キュウレンジャー32話「オリオン号よ、永遠に!」(中編) | 究極の救世主のブログ

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ラッキーたちは
バランスの通信を受けて帰還した。

どうやら、ドアを開く電力がなくなるほど
動力が完全に失われたらしい。

もう、オリオン号が
飛行するのはムリだということ

ツルギ「寿命なんだ、こいつは
ラプターは、いったい何を
こだわっているんだ?」

スパ-ダ「わからないでもないよ
ラプターは、オリオン号のことを

ただの宇宙船とは思っていない
仲間だと思っているんだ」

ツルギ「さっきも
そんなことを言っていたが
それは妄想だろ?」

スパ-ダ「じつは
ラプターが、そう思うきっかけがあったんだ

まだ、キュウレンジャ-が
そろう前だったかな

ワ-プ航法の実験を
していた時だったんだけど

操縦を誤って、ボクたちは
磁気嵐に迷い込んでしまったんだ」


スパ-ダ
「強い磁場のせいで
操縦が利かなくなって

永遠に帰れなくなりそうだった
でも、その時…」


スパ-ダ(もうダメだ〜 ああ〜 !)

ラプター(あきらめちゃダメです
私たちには、宇宙を救う使命があるんです!

その時、オリオン号が動き出し
磁気嵐を脱出した。


ラプター(やりました!奇跡が起きました)

スパ-ダ「今、思えば
動力が回復しただけなのかもしれない

でも、ラプターは
オリオン号が助けてくれたと
思ってるんだ」


ツルギ「…なるほどな
あいつが入れ込む理由はわかった

だが、オリオン号が
もう直らないことは事実だ

それを受け入れない限り
このまま、キュウレンジャ-として
やっていくのは難しいんじゃないのか?」

だれも、反論できなかった。

ラッキー「…よし
俺がラプターのところへ行ってくる
みんなは、ジャ-クマタ-を追ってくれ」


ツルギたちは、チキュウに向かった
あいかわらず、電化製品は暴れ回り
モライマ-ズは爆発寸前だ。

ガル「好き放題やりやがって!
このイカサマ野郎が」

ド-ギュン「バカめ!
この周辺のモライマ-ズは

10分後に爆発するようにセットした
これで、このあたり一帯は焼け野原だ!」

ツルギ「なんてこった…
やつをたおしてモライマ-ズを止めるぞ」

『ホウオウキュ-タマ』


「スターチェンジ!」

ラッキー「ラプター。」


ラプター「ラッキー…」

ド-ギュンに、ボスのククル-ガが乱入。


ツルギ「あいつが、この時代の
フクショ-グン・ククル-ガか…」


小太郎「やばいよ!
あと5分で爆発しちゃうよ

早くモライマ-ズを
なんとかしないと…」

戦いのカギを握るのは
やっぱり、ワシピンクか。

ラプター「ラッキー
私なんか放っておいて
早く行ってあげてください」

ラッキー「ラプター、スパ-ダから聞いた
オリオン号に助けてもらったんだろ?
それで『仲間』って…」


ラプター
「私は、いつも思ってました
おじさまに助けてもらった命を
宇宙の平和のために使うんだって

それが、おじさまにできる恩返しだって
でも、そんなの妄想だったんですよ」

ラッキー「バカ野郎!
ラプターが、そんなこと言ったら
本当に妄想になっちまうじゃねえか」

ラプター「えっ…?」


ラッキー「奇跡は起きたんだろ?
ラプターが、そう信じているなら

俺は、おまえの言うことを信じる
オリオン号は仲間だ!」

「でも、それなら、私は仲間を救えない
ってことになるじゃないですか

オリオン号は直らないんですよ!?
私は、どうしたらいいんですか…」

ラッキー
「ラプターにできることはあるだろ!」


ラッキー
「自分で言ったじゃねえか
恩返しをするんだって。

ラプターは
キュウレンジャ-の一員だ

宇宙の平和のために
戦うところを見せてやれ

そしたら、オリオン号は
きっとよろこんでくれるさ
ジャ-クマタ-から宇宙を救うんだ

それがオリオン号のために
俺たちが起こせる奇跡なんじゃねえのか?」

ラプターも元気を取りもどしたようです。

一方、ドーギュンは
フクショ-グンが見ているとあって
はりきっています。

ククル-ガ「フッフッフッフッフッ…
そろそろ爆発の時間だな」

左腕のククルガンから
強力な闇のエネルギー弾を発射し

ハミィたちは
変身が強制解除されてしまった。

ククル-ガ「じゃあな、キュウレンジャ-」

勝利を確信したのか、撤退していく。


ガル「まずいガル…!」


大ピンチ!

このまま、チキュウもろとも
キュウレンジャ-は吹っ飛んでしまうのか?

キュウレンジャー32話 本編感想。
(後 編)に続きます