鹿児島南方見聞録 4
昼には船に乗り島ともお別れ・・・、あと半日。
山の展望台や鍾乳洞といった、普通の観光客なら見学する所はパス!
港から近いこの辺の浜で最後の悪あがき!、打ち上げチェック!!
そんで・・・ 貝ネタ無しはなんとか免れ
フェリーとしまで
「さらば、宝島!」 (T_T)/~~~
その、結果報告
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面白い貝は諦めてましたが~、最後に掘り出したのが・・・
ハチノスキクザル Chama cerion (Matsukuma,Paulay & Hamada 2003) 21.0mm
比較できるように屋久島産 ↓ も貼っておきます・・・
16.0mm ~ 20.4mm
宝島の貝
普段ならクビレシロネズミぐらいかな、持ち帰るのは・・・
島を探索中、タカラガイが何種確認できるか拾い集めてました。
泊まった民宿の食堂の棚に、
宝島産のハチジョウ・ヤクシマ・ホシキヌタが飾ってあったから
ヒメホシ ・ コモン ・ キイロ ・ イボ ・ ハナビラ
アヤメ ・ ウキ ・ コゲチドリ
カモン ・ マメシボリ ・ クチムラサキ ・ ヤナギシボリ ・ アミメ
+ ハナマルユキ ・ ヤクシマ ・ ハチジョウ ・ ホシキヌタ
17種は確認できたことになるが~ しかし、打ち上げですら数は極端に少なく、
複数確認できたのはハナマル・ハナビラ・ヤクシマ・コモンぐらい。
島をほとんど一周するぐらい歩いたのに! です。
宝島、貝はさっぱりでしたが自然は素晴らしかった。
磯はどこも貸し切り状態、綺麗な海でした。
鹿児島南方見聞録 3
海岸に下りる道路の途中から・・・
北側を見るとこんな感じ。
南側です。
まずは南を攻めてみる・・・
ここまで歩いた甲斐は無く! ィャ貝は無く (^^;
まだ歩ける磯は続いていたが、貝の気配は薄くなる一方。
連日の炎天下でさすがに疲れが (^^; 諦めて引き返し北側へ向かう・・・
宝島のリーフ。どこもほとんど波でえぐられ、空洞のようになってる。
水に浮かんだ岩に乗るような感覚。
ジャンプしたら足元が崩れ、海中にドボンとなりそうで怖いぐらい(^^;
これまでに多くの離島の磯を歩いてきたけど、
ここまで広範囲&岸側に深く削られたリーフは初めてです。
にしても、生き物が少なすぎる・・・ なんでか?(-"-)
唯一たくさん見かけたのがこのウツボ
4~50mおきに出くわすぐらい何度も遭遇。
この後、打ち上げラインをチェックしながら戻ることに・・・
三日連続の灼熱地獄 + 成果ゼロ = 諦めモード です。(T_T)
まだつづく
鹿児島南方見聞録 2
昔、イギリスの海賊・キャプテンキッドが財宝を隠したという言い伝えがあり、
財宝を隠した!? と噂の鍾乳洞もあったりする。
実際に国内外から多くの探検家や賞金稼ぎが訪れたといわれ、
歴史的にみても、宝島というというネーミングにふさわしいロマン溢れる島である。
面積:7.14 ㎢ 周囲:13.77 km 人口は100人ほど
初日は前籠(まえごもり)港から大瀬崎までを偵察したので、
今日は海岸線を時計回りに荒木崎を目指す!
少し歩いて振り返ると・・・
こんな浜が続いてます。 いい感じなんだけど貝は極めて少ない(^^;
人工的な海水浴場を過ぎ・・・
浅いタイドプールが点在するような海岸線を・・・
貝を探して歩く
宝島港。 堤防の先端から振り返った景色
ここまで、キープするような貝は無く・・・
ていうか 貝がほんまに す・く・な・いっ!! (-""-)
同じようなリーフが永遠と続いてます(^^;
何個か見れたツノテツレイシ
ここまでにムラサキイガレイシが、5個程度
シラクモガイが一番多く、それでも7~8個。
ハナマルですら生貝は3個しか見つからんぐらいの貝の少なさ。
ハナビラやイシダタミなんてのが居ないのは不思議です???
荒木崎灯台の下の斜面を少し登って・・・
沖に見えるのは子宝島。
灯台まで登ると下りるのが面倒だし、
陸地を歩いて帰るよりは打ち上げのチェックをしながら戻りたい。
で、Uターンして・・・
けっこう広い浜。 打ち上げラインを辿りながら・・・
宝島港まで戻ってきました。 灼熱の炎天下。 そーとー歩きました(^^;
しかし、まだ宿までの陸路がある(^^;(^^;
打ち上げの成果もないので余計に疲労感が(^^;(^^;(^^;
つづく
鹿児島南方見聞録
しかし・・・ おじさんになってしまってからは一人旅の機会も無くなり、
歳とともに体力&気力も衰退 (^^;
「でもな~… 、またどっか行きたいな~…」
で、まだ行ったことのない鹿児島の南の島への旅を計画。
7月1日。 準備万端で我が家を後にしたのでした(^^)
鹿児島本港南埠頭
↑から
↑に乗り換え。 23:00 出港!
