大相撲9月場所は千秋楽を終え、大の里(横綱)が12勝3敗で1年ぶりの復活優勝を遂げました。おめでとうございます。なんででしょう、別に大の里ファンでもないのに千秋楽に勝った直後から私なんかはウルウル来てね、それでも大の里本人は勝った直後はいつもどおりの表情で、でもやっぱり君が代を聞いているうちにご本人もウルッと来て、それを見て私もまたウルッと…大の里自身の感情は私には計り知れないものがありますが、私はやっぱり優勝の難しさというか、終盤で2差もつけて圧倒的優位に立ちながら連敗して迎えた千秋楽、横綱の有利は変わらないと思いながらもやっぱりホッとしたんじゃないだろうかとかね、いろいろ考えたのでございます。まぁ私的にはですね、安青錦(大関)が勝ってもどちらでも良くて、安青錦が勝てば来場所は綱取りがかかった場所になりましたから、それはそれで面白くなると、大の里もあそこまで行けば横綱として優勝して欲しい気持ちはありながらも苦しんだ1年間を思えば横綱の責任は果たせたと、痛いところがありながら安青錦の頑張りも素晴らしかったですし、個人的には上位陣が責任を果たした満足のいく場所でございました。ただ、この素晴らしい場所に水を差したのが元小結のメイン解説者。最後まで大の里を批難し続けておりましたね。よっぽど大の里が嫌いなんでしょうね。あれはもはや解説ではなく誹謗。即刻、辞(止)めていただきたいなと思います。それとNHKのアナウンサーにも苦言したいことがあって、よほど横綱vs大関の割りを崩したかったのか、朝乃山(前頭6枚目)の復活劇の方がニュースになると思ったのか、朝乃山びいきが酷すぎましたね。もし仮に十四日目、三敗で並んでいた朝乃山が勝って安青錦が負けても大の里vs朝乃山が本割で組まれることなどあり得るわけないじゃ無いですか。しかも優勝争いから仮に脱落したとしても10勝4敗の大関ですよ?番付をなんだと思っているんでしょう。その可能性を問われた当日の解説者(たしか元栃乃和歌だったと思います)にアナウンサーの方は怒られていましたが、そんな的外れな質問というか、個人的な感情は聞いていて不快ですので、こちらも止めていただきたいなと思います。

横綱昇進は「2場所連続優勝またはそれに準ずる成績」と明確に謳われておりまして、2場所連続優勝なら仮に11勝でも文句を言われる筋合いはありません。ただ、「準ずる成績」というのが曖昧でして、今場所のように11勝の安青錦をそれに該当すると見なすかどうか、そこは賛否が分かれるところ。私は「準ずる成績」とは単純に「準優勝」ではないと思っているので、11勝では明確に来場所「綱取りの場所」と言うのは難しいだろうなと、でも審判部がそれを明確に否定しなかったのは、来場所、仮に全勝優勝なら昇進があり得なくはないということで否定しなかったんだろうと思っています。逆に言えば1敗でもすれば来場所後の昇進はあり得ない。今の安青錦の状態や昨今の大相撲界を見ると全勝なんて至難の業ですからね。来場所は安青錦にとっては足場固めの場所になると思うので、早く怪我を直して稽古に集中できる環境を整えて、頑張って欲しいなと思います。

今場所後、ともに昇進を目指した霧島(大関)と熱海富士(関脇)。残念ながらともに8勝ということで、昇進話は振り出しに戻りました。特に熱海富士なんかは終盤にまさかの5連敗、大の里もそうでしたが一度歯車が狂うとね、修正できなくなるんだなって、二人とも似たような相撲を取りますしね。そんな感じがしました。でも大の里は2連敗で止めた。そこが横綱と関脇の差なんだろうと思います。ただ、霧島もですけど勝ち越してはいるのでね。この経験を糧に、来場所以降頑張って欲しいなと思います。変わって一気に大関候補に挙がってきたのが藤ノ川(関脇)。まさかの新関脇11勝でね、ちょっと驚きました。私はいつか壁にぶつかるのではないかと、いや、別に壁にぶち当たるのを待っているわけじゃないですけれども、ここまで順当に番付を上げてね、小さな体で凄いなと思うわけでございます。ただね、そろそろ研究されて壁に当たりそうな気はするんですよね。いずれにしても大関昇進の足場固めにはなりましたから、来場所以降が楽しみではありますよね。余談ですが藤ノ川の本名は齋藤成剛。この名前を聞くと、私なんかは北海道出身の某柔道家を思い出してしまいます。同姓同名ですが、あちらは「制剛」。もちろん由来は「柔よく剛を制す」だったと思います。北海高校出身で父親は当時の北海高柔道部監督(私の高校時代も北海の監督を務められておりました)、私より制剛選手は世代は下ですが、親子鷹で注目されたこのころから北海は強くなった(というか復活した)と記憶しております。一方、藤ノ川は「成剛」。あくまで想像ですが、おそらく「柔よく剛を制す」から取りたかったんじゃないかなぁ。ただ字数的に悪かった(北海道出身の柔道家は斎藤さん、藤ノ川は齋藤さん)ので「成剛」にしたんじゃないかと。だとしたら名前どおり、「柔よく剛を制す」の相撲内容ですよね。今場所は敢闘賞を受賞しましたが、私はてっきり技能賞だと思ってました。藤ノ川の本名が「柔よく剛を制す」から来ているのかわかりませんが、来場所以降も「柔よく剛を制す」で頑張って欲しいなと思います。因みに三賞は美ノ海(前頭3枚目)が敢闘賞を受賞、殊勲賞と技能賞は該当なしでした。

