お疲れ様です。
今日も、青森県小学生スキー大会男子リレー競技のレースの模様を書きます
(前回のつづき)
1走が続々と会場へ入ってきた。
トップは碇ヶ関、2番手は馬門29秒差、3番手は野辺地小が3秒差で2走へ
リレーした。
トップの碇ヶ関との差を会場内で早くも差を詰める。
それと同時に3番手の野辺地小に馬門は追い越された。
野辺地小の2走はエースである。
馬門の晴空(はるあ)とスピードが全然違うので、一気に抜き去って山の中へ
入っていった。
1km地点から無線情報
「トップは野辺地小、2番手は馬門23秒差、3番手は碇ヶ関15秒差」
予想どおりだが、前半でここまで差がつくとは。。。
この2走で1分以上の差がつくと雲行きが怪しくなる。
馬門はアンカーにエースを置いて追い上げ、最後には差すという作戦であるが
その時点で1分20秒差が逆転優勝するためのギリギリラインと予想していた。
野辺地小は、ここが勝負どころなので、引き離しにかかる。
「晴空~頑張れ」心の中で祈った。 馬門チームスタッフ全員も同じ想いだ。
そして2km地点から無線情報
「トップ野辺地小が通過しました。2番手の馬門は31秒差」
よし晴空が頑張っている。
色んな面で疑問を持ち、それを徹底的に追求するタイプの晴空は滑りの
技術もかなり向上している。
あと1km、次の5年生功汰へ50秒以内で繋いでくれ
そして最後の上り中間から無線情報
「トップ野辺地小、馬門は44秒差、3番手若葉小10秒差」
後半、一気に差が開いた。若葉小も追い上げてきたがまだまだ大丈夫
会場へトップの野辺地小が入ってきた。
豪快な滑りである。
晴空はまだ来ない。。。
これが予想展開だと自分はわかっているが周りの応援している方々は随分
離されたと感じているようである。若干、ざわつき始める。
そして晴空が会場へ入ってきた。
最後の力を振り絞って、晴空の武器であるキレのある滑りで3走功汰へ繋ごう
と必死にラストスパートをする。
トップの野辺地小は山の中へ入ったと同時に馬門は3走功汰へリレーした。
タイム差は47秒
よし50秒以内だ
あとは野辺地小と馬門の5年生対決
普段は野辺地小の3走の方が15秒くらい上の選手なので功汰は1分以内で
アンカーへ繋げれば目指すものが見えてくる。
前述にもありますがアンカーへ繋ぐ時点の最低ラインは1分20秒である。
功汰は上級生に引っ張られ大きく成長を遂げた。
今、チーム目標に向かって力を出している。
次回は、トップを走る野辺地小と離れまいと頑張る5年生功汰の力走へと
続く
ノシ(* ̄Oノ ̄*)