天晴「悪い。
多分、俺が妖怪のカケラ、
持ってきちゃったせいだ。」
普通に家に友達 呼べるし
普通に高校生活送れるし
普通に大学 目指して
勉強して…。
やりたい事だって、
他に見つけられたのかも
しれないのに…。」
天晴「風花…。」
風花「ごめん、こんな時に
話す話じゃないね。
早く、二人を捜さないと…。」
早く、二人を捜さないと…。」
その時、風花は気づいた。
この風景、見たことがある。
この風景、見たことがある。
風花「うちが壊れてない…。
あの妖怪、タイムスリップ
できるんだよね?」
天晴「えっ?タイムスリップ?
熱いなぁ~!それ!」
おいおい!
前回、一緒に時の扉くぐったのに
分かってなかったのか。
風花「という事は、
ここは過去の世界?
あの妖怪が、
うちで何か探してたって事は
うちの物を盗もうとしてたって事…。
という事は… 目的は、この時代の
うちの道場!かもしれない。」
と、玄関で声が。
二人の方を、女の子が見ている。
二人には、それが誰なのか
すぐに分かりました。
少女時代の風花だ。
さらに、少年も出てきたぞ。
こちらは、少年時代の天晴です。
どうやら、二人で、
こちらは、少年時代の天晴です。
どうやら、二人で、
かくれんぼしているらしい。
風花は、声をかけてみました。
風花「ねえ、二人とも…
ここには、妖怪が
風花「ねえ、二人とも…
ここには、妖怪が
いるかもしれないの。
安全なとこに、逃げて。」
「妖怪? どんな?」
天晴少年も、興味津々のようだ。
風花「お~きなネコみたいで、
みんなを怖がらせるのが好きなの。」
はやく逃げてほしいので、
わざと大きな身振りで説明したぞ。
あらら、やりすぎたか。
少女の風花が、泣いちゃった。
少女の風花が、泣いちゃった。
「うえ~ん、怖いよ~!」
子どもの恐れの力、見つけたぞ!
手裏剣がなかったから、恐れの力でも
持っていかんと、怒られるからな。」
少女の風花が急に泣きやみ
笑顔に。
「あれが妖怪?
やった~!」
「あれが妖怪?
やった~!」
「ゲラ?お前ら…
もしかして、これ、罠?」
ニコニコしながら、
天晴少年は言いました。
「忍法、ウソ泣きの術だ。
すげえじゃん!」
「忍法、ウソ泣きの術だ。
すげえじゃん!」
「当たり前でしょ!
私、お兄ちゃんより、
私、お兄ちゃんより、
すごい忍者になるんだから!」
その言葉を聞いて
風花は、自分のなりたかったものを
思い出しました。
風花「ありがとう。
あの妖怪は、お姉ちゃんたちが
あの妖怪は、お姉ちゃんたちが
退治するから、隠れてて!」
「うん!お姉ちゃん、頑張って!」
風花「カナちゃん、マリコちゃん
今、助けるよ!」
「伊賀崎さん?」
ジャンプ一番、風花が斬りかかる
友達を捕えていた敵のシッポを切断。
友達を捕えていた敵のシッポを切断。
見事、カナとマリコを
救い出しました。
風花「もう、大丈夫!」
風花のそんな姿に、カナとマリコは
風花のそんな姿に、カナとマリコは
うっとりだ。
「かっこいい…」
「かっこいい…」
(新たな百合の世界が
開きそうですw)
ラッシュをしかける、天晴。
ネコマタは、おされまくりです。
「こりゃ、たまらん!
逃げるしかニャイ!」
2015年(現代)にセット
時の扉を開いたぞ。
これを追う、天晴。
風花と、友達二人も扉を通り抜け
これを追う、天晴。
風花と、友達二人も扉を通り抜け
これで現代に戻れた。
風花「さあ、逃げて。」
風花は、友達を避難させます。
「頑張ってね、風花ちゃん!」
今回のニンニンジャーの名乗りは、
風花が真ん中という珍しいパターンだ
天晴「忍ぶどころか…。」
そう言いかけた天晴を、
風花がヒップで押しのける。
風花「暴れるよ!」
風花「暴れるよ!」
「俺が何度もよみがえる事、
イヤというほど、知っただろうが!」
風花「お兄ちゃん、大丈夫!
そのカラクリ、もう分かったから。」
そのカラクリ、もう分かったから。」
「何っ!?俺様の胸の時計が壊れたら
復活できない事、ついに見破った?」
そう言ってから、気づいた。
「あっ…」
自分でバラしちゃったよ。
風花「ふ~ん。
風花「ふ~ん。
そういう事だったんだ。」
さあ、ネコマタの
復活の仕組みは分かりました。
ならば、まず
胸の時計を破壊しよう。
「やめてください!
お願いします!」
風花「二人で決めるよ!
お兄ちゃん。」
天晴「まっ、たまにはいいか。」
「兄妹 忍烈斬!」
「妖怪は、二度どころか
四度死ぬ~!」
一度、立ち上がりましたが
一度、立ち上がりましたが
そのまま大爆発。
時計が壊されたので、
時計が壊されたので、
もう、復活できません。
もう一つ、あった。
九衛門「妖術、肥大蕃息の術。」
妖怪ネコマタが、巨大化復活した。
となれば、こちらは
オトモ忍を召喚だ。
それを見ている、
それを見ている、
十六夜九衛門。
九衛門「伊賀崎の家に、
終わりの手裏剣はない。
という事は…。」
天晴が、パオンマルを召喚。
敵を止めたら、
シュリケンパオーン合体!
反撃に転ずる、巨大化ネコマタ。
「ゲラゲラ。目からビーム!」
反撃に転ずる、巨大化ネコマタ。
「ゲラゲラ。目からビーム!」
これをシュリケンジンパオーンは
斧で弾く。
勢いで、いこうか!」
天晴「おい!風花、降りろ!」
見事勝利した、ニンニンジャー。
そんな彼らの戦いを
そんな彼らの戦いを
遠くから、見ていた者が…。
「イヤッハ~!」
外国語で、こんな事を話した。
(あいつらが、
ラストニンジャの孫…。)
(これは、
盛り上がってきたな!)
ニンニンジャーや、
好天の事を知っているみたいですが
彼は一体、何者なのでしょうか?
さらなる波乱の予感がします…。
~忍びの9につづく。~