相手を怒らなくてもいいんですよ?! | 一般社団法人日本褒め言葉カード協会    藤咲徳朗のブログ

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~褒め言葉カードで仕事も家庭も幸せに~

企業での管理職研修では、
「褒めること」と「叱ること」の
重要性を話しています。

叱ることができないという管理職がいます。

おとなしくて優しい性格のタイプが多いです。

その管理職たちは
叱る意味を取り違えていました。
だから叱ることができないでいました。
 

どう取り違えているかを
体験していただくために、
ある実習をしています。

次のような実習です。

受講者の方々に軽く目を閉じてもらって、
私が質問をしていきます。

「叱るという言葉から何が見えますか」

「叱るという言葉から何か聞こえますか」

「叱るという言葉から何を感じますか」
 
 
すると、
怖い顔をした上司から、
「何やってんだ!」と怒られて
逃げ出したくなるような嫌な気持ちになると、
答える人がほとんどです。
(職場ではなく、家庭で怒られた体験を話す人もいます。)

誰もが叱ることをイメージするのではなく、
怒ることをイメージしているのです。
 

だから、
「上司は部下を叱らないといけません」と
研修の講師に教えられたら、
「上司は怖い顔をして
 部下を大声で怒って嫌な気持ちにさせなさい!」
と言っているのと同じことなのです。

叱るという言葉の意味は、
「間違っている言動を正す」という意味です。
怖い顔をして怒らなくて良いのです。

この意味を教えてあげると、
受講者は「そうだったのか!」と
ビックリした表情をします。

そして、笑顔になります。

これが分かると、
部下を叱ることを簡単にできるようになります。

自分のやり方で、
部下の間違っている言動を
正していけばいいのですから。

家庭も同様です。

子どもを叱るときに、
「叱るとは、
間違っている言動を正してあげること」
と思っていると、
過度に怒鳴ったり、体罰をしたりすることは、
なくなるかもしれません。

藤咲徳朗



冬の特別セミナーとして
12月29日(土)に楽習インストラクターセミナー
12月30日(日)に部下指導コーチングセミナーを
東京の品川で開催いたします。

来年の仕入れのために
この機会に未受講の方はおいでくださいね。

また、企業研修が決まっている再受講者の方も
カリキュラムの確認のためにおいでください。

詳細とお申し込みはこちらになります。

・12月29日(土)に楽習インストラクターセミナー
http://homekotoba.jp/?page_id=2744

・12月30日(日)に部下指導コーチングセミナー
http://homekotoba.jp/?page_id=2791

みなさま、セミナーでお会いしましょう!



★編集後記

テレビで、
「体罰は良いか悪いか」という議論をしていました。

良いか悪いかの議論は、伯仲していました。

私は子どもの時から、
体罰をされるのは嫌でした。

中学校で竹刀を持って
歩き回っている先生がいました。

尊敬する気持ちは
湧いてきませんでした、、、

音楽の先生は、生徒が騒ぐので、
モノサシで叩いていました。

なんて可哀想な大人だと見ていました、、

話してくれたら分かるのにと
思っていました。

だから、私は周りの人、
家族には暴力を振るったことがありません。

暴力は相手も自分も体が痛いですし、
そして、相手も自分も
心が痛くなるからです。
 

そして、
会社では部下指導というと、
部下を怒ることだと勘違いをしている人がいます。

怒っていると仕事をしていると勘違いをするのです。

そして、
経営者も怒っている管理職を
高い評価をするケースがあります。
仕事ができる、仕事をしていると勘違いをするのです。

褒める管理職社員よりも、
怒る管理職社員の方が
高い評価を受ける会社の方が多いように感じています。

だから
日本ではパワハラが横行するのかもしれません。

パワハラの対策を真剣に打たないと、
企業の存続ができない時代になっています。
パワハラで会社を辞めざるを得ない人が
どんどん増えているのです。

その対策は、
“褒める・認める・感謝する”企業研修です。

離職率が40%の会社が5%まで
改善されたケースもあります。
 

 

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「ある食堂の話」