今日はプロボウリングの話ですが、まずは残念なお知らせをしなければいけません。北海道出身でプロになってから今まで北海道を拠点に活動してこられた倉田萌プロ(2015年プロ入り、29歳、優勝なし、シードプロ)が、先月末で札幌の所属センターを退職し、関西に活動の拠点を移すそうです。北海道のボウリングをこれからも盛り上げてくれると思っていたので本当に残念。倉田萌プロは私もかつて通っていたボウリング場でジュニア時代から活躍し、プロになってからは岩見沢や札幌を拠点に活動してこられました。ポイントランキングも徐々に上がって安定した成績を出し始めて初タイトルもと思っていた矢先の離道(北海道を離れる意)。その経緯はわかりませんけど、関西には結婚して北海道を離れた先輩の寺下智香プロ(関西地区、2014年プロ入り、優勝7回、31歳)もいますからね。しばらくはフリーで活動するようですが、頑張って欲しいなと思います。そして知らなかったんですけど、同じく長年北海道のボウリング界を盛り上げてくれた元シードプロの本間由佳梨プロ(2013年プロ入り、優勝1回、37歳)も、すでに北海道を離れて宮崎県に拠点を移して活動しているようです。先日行われた下半期女子出場優先順位決定戦の名簿の所属が「宮崎県スポーツ協会」となっていて、私はそれで知りました。本間プロの場合は、どうやら国スポを目指しているようですね。以前も少し触れましたが、数年前にJB(ジャパンボウリング、旧JBC)はプロの入会を認めたんですよね。国スポにはJBに加入ないと出場できませんから、つまり長らくプロの国スポ(旧国体)は出場不可能だったものが、現在はプロであってもJBに入会していれば出場できると、そこを目指すプロも出てくるのではないかと書いたことがありましたが、そうですか、本間由佳梨プロは国スポを目指すんですね。たしか本間プロって宮崎にファンが多いんですよね。唯一優勝した宮崎プロアマOPでなんかそんなことを言っていた記憶があります。その縁あっての宮崎なんでしょうか。おそらくほとんどのプロがプロになる前はJBまたは旧JBCに所属していて、本間由佳梨プロも例外なくJBC時代は国体に出場し、ナショナルチームでも活躍してました。現在ではタイトルホルダーの今井双葉プロなんかもプロ活動(JPBA)とナショナルチーム(JB)の二足の草鞋を履いて活動していて、いわばボウリング界の二刀流、なんでもかんでも二刀流という言葉に置き換えるのは好きではありませんけど、本間由佳梨プロもそこを目指されるというわけですね。離道された本間由佳梨プロもこれから離道される倉田萌プロ(今月中には関西へ移るようです)も頑張って欲しいなと思います。これからも変わらず、応援しておりますので。
現在北海道で活動している道内出身のトーナメントプロは、男子では江川司プロ(2018年プロ入り、優勝1回、34歳)がシードプロとして毎試合出場し、それ以外では小山泰正プロ(1994年プロ入り、69歳、優勝なし)、土谷翼プロ(2005年プロ入り、43歳、優勝なし)、川浪隆弘プロ(2008年プロ入り、53歳、優勝なし)、大橋真一プロ(2008年プロ入り、55歳、優勝なし)が今年もシーズントライアルなどに出場しております。女子は倉田萌プロが離道しますので現在シードプロはおりません。妹さんの倉田結プロ(2022年プロ入り、優勝なし、23歳)がシード目指して現在奮闘中、田代小夏プロ(2016年プロ入り、優勝なし、26歳)がジャパンオープンに年1で出場するくらいかな?というわけで今後北海道からトーナメントに出場する道産子プロは、特に記事にしないことにしました。もちろん活躍すれば大いにコメントしますけどね。というのも、道産子のプロは道外で活動しているプロを含めると、けっこういるんですよね。それらを大会名簿から探し出すだけでも一苦労、なので数年前に道外に活動の場を移した村上拓也プロや寺下智香プロはあえて触れてこなかったわけです。私の中では誰を応援しているとかじゃなくてね、道産子プロは平等に応援したい。