今場所前に予想した勝ち越し(負け越し)予想は25勝、先場所が27勝で今場所は初日からの休場者が3名だったことを考えると、完敗です。言い訳はしません。来場所こそ、気を引き締めて頑張りたいなと思います、なにを頑張るかわかりませんけど。というわけで、来場所の番付予想を以下に。

 

横綱       大の里       豊昇龍

大関       安青錦       琴櫻

         霧島

関脇       熱海富士      藤ノ川

小結       美ノ海       義ノ富士

前頭筆頭     藤凌駕       朝乃山

同2枚目     高安        藤青雲

同3枚目     宇良        尊富士

同4枚目     平戸海       豪ノ山

同5枚目     伯乃富士      大栄翔

同6枚目     若元春       琴栄峰

同7枚目     狼雅        欧勝馬

同8枚目     金峰山       錦富士

同9枚目     琴勝峰       獅司

同10枚目    王鵬        朝紅龍

同11枚目    朝白龍       隆の勝

同12枚目    阿炎        一山本

同13枚目    寿之富士      朝翠龍

同14枚目    時疾風       出羽ノ龍

同15枚目    玉鷲        旭海雄

同16枚目    北の若       千代翔馬

同17枚目    正代

 

自信は過去一ありません。というのも、微妙なお相撲さんが多いので。完全に正解したら5点、半枚違いなら1点、2枚以上もしくは幕内と十両の入れ替えが違えばマイナス5点、それ以外は0点ということで結果がどうなるか、番付発表を楽しみに待ちたいなと思います。今場所休場した豊昇龍について、親方衆から「まずは土俵に上がることが大事」「いきなり優勝を目指すのではなくて、まずは10勝を目指すべき」などの声が上がっておりました。その気持ちもわからなくはないですが、私は、まずは怪我を直すべきだと思っています。二桁勝利を目指せと言っても今場所の優勝ラインが12勝、二桁目指したら嫌が上にも優勝を目指すことになりませんか?横綱は終盤に役力士との対戦が組まれますからね。十日目くらいまで2~3敗で乗り切らないと、10勝できませんよね。それくらいの体調に戻ってきているのであれば、私は全然良いとは思いますが、元々12勝くらいはできる横綱なのでね。あまり意識は低く持たない方が宜しいかと思います。

元幕内の矢後(三段目、北海道芽室町出身、32歳)が今場所限りでの引退を発表しました。幕下付け出しでデビューして3年目には幕内に上がってきて、自己最高位は前頭10枚目、非常に将来を嘱望されたお相撲さんでしたけどね。入門前から古傷を抱えながらということは知っていたので怪我が無ければとは思いますが、でも私が言うことでは無いですけど良く頑張りましたよね。今後は東京で働きながら学生相撲のコーチなどもするということで、第二の人生、頑張って欲しいなと思います。できれば北海道で指導者の道を歩んで欲しかったなぁ(あっ、独り言です💦)。

最後に、ちょこっとボウリングの話題を。9月最後の女子プロボウリングトーナメントが山梨県で行われました。優勝は霜出佳奈プロ。約3年ぶりとなる通算3勝目、おめでとうございます。優勝決定戦では、こちらも通算3勝目を狙った幸木百合菜プロとの対戦でしたが、ノーミスで手堅くまとめた霜出プロが237-217で逆転勝利となりました。幸木プロは9フレのスプリットが痛かったですね。というわけで、今季残すところトーナメントは男子シーズントライアル(9月~10月)、ちゃおちゃおハウス女子トーナメント(10月)、ラウンドワンGCB決勝大会(男女、10月)、千葉OP(男子、10月)、ジャパンOP(男女、11月)、ラウンドワンGCBファイナル(男女、11月)、男子ドリームマッチ(11月)、サンスクエアボウルグランドフィナーレ女子トーナメント(11月)、メリーランドカップ(男子、12月)、プリンスカップ(女子、12月)、全日本女子プロボウリング選手権(12月)、全日本男子プロボウリング選手権(12月)となりました。この中で特筆すべきなのはサンスクエアボウルグランドフィナーレ女子トーナメントですね。閉店しちゃうんですね、サンスクエアボウルさんって。おそらくこれまで数々のトーナメントを見守ってきたセンターさんなので、グランドフィナーレと銘打ってトーナメントをやるんでしょうね、感謝の意味を込めて。札幌界隈も近年閉店が相次いでますけど、新しいセンターさんは出来ていないような。寂しいですね。プロボウリングトーナメントではないですけど、10月4日と12月27日にリージョナルツアー(チーターOP、ベアOP)が、10月12日~16日に国スポのボウリング競技が行われます。こちらもいろんなプロボウラーが出場しますのでね。注目したいなと思います。