よく昭和の時代は暴力が許されていたとかいうじゃないですか。許されていたかどうかはともかく、たしかに容認されていた空気はあったと思うんですけど、今はそういう時代じゃないのでね。親子であっても、先生と生徒の間であっても、監督と部員の関係であっても、ダメなんですよね、特に立場の強い者が弱い者に手を挙げる行為は。それは昔から言われていたことでもあったと思います。因みに私は親に手を挙げられたことはありません。私の物覚えが悪いので単純に記憶から抹消されているだけなのかもしれませんが、少なくとも父親からは暴力的なものは受けたことがない。私には弟がおりますが、弟に対しても無かったと思います。父親が手を挙げたのは私が小学生くらいの時に夫婦喧嘩で1~2回見たことがあるくらい。その時はぶたれた母親が家出して、両親離婚の危機でしたけどね(笑)。だからといって私が親から怒られたことが無いかと言えばそんなことはなくて、母親からは良く怒られておりました。父親はあまり子供に対しては怒るタイプの人間じゃ無かったかな?弟に対してはね、教育パパでした(その甲斐?あって、弟は道内でもエリートコースの進学をしています)が。私が反抗期的な時も生意気なね、言動もあったと思うんですけど、あまり真剣に取り合わないというか、ていうか会話がそもそもあまり無かったかなぁ。学生時代はお互い避けてるというかね。そんな親子関係でした。記憶にあるのはそんなもんでして、何が言いたいかというと、決して昭和の時代から夫婦はともかく、親子間での暴力(体罰)は当たり前では無いですよということが言いたいわけです。先日の阿部前監督の辞任で、監督復帰を願う署名が13万票も集まったんだそうです。私は先日のブログで、辞任も更迭されたとしてもいたしかたない事案と書きましたが、同時に永久に復帰できない風潮も違うと書きました。今回、署名を管理する運営側は、今すぐ復帰を望んでいるわけではなく、将来的に復帰への道を閉ざすべきではないという考えのようです。それなら理解はできますよね。たしか球団は「阿部前監督の復帰はない」と言っておられましたので、どこまでの範囲で復帰はないと言っておられるのかというのも含めてね、この署名活動や復帰の有無に関しては、もう少し具体的に報道しないといけないんだろうなと思います。今回スピード逮捕がとかスピード辞任が解せないとかで未だに騒ぎは収まってはいないようですが、逮捕されたから辞任に追い込まれたわけじゃないと思うんですよね。もちろん決定打にはなったと思いますが、暴力が判明した時点でダメなんですよ、特に監督はね。ましてや前回メインにお話しした飲酒時でしょ。選手なら即解雇にはならなかったでしょう。選手で即解雇や引退は、それはあり得ないし、球団ももう少し時間をかけて調査すべきことだとは思いますし、そうしていたでしょうけどね。でも、今回はチームのトップである監督の家庭内での出来事とはいえ暴力ですからね。しかも一番信頼できるはずの身内から発信されています。そんなすぐカッとなって身内に手を挙げてしまうような人間に、チームのマネジメントを任せていいのかというね。ましてや自分の子供とはいえ非力な女性に対しての暴力ですし、容認できるところは一つもないと私は思います。そんなゴタゴタしている状態をズルズル引っ張るより、阿部監督ご本人も認めているのでね、スパッと監督を交代して試合に臨んだ方が、チームへの影響を考えても私は良かったのではないかと思いますけどね。やっぱり人の上に立つ人間の暴力はね、監督やコーチは失格ですよ。先日はかなりお酒にかこつけてオブラートに包んだ言い方をしましたけれども、はっきり言うとそういうことです。逮捕されたとかどうでもいいんですよ。暴行の事実があったということが重要なんです。それだけでも重要案件なのに、その上逮捕ですからね。殴る蹴るだけが暴行じゃない。娘さんの手紙にはそういう事実はありませんでしたと書かれてましたけど、おそらく誤報がね、殴られた、蹴られたという誤報があったからそういう書き方になったわけで、娘さんもね、たしかに自分の行動で父親の職を奪ってしまったと、そういう後悔の念はあるでしょうが、そもそも父親が暴行しなければ良かった話ですからね。よく第三者が、一生この娘さんは十字架を背負って生きていかないといけないんだねみたいなことを言いますが、それこそ家庭内の話、大きなお世話じゃないですか?そんなに阿部家は対話もできない家庭なんですか?なぜそんなことが断言できるんですか?みたいなね。母親(阿部前監督の奥さん)がコメントしてないのが奇妙だとか、児童相談所や警察は会見を開くべきなんて声もありますが、なんでそんなに世間に向けて関係者全員を喋らせたがるのかなぁ。それで現在納得していない人が納得するとでも?そもそも、そんな義務はないですからね。京都の事件もそうでしたけど、特に母親に会見を求めるのはね、ちょっと筋違いだと私は思います。阿部前監督にはしっかり反省してもらって、また野球界に携われる時が来たら、携わって欲しいなと思います。
