先月向いのお宅のご主人がお亡くなりになったので
自治会からの慶弔費を渡しに訪ねてきました。
私がこの家に来た頃からすでにご主人は退職されていて
いつも昼頃に二人で一緒に出掛けておられたのを見て
穏やかな素敵なご夫婦だなと思っていました。
最期の方はご主人の認知症が進んで
奥様は大変な思いをされていましたが
長年連れ添ったからこその
お別れの辛さもあるんだろうな、と思います。
少し話をする中で
息子さんが私の主人と同級生なので
よく覚えている、という話もして下さいました。
亡くなってもうすぐ9年になり
主人側の親戚とはすっかり疎遠なので
ここに残ったからこそ
主人の思い出ばなしができて
主人の実家でもあったここから
引っ越さなくて良かったのかなと
思えました。
お悔やみに伺って
自分が励まされるってどうなのと思いますが
主婦の鑑のような奥様は
さすがだな、と頭が下がる思いです。
そういえば少し前に
別のお宅のお母さんからも
「あんたんとこのご主人
班長当たった時に集会に来なくて
大変だったのよ~!!」
なんて言われたこともありましたが
今更ながら主人の意外な一面を知って
面白いなと思えるようになってきました。
そういえば、その方のことは
主人がいつも
「余計なことを言いおるねん」
って敵意むき出しだったのも
懐かしく思い出します。