ここでスタジオから、最後の結論へと流れが動いていきます。


アナウンサー)

西田先生、改めて、こうした声を挙げて苦しんでいる人たちへの、周り、社会の理解や支えが、乏しいのはどうしてなんでしょうか?





西田氏)


日本社会では、宗教の問題をタブー視する傾向があるからではないかと思います。

というのも「宗教とはどういうものなのか」と言ったような、ちゃんとした教育がないからじゃないか。

つまり、知識が無いから、そこに振られても、話や意見が出来ない。

特に、人権侵害の問題を議論する事が、日本社会ではあまり無いので、子供の人権と言っても「かわいそう」に思っても、どうしてあげたらいいのか、よく分からない。


そのような事から、「タブー視」が起きていると思います。





アナウンサー)


例えば、周りの社会、環境が何か支援に向けて出来ること、とかは考えられるでしょうか。



西田氏)


まず、そういう息苦しい人生を送らされている人々(について)の知識を持つこと。


それを背景にして「困っている人を助ける」という行動になると思うのですが、「自分の自由な生き方をしたい」と言っている当事者がいるならば、何らかの協力は可能だと思うんですね。


例えば、シェルターの様な物を作って、

経済的な支援、生活の支援、そして教育を受けさせる様な支援。

と言った事が、社会的なシステムとして、成立する事ができれば、彼らの未来がかなり明るくなるかと思います。




アナウンサー)

では、今、私たちに出来ることは、どんな事でしょうか。



西田氏)

第三者の私たちからすると

何が本当で何がどこまでが問題なのか線引きが難しい。

いわゆる「グレーゾーン」と判断せざるを得ない所です。


とすると、

具体的な人権侵害だと言えるものを

ちゃんと確認する事が出来ないと、現場を押さえる事も出来ない。訳なんです。


その、グレーゾーンの一つ一つの子供の権利を議論する必要あるのだろう。

例えば、年齢が小さい場合は、親の権利は強くなってくる、

そうなるとその背後にいる教団の意見も、強い影響力を持つ可能性もあるだろうけれども、


段々と成長して行くと、子供本人の自由な意思や権利が大事にされる。というのが、私たち社会の仕組みだと思いますので、


そういった、親の立場や、背景にある宗教団体の立場に対して、

子供たちの立場が、どうズレていて、どう折り合いを付けて行くべきなのか。を、

グレーゾーンとして我々はしっかりと捉えて、検討して行く姿勢が大事なのだと思います。



アナウンサー)


はい。

まずは、「認識して議論するところから」…

という事ですね。


西田先生ありがとうございました。

かんさい熱視線、今日はこれで失礼致します。



〔番組の終り〕









以上、長くなりましたが、実際の映像から

ほぼ一言一句を書き起こしました。



次の記事は、感想になります。