完全に想像していた「泣き」を超えてきた…
いや~~号泣しましたね。
嗚咽で声が出て、恥ずかしくて思わず周りを見回してしまいました。
50過ぎたおっさんがこんなに泣く?ってぐらい洪水が目からあふれ出ていました。
だってジャッキーですから。
僕の青春であり、彼と共に歳を取り、彼の出演するすべての映画を観てきて、代表作はすべてDVDを持っています。
そんなジャッキーが50周年記念大作なんですよ。
なのに
なのに
イオンシネマでは上映すらしていない。
仕方なく北島シネマサンシャインへ
北島でも、昼1回、夜1回の2回の上映で、5月31日から上映開始されて、6月中旬には上映終了っていうんですから。
なんじゃそりゃ!
あまりにも冷遇されてません?
いくらジャッキーが歳をとったからといって、こんな仕打ち…
なので、ガラガラの映画館で昼間っからひとりで観てきましたよ。
さて…
泣きのポイントは3か所です。
①老いたジャッキーが痛々しいのですが、それでもあの独特のコミカルな戦闘アクションシーン。
そして、劇中に彼の若かりし頃のアクションシーンの映像がスピンオフとして流されるわけなんです。
それが、プロジェクトAであり、ポリスストーリーであり、プロジェクトイーグルやプロテクター、サンダーアームと数々のあのシーンです。
ファンならみんな知ってるあの大怪我のシーン
それを娘が、お父さんはこんな命がけで仕事してきたんだと感慨深げに泣きながら見ている場面があるんです。
こんなん、俺も泣くに決まってるやん!
②そして、そう、その娘がいるんですが、この子がまたかわいいのなんのって。
リウ・ハオツン(役はシャオ・バオ)っていうらしいんやけど、めちゃくちゃ愛くるしくて、ヤバいんです。
そして、父のことが嫌いで、父であるジャッキーが、なんだかかわいそうな哀れなお父さんなんですよ。
でも、愛馬のチートゥの存在を介して、だんだん心を通わせていく…というのが、これまた泣けるんです。
③そしてそして、チートゥとの別れのシーンです。別れて去っていくジャッキーの車の後をチートゥが追いかけてくるんですよね。しかもぬかるみに足をとられて転びながら。
ああもう限界。
涙腺は正木ダムの放流のごとく決壊しました。
それとですね、もうひとつ泣きポイントとして、吹替えに引退を表明した石丸博也さんが、またやってくれたってこと。
そりゃそうよ。
ジャッキーの声を石丸さん以外の人の声では聴けないよ。
まあ、感情が揺さぶられた2時間だったですわ。