日の出前に
トカラ列島の玄関口
口之島に入港。 スルーして・・・
中之島
各島の停泊時間は15分ほど。荷の積み下ろしなどをテキパキとこなし・・・
次の島
諏訪之瀬島の港
そんでもって・・・
平島。 次が・・・
悪石島
ココも短時間で出港し・・・
妊婦さんが寝てる姿に見えるので有名な
小宝島です。 上を向いた顔に見える(^^)
小宝島も後にし・・・
目的地
海賊のお宝伝説もある・・・
宝島です。 港に描かれたカラフルな絵もユニーク(^^)/
日頃の行いか(^^)
海はべた凪と言っていいほど穏やかで、ほとんど揺れずに宝島に到着。
昼前に着いたが・・・ どーしよう?
快晴で炎天下(^^; 磯は暑そうだ(*_*;
で、前回の磯探索になったのでした・・・ つづく
久~しぶりの磯探索 2016.7.吉日
目にした貝を写真に
どこの磯でも
お馴染みの
貝ばかり(^^;
潮はかなり引いてはいるのだが・・・
何故か?生き物の気配が少なすぎる!
ここまで写真に撮った貝たちも数はごく僅か、 必死に探しても! です(*_*;
ウニやナマコ・ヒトデなんかも見ないし・・・??
こんな環境ならたくさん見つかるはずのキバアマ・タマキビ類ですらほんの少し^^;
浜にあるのは浮き玉ばかりで、貝は打ち上がってない。
海岸線を歩くこと3時間(^^; 成果無し(T_T)
ここまで来て・・ なんで???
何処を探索してるか気になった人はグーグルで覗いて見てね!
この岩山の座標・・・
29° 09′20.80" N 129° 11′20.50" E
つづきは・・・ またしばらくしたら書きますです。
気長にお待ちください(^^)/
トックリラン
我が家の庭のトックリランに花が!(^o^)/
鉢植えのトックリランを購入し、庭に植えて16年。初めて咲いたのです(^○^)
鉢植えの段階で、少なくとも4~5年は経過していたので、
20年目にしてやっと!ってことね(^^)
ネットで調べてみると・・・
花が咲くのは貴重で、30年・40年目で初めて咲いたとかの記事もある。
20年は早い方か? で、一度咲けば数年ごとには咲くようです。
どんな花が咲くのか凄く楽しみにしていたのに・・・ ここで悲劇が!!!
花の芽がつくしんぼうのように伸び始め、それが広がって
小さなつぼみが開きかける直前になって台風11・12号のWパンチ!
朝目覚めたら花は根元部分からポッキリ!・・・ うぇ~ん(>_<)
折れて吹き飛ばされてたのを拾い、
花瓶に活けてたのでどんな花かは見られたのですが・・・
寂しーく まばらに咲いただけでした~。。。
残念だった(T_T) ってお話しです。
トックリラン(徳利蘭、Beaucarnea recurvata)はスズラン亜科の常緑高木。
幹の下部が膨れて徳利のような形になる特徴があり、
観葉植物として人気がある。
幹の先端から細い葉が多数出る様子からポニーテール(ponytail palm)、
また旧属名からノリナ(Nolina)とも呼ばれる。
メキシコ南部乾燥地の原産。
耐寒性は弱いが、霜が下りない場所ならば露地栽培できる。
膨れた部分に水を貯蔵するCaudiciform(ボトルツリー、壺植物)
と呼ばれるタイプの多肉植物で最もよく知られるものである。
花は茎の先端から出る円錐花序に多数つくが、
栽培品では花が咲くことは少ない。 ~ ウィキペディアより ~
磯探索 2014.7.13
超~ 久々に磯へ偵察に(^^ゞ
今回はこんなところ・・・
台風後だし、なんか良いもんが打ち上がってるかも?
と期待しましたが。。。 空振りでした(^^;
お馴染みさんばかりでしたが、画像無しではツマラナイ!
なので、写りが良さそうなのを見つくろい・・・
磯からの帰り、貝が打ち上がりそうな小さな浜を偵察。
で、出会ったのが・・・
クリイロカメガイ Cavolinia uncinata (Rang, 1829)
砂浜の打ち上げラインに大量に流れ着いていました。
一度にこんなに見るのは初! 驚くほどの数!!
