外食が続くと気になる野菜不足。そもそも多くのレストランで「サラダ」と名のつくものは、大体ちょろっとしたサラダ菜の上にお肉や、チーズなどのタンパク質が乗っているだけ。もしかして気休めにトマトやキュウリ、お洒落なお店だったら珍しい野菜などが添えてあるかもしれないけれど、それは野菜摂取というか彩りが目的なだけ。野菜を沢山食べたい!と思う欲求に応えるものではない。
でも、ありますよね。外食中に野菜が食べたくなること。身体がヘルシーさを渇望する瞬間が。そんな時に私が思い出すのは、行きつけのタイ料理店が期間限定で出す、茄子の冷しゃぶサラダ。この冷しゃぶサラダ、何が嬉しいって、茄子とフレッシュな野菜がたーくさん入っていること。おまけに豚のしゃぶしゃぶなんて、ヘルシーな感じがしませんか?これはダイエッターにも、筋トレ好きにもオススメできる一品。
まず、一番の層は軽く揚げた茄子(ここだけ、揚げ物なので唯一ヘルシーさに欠ける)。ほんのりと塩が効いた優しいお味。サラダリーフが乗せてあり、その上には茹でた薄切り豚がたっぷりと。ここのシェフは太っ腹。そして隠れた本丸は、ここのお店オリジナルのドレッシングに、パラパラとちらされたかいわれ大根。タイ料理なので、ドレッシングはナンプラーと青唐辛子香る大人のお味。それにかいわれ大根の苦さが不思議とマッチして、茄子と豚肉という普段食べている食材を異国情緒溢れるものにしてくれる。お腹が空いていれば、サクっと前菜として楽しめる。もし、今日は軽くいきたい、という日であれば、メインとしても十分なボリューム感だ。
しかも、タイ産シンハービールは口当たり軽いスッキリとした飲み心地で、余計に酔うとか、無駄に甘いなどの罪悪感もなく、何とも健康的なこの料理と合う。
ビールを一口、茄子と豚肉を合わせて一口。そこには、東京でひとり楽しむタイの形がある。
End.
