私に一粒の黒い飴玉
バリバリと噛み砕いて
歯が鈍く痛む
公園の水道水を口に含んで吐いた
えずいて両手で汲み上げた水の透明さなど
あの頃の薄氷を張った水瓶の水と眩しい冬の蒼くて綺麗な陽光に比ぶれば濁り水のようなものだ
そんな濁り水のような水道水も今の私には命の水であり
私とこの街を繋ぐ頼もしく力強い存在だ
たとえ
そこで血を吐いたとしても
その美しさと生命力に深い感動を覚え
私は躍動感溢れる気持ちを抑えきれずに地面を拳で力一杯叩くのだ