他のカメガイ類が混じってないかと真剣に探しましたが~
全部クリイロのようでした(^^;
中身が完全に抜けてる綺麗なのをお持ち帰り (^-^)
海中を浮遊しながら生活する貝ですが、波の力&風向きにイタズラされ
大量漂着させられたのでしょう・・・ 可哀そうに(^^;
クリオネの親戚なので、
ネットで検索すれば海中を泳ぎ回る面白い動画も見られます。
興味のある人は見てみてね (^^)
生物多様性
近頃,、「生物の多様性」という言葉をよく見聞きするようになってきました。
年々地球環境の保全への関心も高まり、
今まで見過ごされてきたマイナーな生き物たちが
テレビ等に登場する機会も増えてきたように思います・・・(^-^)
屋久島にも2009年に環境省の支援を受けた
[生物多様性保全協議会] なるものができ・・・
「様々な自然環境に息づく多様な生き物の世界を調査研究し、
保全していこう!」 って活動が行われているようです。
私が好きな貝についても
[屋久島貝の多様性発見プロジェクト] が立ち上がり、
海岸や河口など様々な環境での貝類相調査や、
参加希望者を募っての貝拾い・名付け会・標本作りの
体験学習なども数回行われました。 ( 私も一度だけ参加 ^^ゞ )
昨年の8月には、琉球大学の名和さんを講師に迎えての
調査報告会や調査で得られた貝の展示会などもあったのでした。
その調査活動も一段落。
この度、プロジェクト全体の成果をまとめた
[屋久島の海岸貝類相] という報告書が作られました。
それぞれの海岸・河口などの生息環境も解説され、
どんな貝がどこに生息しているのかが分かるように書かれてます(^-^)
絶滅危惧種や希少種の判定など、情報量も多く内容は充実!(143P)
しかし… 記載された貝類は718種。 (図版はカラーで約200種)
2010~2013年にかけて調査され、
その調査で得られた標本を基に作られたようです。
限られた期間・限られた回数の調査ではいたしかたないことで・・・
「屋久島のポテンシャルはこんなもんじゃ…」
「ここにはまだもっと!」 とツッコミたいところですが・・・ (^^;
まー今まで行われなかった本格的な調査だったし、
報告書も手に入ったことだし・・・
贅沢は言えませ~ん! ね(笑)
ビン玉の網掛け
先日拾ったビン玉に、網を編んで被せます(^-^)
ガラス製の浮き球(漁具)に保護網を被せる事を
「網掛け」とか「編み込み」と呼ぶようです。
昔、何個か編んだことはあったのですが~もうスッカリ忘れちゃってました(^^;
で その作り方ですが…
作る人や地方によっても違うようで、いろんな編み方があります。
まーその辺はお好み次第、 私は作りたいように編むことにします (笑)
注文してたロープが届いたので早速作業開始 (^-^)
真新しい化繊のロープでは味気ないので、麻のロープを使って編むことに。
麻は少しゴワゴワして結びづらいんですが、
出来上がりは自然な感じでシックリきます (^○^)
編むという事は、長~いロープを何度も網目にくぐらせるという事になるので、
この手の作業を進めるときは下準備が肝心です。
束ねたロープが絡まぬよう、テグスを巻く糸巻きのような物を適当に作り、
これに必要な長さを巻いて準備。
途中で足りなくなると面倒なので、余裕をもって余るぐらい巻いときます。
( このひと手間で、作業効率が格段にUPしますです(*^^)v )
まずはシッカリした輪を作り・・・
そこへレース編みのように作り目をします。
出来上がりの網目の大きさはこの目の数で決まります。
私は少し小さい網目にしたかったので15個でスタート。
「カエル股結び」で編み進めます。
最初は小さい網目で編み始め、徐々に大きくしていきます。
中央(赤道)付近を過ぎたらまた徐々に小さく・・・
網目の大きさは、「大体こんなもんだろう…」で大丈夫!
少し不揃いぐらいの方が手作り感が出ますし (笑)
時々ビン玉に被せ、大きさを確認しながら・・・
半分以上編んだら、ビン玉に別の紐で仮止めすると編み易いです。
最後の網目は大きくし、それをクルっと返して輪を二つ作る。
そこへロープを一周グルっと通して強く引き絞る。
別に作った吊り下げ用の輪と合体させれば・・・
使った麻のロープは 6mm×50m でした。
ネットで購入したんですが、計算すると1m15円弱のお品・・・安っ!(^○^)
結ぶコツさえつかめれば、半日で編めるぐらいの作業。
「私も挑戦したい!」って人はネットで検索してみてください。
作り方が載ってるページが複数ヒットしますので、
そちらを参考に (^^)。 詳しい結び方なども載ってました。
私も思い出しながら、何度か結ぶ練習をしてからのトライでした…(*^^)v