春季高校野球北海道大会、今回は二回戦以降の結果と感想、夏の展望などについて、記事にしていきたいなと思います。

 

二回戦

クラーク記念国際5-3北海

点差は2点差ですけどね、もう少し点差が開いても良い試合内容だったと思います。北海は一回戦同様、草開選手、佐竹選手、長南選手、小野投手、三澤選手と1~5番までが昨夏甲子園メンバー。特に佐竹選手を2番に入れてね、超攻撃型の打線を組んできましたが、その佐竹選手と4番の小野投手がブレーキとなってしまいました。その前後(草開選手、長南選手)が当たっていただけに、目立ってしまいましたよね。佐竹選手も小野投手も一回戦は当たっていたんですけど、この辺が打線の難しさかなと。ブレーキとなってしまった佐竹選手や小野投手はこの悔しさを糧に、夏に向けて頑張って欲しいなと思います。U18日本代表候補にも選出された北海の森投手は3番手で5回途中からのロングリリーフ、9回に勝ち越し点を与えてしまいました。球速は相変わらず常時140キロを超え、クラーク打線も手を焼いている印象でしたが、ちょっと驚いたのは5回のピンチで森投手が登板した場面。二死一三塁のピンチでベンチからの伝令があった直後に一塁走者を牽制で刺したプレーがありました。あれ、ベンチから指示があったんじゃないかなぁ。だとしたら監督なのか選手からの指示なのかわかりませんけど、レベルの高い野球を相変わらず北海はしているなと思いますよね、伝統的に牽制の上手なチームですし。クラーク記念国際の佐々木投手は9回5安打3失点。大崩れしないエースの貫禄がありました。もう一つ、注目していたのは両校の監督さん。北海の平川監督は甲子園で準優勝も果たし、何度も甲子園で采配を振るった今や道内屈指の名監督ですが、クラーク記念国際の佐々木啓司監督はさらにその上を行くレジェンド監督。平川監督は近年貫禄もついてね、対戦相手校のほとんどが後輩監督で偉くなったもんだと、そんな雰囲気もあったのですが、佐々木啓司監督の前ではね、心なしか小さく見えました。それもそのはず、だって平川監督が北海高校で選手だったころ、佐々木啓司監督はバリバリ駒大岩見沢高校(廃校)で監督として甲子園でも実績を挙げていたのですから。

 

札幌日大5-1北照

北照の最速148キロ右腕、中谷投手は大会前に卒業後は大学進学を明言したことが報じられておりました。昨秋は常時140キロ台を計測していた直球も今や140キロも出ない模様。この試合では尹投手が先発し、3番手で中谷投手が投げましたが、一人の打者に対して四球であっさり降板、球速は一度も140キロを超えることはなく、昨年の面影はありませんでした。支部予選でデビューした一年生の永山投手は代わり端、特大のホームランを打たれるというね。この悔しい経験を糧に、今後大きく成長して欲しいなと思います。札幌日大はエースの石川投手が2試合連続の完投勝利。140キロ前後の直球を武器に昨秋同様の安定感がありました。

 

士別翔雲5-2札幌龍谷学園

士別翔雲が逆転勝ちで初の春の全道4強入りを果たしました。一回戦もそうでしたが、この試合も複数投手による継投、これは昨秋もそうでしたので、一冬超えてもブレておりませんね。東海大札幌戦もでしたが終盤での逆転勝ちは地力のある証拠。札幌勢に連勝しての4強入りは、ぜひ、夏への自信に繋げていって欲しいなと思います。

 

旭川志峯5-3倶知安

そんなつもりが無かったのならごめんなさい。旭川志峯、相手を舐めてませんでしたか?もっと得点できたはずなのに暴走3回。しかも余裕でアウトですからね。ちょっといただけませんでしたよね、あの走塁の数々は。暴走と好走塁は紙一重とは良く言いますが、紙一重じゃないですからね、3回とも。夏に向けて、気を引き締めて欲しいなと思います。点差は2点ですが、内容的には完敗の倶知安。そんな中でも倶知安の松田投手、4番の億貞選手(旭川志峯)に対しては研究したのか、上手く攻めておりました。自信にして欲しいなと思います。

 