道外で活動している西山翔梧プロ(千葉地区、2025年プロ入り、41歳、優勝なし、北海道出身)や佐藤大地プロ(九州地区、2018年プロ入り、32歳、優勝なし、北海道出身)なども含めてね。なのでこれからは、活躍した時や特記事項があった時だけ道産子プロについては記事にしたいなと思います。もちろん、これまで同様に道産子プロは応援しておりますので。そういう意味でいうと、先月行われた男子のシーズントライアルで土谷翼プロ(ボウル北見所属)が伊勢原ボウリングセンター会場にて決勝シュートアウトに進出、最終6位という好成績を収めました。おそらく決勝の舞台まで残ったのは相当久しぶり、ちょっと緊張感もあった中で素晴らしい内容だったなと思いますね。土谷プロは名前だけは以前から知っていて、たしか私がドリルをお願いしていたドリラーさんの後輩だったと記憶しています。これからもトーナメントプロとしてね、頑張って欲しいなと思います。因みにシーズントライアル4会場の優勝者は以下のとおりとなっております。
伊勢原ボウリングセンター=甘糟翔太プロ
ミスズボウル=道管真プロ
新狭山グランドボウル=藤井信人プロ
MKボウル上賀茂=山本晃プロ
女子では男子のシーズントライアルに当たる、下半期女子出場優先順位決定戦が6月2日に行われました。この試合は特に賞金が出るわけでもなく、ポイントがあるわけでもなく、単純に7月以降のトーナメント出場をかけて、シードプロ以外のプロたちが出場優先順位を決めるだけの試合となっています。男子のシーズントライアルはね、年4回ある上に賞金もポイントもありますからね。シードプロも漏れなく出場できるのですが、女子の順位戦はシードプロは出場権がありませんからね。賞金もポイントもあるわけではなく、そこが大きく違うところかなと。下半期女子出場優先順位決定戦上位者は以下のとおりとなりました。
1位=宮城鈴菜プロ
(沖縄県出身、2009年プロ入り、優勝1回)
2位=鶴井亜南プロ
(栃木県出身、2014年プロ入り、優勝なし)
3位=德田有紀プロ
(静岡県出身、2023年プロ入り、優勝なし)
4位=美齊津理子プロ
(長野県出身、2022年プロ入り、優勝なし)
5位=坂野ニイナプロ
(茨城県出身、2022年プロ入り、優勝なし)
レギュラートーナメントは5月23日~24日にグリコセブンティーンアイス杯、5月26日~27日に𠮷川高広税理士事務所プレゼンツトーナメントが行われました。前者は男女共催、後者は男子のトーナメントですね。以下、各トーナメントごと優勝決定戦の結果です。
グリコセブンティーンアイス杯
男子
優勝=藤永北斗プロ (24歳、2023年プロ入り、熊本県出身、通算5勝目、大会連覇)
256
vs
239
福原尊プロ(22歳、2025年プロ入り、福岡県出身、タイトルなし)
女子
優勝=濱崎りりあプロ(20歳、2026年プロ入り、神奈川県出身、初優勝、今年プロテストトップ合格)
245
vs
190
金子萌夏プロ(21歳、2023年プロ入り、栃木県出身、タイトルなし)
𠮷川高広税理士事務所プレゼンツ
優勝=山本勲プロ(44歳、2005年プロ入り、神奈川県出身、通算22勝目)
236
vs
174
森本健太プロ(30歳、2012年プロ入り、愛知県出身、優勝4回)
濱崎プロはすごいですよね。プロテスト受験で猛練習をしていたために一年目は凄い成績を収めるプロも珍しくはありませんが、それでもデビュー戦でいきなり優勝とはね、驚きました。しかも同期たちはまだ出場権すら無いトーナメントでの優勝ですからね。今後の活躍が楽しみです。福原プロや金子プロは惜しくも初優勝を逃しましたけど、まだまだこれからのプロですからね。あせらず、じっくり力をつけていって欲しいなと思います。
今月は13~14日に女子新人戦、18~21日にシーホースカップ、26~28日に東海オープンが予定されております。倉田結プロは最後の新人戦ですね。頑張って欲しいなと思います。5月30日に札幌ライラックOP(JPBA承認トーナメント)が行われております。こちらは後日、記事にしたいなと思います。