忍びの最終章「忍ばす未来へワッショイ!」(中編) | 究極の救世主のブログ

究極の救世主のブログ

キュウレンジャーの感想ブログを始めました

なるべく、皆さまに読みやすく わかりやすく
楽しい記事を見てもらえるようにがんばります。

記事を気にいっていただけたら、
『いいね!』をしてくだされば嬉しいです

忍者一番刀で斬りかかる
ニンニンジャー。

流れるような連続こうげき

天晴が斬れば、八雲が蹴る。

後ろからは、凪がガマガマじゅうを
風花がカラクリヘンゲン弓を
はなったぞ。

霞が斬りつけ、キンジが突(つ)いた

天晴が斬ると、
九衛門はふきとび
じめんをころがりました。

九衛門「ありえん…!
究極体になったボクにたいして
こいつらが…!?

伊賀崎好天でもない
こいつらが…!」

八雲「言っただろ。
俺たちは、じいさんをこえるとな」

{626C9389-2A11-48AC-A2E0-AA5D0CE6FEE3:01}

「新シュリケン忍法奥義(おうぎ)!
超絶衝撃爆裂斬(ちょうぜつ
しょうげき ばくれつざん)!」

全員が刀を重ねると
6つのエネルギーが うねり合い

1つの超絶な衝撃の
爆裂エネルギーに。

九衛門も、究極奥義
(きゅうきょくおうぎ)
たいこうします。

九衛門「牙凌道 究極奥義
狐月乱舞(こげつらんぶ)!」

超絶衝撃爆裂斬VS狐月乱舞。

それぞれの
最高の技のたいけつだ!

両者のまんなかで、強力なエネルギー
どうしが押しあっているぞ。

そのまま突進(とっしん)する
ニンニンジャー

こしを低くし、体重をかけ
技を後(あと)おし。

しかし、九衛門も負けてないぞ

気合いを入れて、押しかえす。

やがて、大爆発がおこりました。

ニンニンジャーが吹き飛んだ?

いや、違う。 
みずから飛んだんだ!

{67972ABB-0F7C-41D8-B524-45FA41D3E195:01}

ほのおの中から
ニンニンジャーが
舞(ま)いおりて斬る!

『忍者一閃(にんじゃいっせん)』

6つの閃光(せんこう)が
九衛門を斬り裂(さ)いた。

九衛門は大ばくはつ。
倒したのか…?

{D7365607-56C1-4642-9160-7B5857B307BB:01}

!?  いや、まだ生きているぞ。

どうやら、体内の封印の手裏剣だけが
消滅しただけのようだ

もとのキツネの妖怪の姿に
もどっている。

九衛門「やつを… 
伊賀崎好天をこえるのは
このボクだったはずなのに…!」

それでも何とか
立ちあがろうとしますが
足がもつれて、倒れた。

{66E2DD9F-0399-4A58-AC62-9982BAB9F9B5:01}

変身をといた天晴が
九衛門に歩み寄(よ)ります。

おいおい…
 いくら敵が弱っているからって
無防備(むぼうび)すぎないか?

{1FF6E897-8297-445E-B50B-95E2D1063DF3:01}

もう、怨敵(おんてき)って
感じはなくて友達どうしって感じだ

(きのうの敵は今日の友)

急に優しく諭(さと)されるので
九衛門はとまどっているようです。

九衛門(こ… これ
なんかのワナ?)

{9E52E322-713B-4476-864E-63D4E57B3F4F:01}

九衛門「ボクが
やつに憧れているだと!?
バカか! 何を言いだす…」

しかし、それでも
天晴の口調はおだやかだ。

天晴「おまえも
ラストニンジャになりたくって

じいちゃんをこえたいと思ってるなら
俺とおなじじゃんか!」

九衛門「おまえと… おなじ?」

天晴「俺が頑張(がんば)れたのは
じいちゃんに憧れてたからだ
おまえも、そうなんじゃないのか?」

キンジ「たしかに
おめえさんは、牙鬼家の宿命のため
好天さまに弟子入りしやした。

でも、本当は
家族を取りもどしたかったのでは
ございやせんか?」

歩み寄ってかがみ、
天晴と同じように
顔の位置を九衛門と同じにした。

凪「そういうことだったんだね…」

{698AE87C-7022-4CC8-BA49-FB1765825C7B:01}

{18B99542-4F0E-441B-82C9-9FCCE131496B:01}

キンジ「あっしと
おめえさんは似た者どうし。

孤独(こどく)の道を
歩んできた
あっしらは

いつしか、好天さまに… 伊賀崎家に
居場所を求(もと)めていたわけで
ございやしょう?」

九衛門の脳裏(のうり)にうかぶのは
好天と旋風との楽しく
あたたかった思い出。

{D61542C4-1B3C-4D35-BAC4-15ADFC88FCF7:01}

九衛門は好天のことが大好きだった。

だから、自分のことを
愛してほしくって 見てほしくって

旋風の忍タリティーをうばったり
好天をこえる忍者になろうともした。

{0F8CE812-D160-4F5E-BD37-3824F22F4B7C:01}

九衛門の懐(ふところ)が
ミドリ色に光りました。

手を入れてみると
封印の手裏剣が出てきた

凪「あれ!? 封印の手裏剣!」

そう、好天が消えるまぎわに
にぎっていたものだ。

最後の反撃(はんげき)だと思い
九衛門が取りあげたのだ。

{E0B2467C-17E3-4DF2-A3BA-46920023CB39:01}

最後の封印の手裏剣は
九衛門自身の忍タリティーにふれ

ミドリ色の変化忍
(へんげにん)シュリケンに
変化しました。

これには八雲もビックリだ。

八雲「ひょっとして
九衛門のために用意してた
手裏剣…?」

風花・凪「…かもしれない。」

{4AFAB65E-E149-4C6F-A1C9-F332B0F04B43:01}

九衛門「そんなはず… 
あるわけがない…。」

今では師匠・好天のかたみとなった
ミドリの忍シュリケンを

九衛門は大事そうに
両手でつつみ込(こ)んだ。

キツネの仮面で表情はわからないが
きっと泣いているのだろう

幻月「宿命から
のがれることなどできぬ!」

{6983D0E9-358C-4955-9A5E-57C4E9CA9F52:01}

幻月「おろかな、せがれよ
おまえとて我が野望のための
道具にすぎぬ。

それが、おまえの宿命だ!」

九衛門「父上…!お待ちください!」

{CCA272A0-AC11-4A98-B131-2671E7412B88:01}

ミドリの忍タリティーごと
幻月に吸収される九衛門。

{44E67BC1-9FE9-43F9-AA15-1C19CC0314B1:01}

キンジ「奥方(おくがた)の次は
九衛門まで利用しやした!
ゆるせやせん!」

怒りで、キンジの顔が
ゆがんでる。

どうやら、家族や臣下たちは
牙鬼幻月の野望(やぼう)のための
コマでしかなかったようです。

だが、牙鬼幻月の非情さに
ニンニンジャーの闘争心に
かえって火がついたぞ!

燃えてきたぜ~~っ!

クールな八雲まで、燃えてるぞ。

八雲「やつは
俺たちが ぶっ倒す!」

天晴は、残された
ミドリの忍シュリケンを
ひろい上げました。

天晴「よし… 
これが最後の決戦だ!」

ニンニンジャー 忍びの47
本編感想。(後編)に続きます