トピックス

今大会1~2回戦11試合を現地観戦しましたが、今大会のスタッフさん大忙しでしたね。モエレ沼公園野球場は外野芝生席が土手になっていて、というか、北海道の地方球場ってほとんどがそういう作りなんですけれども、公園内には散歩中の方や通りすがりの方など、様々いるわけでして、当然応援など盛り上がっているのを聞けば、土手に上がれば外野芝生席で観戦しているのと何ら変わりませんからね、ちょっとでも見たくなるのが心情かなと。でもね、球場内で観戦している方は入場料を支払って見ているわけですよ。通りすがりでちょっとだけであってもね、なんとなく癪に障るという感情もこちら側には当然ありまして、普通、外野席は立ち入り禁止(内野席やバックネット裏が飽和状態になると開放します)なんですけども、苫小牧の球場のような収容人数の少ない球場では外野芝生席も常に開放されていて、私は苫小牧では良く外野芝生席で観戦するのですが、苫小牧でもいるんですよね、気が付いたら土手を登って柵越しに球場外から見てる人。なんか、そういうのって無銭飲食と同じじゃないかって、やっぱりお金を払っている身からすると癪に障るので、あえてその人の前に立ってね、傘をさしたりして、見づらくして嫌がらせ的なことをしたこともありました。でも今大会は外野芝生席にスタッフさん数名が警備されていて、土手を上がって無銭飲食状態の人に丁寧な対応をされておりましたね。なかには言うことを聞いてくれないのかなんなのか、ちょっとした言い合いになったりね、そういうことも見ているとあったようです。だいたいそういう駄々をこねる人ってお年寄りに多い。若い人はすぐに言うことを聞いて撤収する(または悪いことをしている自覚があるのか、スタッフが近づくと逃げるように撤収する)のですが、喧嘩にはならなくてもお年寄りはすぐ自分は悪くないアピールをするんですよね。ていうか、お年寄りって自分が正義だと思っている節がある。若い人と違って、悪いことをしている自覚がない人が多い気がします。私の近くにもね、いましたよ、迷惑老人が。円山球場などでも良く見るのですが、最後列の通路に自前のイス(キャンプ用)を持ち込んでね、そこ通路なんですけどみたいな。円山球場などではこれまで注意されたのを見たことが無かったのですが、今大会はそのお年寄り、注意されてましたね、高校生くらいのスタッフに。そしたら案の定、そのお年寄りの言い訳が始まってね、「今まで言われたことがない」って。自分の半分も生きてない若者に正論を述べられたのが癪なんでしょうけど、普通に考えて迷惑でしょ、通路の意味わかってます?みたいな。前述した無銭飲食的なやつも含めて、どうして歳を取ると周りが見えなくなって自分ルールを押し付けたがるのかなって、これは野球観戦だけじゃなくてね、そう思います。ただ無銭飲食的な話でいうと、土手にしている意味がなんでかなとは思いますよね。私は青森県に住んでいたころも、よく北東北の球場には行っておりましたが、特に青森県内の球場では記憶にない。青森市営も県営も、八戸長根も六戸メイプルも土手にはなってなかったと思います(記憶違いだったらごめんなさい)。札幌円山球場などもコンクリートの壁になっていて、なんでああいう作りにモエレ沼公園野球場もしなかったのかなって思いますよね。なんか理由があるのかな?プロ野球の一軍の試合が行われる球場は私の知る限り土手は無いと思うんですけど、前述した苫小牧(とましんスタジアム)や滝川市営球場も土手でしたし、特にモエレ沼公園野球場は昨年改修されたばかりのナイター設備も完備された立派な球場ですからね。土手じゃなくコンクリートにしとけばね、または柵に注意喚起の張り紙とか貼っておけば、余計な仕事もトラブルも防げるのになってスタッフと通りすがりおじいの言い合いを見ながら思いました。

 

春の準決勝以降は特段興味がないので現地観戦はしませんでした。私の中では春は夏の前哨戦という位置付けなのでね。全チームが観られる1~2回戦さえ観られれば目的は達成しておりますので。準決勝以降については、一応結果だけを以下に記載します。

 

準決勝

クラーク記念国際6-4札幌日大

旭川志峯9-2士別翔雲(8回コールド)

決勝

旭川志峯8-5クラーク記念国際

 

現時点では、クラーク記念国際のレベルが突出していると思います。対抗は旭川志峯。北北海道はこの2強が優勝争いの中心となるでしょうか。今大会は支部で敗れましたが昨秋北海道大会準優勝の白樺学園も優勝圏内。北北海道はこの3校のいずれかが夏の甲子園に出場すると予想します。南北海道は例年になく混沌としている印象です。その中でも夏連覇を目指す北海、春4強の札幌日大がややリードしている印象ですね。面白いなと思うのは駒大苫小牧。北海や札幌日大が絶対的な存在じゃないだけに、チャンスはありそうです。以下に夏の優勝候補ランク付けをしてみました。

 

     北北海道       南北海道

大本命  クラーク記念国際   

本命              札幌日大

対抗   旭川志峯       北海

大穴   白樺学園       駒大苫小牧

超大穴  士別翔雲       北照

     帯広三条       東海大札幌

     

組み合わせ抽選会は南北海道は今月10日、北北海道は今月11日に行われます。組み合わせが決まりましたら、大会の展望と再び優勝校の予想などしたいなと思います。