引っ越さなくて良かったこと | 年子&わんこママの雑記帳

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2015年に夫は天国へ旅立ちました。
その後のあるひとり親の忘備録。

先月向いのお宅のご主人がお亡くなりになったので

自治会からの慶弔費を渡しに訪ねてきました。

 

私がこの家に来た頃からすでにご主人は退職されていて

いつも昼頃に二人で一緒に出掛けておられたのを見て

穏やかな素敵なご夫婦だなクローバーと思っていました。

 

最期の方はご主人の認知症が進んで

奥様は大変な思いをされていましたが

長年連れ添ったからこその

お別れの辛さもあるんだろうな、と思います。

 

少し話をする中で

息子さんが私の主人と同級生なので

よく覚えている、という話もして下さいました。

 

亡くなってもうすぐ9年になり

主人側の親戚とはすっかり疎遠なので

ここに残ったからこそ

主人の思い出ばなしができて

主人の実家でもあったここから

引っ越さなくて良かったのかなと

思えました。

 

お悔やみに伺って

自分が励まされるってどうなのと思いますが

主婦の鑑のような奥様は

さすがだな、と頭が下がる思いです。

 

そういえば少し前に

別のお宅のお母さんからも

「あんたんとこのご主人

班長当たった時に集会に来なくて

大変だったのよ~!!」

なんて言われたこともありましたが

今更ながら主人の意外な一面を知って

面白いなと思えるようになってきました。

 

そういえば、その方のことは

主人がいつも

「余計なことを言いおるねんムキー

って敵意むき出しだったのも

懐かしく思い出します。