ゼット「てめえ…
俺を哀れんでるのか?」
グリッタ「陛下。キラキラは
自分で自分の中に灯すものだと
思います。
人の灯したキラキラは、
決して陛下のものには
なりません。」
ゼット「かもな。
俺の手に入らねえから、
てめえは、キラキラなんだろう。
戻らねえよ。
もう、俺の闇も止められねえ。」
グリッタの悲鳴。
ああああっ…!グリッタちゃん。
・゜・(ノД`)
ゼット「城を地上に上げろ。」
モルク「城を?何をなさる
おつもりか?」
ゼット「決まってるだろ。
地上を闇で制覇する。
てめえらが、やりたかった事だ。」
モルク「キラキラの呪縛から
逃れたと思ってよろしいか?」
ゼット「俺は最初から…
闇でしかねえ。」
モルク「よくぞ、申された。
一同、聞け!
これより、シャドーラインは
地上へ侵攻する!
皇帝陛下の闇を地上の者どもに
知らしめよ!」
遊んでいるトカッチたちの前に
ライトが現れる。
ライト「俺たちの… 町…。
そうだ、みんな!パス出して。」
他のみんなは、何の疑いもなく
パスをライトに差し出すが、
さすが、カンのいいヒカリだけは
ライトの行動を怪しむ。
その時、明がやって来て…。
明「キャッスルターミナルが
地上に浮上した!
かなりの闇を出しているらしい!」
ライト「みんなは、
子供に戻れるって!よかったな!!」
ヒカリ「お前… 一人で行く気か!」
ライト「お前たちだけでも…。
戻ってほしいんだ。
あの秘密基地の頃に…。
俺はもう…。戻れないから。」
ワゴン「トッキュウジャーの
記憶が消えれば、子供に戻れる…」
消えたトカッチたちは子供の姿に…。
しばらくは、ライトの記憶もあったが
その記憶もやがて…。
あの5人で楽しく過ごした時の
イマジネーションだった。
だが、そのイマジネーションも
まるで遠い記憶のように消えた…。
昴ヶ浜のそれぞれの家に帰り
あの時と変わらない暮らしを
続けていた。
車掌「ライト君。
明君を待っている間、
お母さんたちに、一目だけでも
会ってきたらどうですか?」
こんなシリアスな時でも、ちゃんと
【3駅】の伏線は回収するのね。
さすが、靖子さんですw
ライト「サンキュー。
でも、いいんだ。」
ライト《みんな、ごめん。
絶対に戻るって手紙に
書いたのに…。
その代わり、2度と闇なんか
近づかせない。絶対だ!》
ライトは、明との【約束】を破り
一人でキャッスルターミナルに
向かってしまった!
その時、車掌から明に連絡が。
車掌「明君!ライト君が、
先に、キャッスルターミナルに
突入しちゃいました!」
明「何!? あいつ、
俺まで、だましたのか!」
シュバルツ様に続いて、ライト君にも
だまされちゃったのね… 明君…。
ライト《ごめんな、明。
負けない。シャドーにも、
闇にも絶対に負けないから!
でも… 何で、
勝利のイマジネーションが
見えないんだろう。何で…!》
てめえを潰して、地上のキラキラも
全部潰す。
世界は、真っ暗でちょうどいい…》
強力な、ゼットの闇を放ち続ける
ライト…。
お前を止められるなら!」
取り戻した4人は、再び自分たちで
【虹の定期券】を作りはじめる。
4人はライトの危機に
間に合うのか!?
そして、ゼットに襲われた
グリッタ嬢の安否はいかに!?
次回、第46駅
『最後の行き先』
シュバルツ様も復活して
トッキュウジャーだけじゃなく
グリッタ嬢もハッピーに
なりませんかね?