あともう一つ、じゃないや、三つ言いたいことがあって、巨人の監督だからとかメディアは言うじゃないですか。でも、私は巨人の監督だからとか、まったく関係ないと思いますよ。今のプロ野球界で、どれだけ巨人の監督が偉いんですか。12球団どのチームの監督であってもこれくらいの大事にはなったと思います。巨人軍監督だからとか現役時代は大選手だったからとかじゃなくてね、夢を子供たちに与える存在のプロ野球の監督が子供に暴力を振るっちゃダメでしょということと、たとえば高校野球の指導者や現役の野球部員などにも間違ったメッセージを与える恐れがあることは、一番の退任の理由になり得るものと、日本国民が共通に認識すべきことだという風に私は思います。もう一つは誰が報道機関にリークしたんだとか、阿部監督の辞任と何か関係あります?誰がリークしたかはともかく、このことが報道されない世の中の方が私は恐ろしいですけどね。国民には知る権利があります。何度も言いますが児相も警察も当たり前の業務を当たり前にこなしたことは素晴らしいですし、球団や阿部前監督の対応の早さも素晴らしかった。誰がどのタイミングでリークしたとしても、いずれは国民の知るところとなるのでね。報道の速さなどは問題では無いことははっきりと言っておきたいなと思います。最後に言いたいことは、球団はね、もう少し監督選びをする時に身辺調査みたいなことをね、した方が良いと思います。NPBって、現役時代の実績で監督選んでいる感じがあるでしょ?それと個人のファンの多さとか。でもMLBで実績ある人が監督やってます?サッカーも指導者としての資格が無いとプロの監督はできませんよね。もちろんMLBとNPBでは現役時代の収入など、しくみが全然違うことは百も承知ですが、少なくともどういう性格でこの人にならチームを任せてもいいかどうか、野球とは無縁であるマネジメントのプロの意見を多く取り入れて選んだ方が良いと思うんですよね。それかサッカーのように資格制にするか、指導者への教育を徹底するか。野球界はアマチュアもですけど、そういうところが遅れているような気がします。昔ね、自衛隊の同僚が言ってた言葉を思い出しますね、「(部下への)しつけって、犬や猫に対する言葉のようで嫌だ」って。
プロ野球は交流戦に入りまして、阿部前監督辞任後の巨人の対戦相手が奇しくも我が北海道日本ハムファイターズ、少しはゴタゴタの影響があって欲しかったんですが、まったくありませんでしたね(ファイターズの1勝2敗)。交流戦では普段見られない道産子選手を見られて個人的には非常に嬉しいのですが、嬉しいといえば広島で行われたファイターズ対カープの一回戦、道産子の持丸選手(広島東洋、旭川市出身)がね、これまた道産子の伊藤大海投手(北海道日本ハム、鹿部町出身)からタイムリーヒットを打ってね、この時ばかりはファイターズファンであることを忘れて「よっしゃー」とガッツポーズをしてしまいました。伊藤投手はね、ここで打たれたとしても立場が危うくなるものでもないと思うのですが、現在売り出し中の持丸選手はね、この先の保障はありませんからね。やっぱり応援しちゃいますよね、伊藤大海投手やファイターズには申し訳ないですけど。怪我で二軍調整中だった平川選手(広島東洋、札幌市出身)もこの試合から一軍に復帰してヒットを打っておりましたし、カープはいろいろ大変な時期とは思いますけど、今後も道産子選手にはね、頑張って欲しいなと思います。
ファイターズについてはレイエス選手がね、調子が上向いてきたのが嬉しいですよね。ただ、レイエス選手については入団当初から言ってますが、ホームランが出なくても何も心配はしておりません。今季もホームランは出てなくてもヒットは打っていたでしょ?それなら全然心配は要らないんですよね。北海道のメディアやファイターズOBはすぐホームランが出てないから不調みたいに言いますけど、ヒットも出ていないのなら心配ですけどね、ちゃんとバットにボールが当たってヒットゾーンに飛んでいるうちは、全然心配いりませんよ。なぜならレイエス選手の場合は、ヒットの延長がホームランなので。昨日は山縣選手が今季初ヒット、しかも勝ち越しタイムリー。これからファイターズの逆襲が始まります。