涙涙のお話です~神風特別攻撃隊鹿屋航空基地へ行って参りました♪ | スマイルのブログ

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今度攻撃命令を拝して、出撃することになりました。

日本男子の本懐これに過ぐることなく、喜びに耐えません。

父上様方も聞かれましたら、さぞかしご満足されることでしょう。
今更言う事はありませんが、一寸の孝行もせず、

ただただ二十年の人生を育てて下された父上様、母上様、

祖母様方に何とお詫び申し上げてよいか判りません。
まだ戦争に行ったことがないので不安な点もありますが、

弾が命中したら、必ずや敵の空母を撃沈します。
突然でさぞかし驚かれると思いますが、立派に男子の本懐を

全うします。
出発まで時間がありません。一言、最後の言葉を。

 

昭和20年4月7日
二飛曹 清水雅春 18才
神風特別攻撃隊第三御盾隊として、沖縄海域にて特攻戦死

 

 

ごきげんよううへ

 

いきなりとんでもないお話から始まりましたが

抵抗のある方はスルーして下さいえ~

しかし、これは紛れもない事実であり、決して風化させては

いけない悲しいお話なのです泣き1

なぜもっと違った選択が出来なかったものかと、こういう場所に

来るたびに思いますぬおぉぉぉ

賢い人はたくさん居たのに、もうとっくに勝ち目はないと感じて

いる人はたくさん居たのに…。

なぜ止めることが出来なかったのでしょうねハァ

 

 

ここから多くの若者が戦火に散りましたゼロ戦

神風特別攻撃隊がこの鹿屋基地から出撃し

そして遥か南方の海へと散って行かれましたぬおぉぉぉ

 

 

 

この航空機【桜花】が余計に哀しみを誘います泣き1

桜花は自力では航行が短く長い距離を飛べないので

親機に吊るされて目標の近くで切り離されて、後は

乗り組員が操縦して敵艦に突撃するという、ほとんど

人間爆弾といっても過言ではない、何ともやるせない戦術で

この桜花で55名もの若い命が失われてのです泣き顔

 

母上様

いよいよ出撃の時が来ました。

出撃の朝、私は家の上空で旋回し、お別れの挨拶として

首に巻いた白いスカーフを振りますので、それで母上とは

今生の別れとなりますが、決して泣かないで下さい。

お国のために立派に死んでいったと喜んで下さい。

 

このお母様は目が悪く、息子さんが母の目となり親子二人

仲睦まじく暮らしていたということです。

出撃の朝、息子さんは自分の家の上空を3度旋回して

別れの白いスカーフを振りまわしました。

母は目が見えないにも関わらず、雲一つない上空を見上げ

航空機の音を聞きながら息子の出撃に手を合わせてお国の

ために働く勇ましい息子の姿を眺めていたと言います。

息子さんは最後の3回目の旋回の時に母へ向け白いスカーフを

そっと空へ放ちました。

その時、目の見えない母は大空に舞う白いスカーフが一瞬

ハッキリ見えたと言われておりますぬおぉぉぉぬおぉぉぉぬおぉぉぉぬおぉぉぉぬおぉぉぉぬおぉぉぉぬおぉぉぉぬおぉぉぉぬおぉぉぉぬおぉぉぉ

 

涙ってこんなに出るのかと思うぐらい出ました泣き1

 

 

 

ここにいたら本当に涙が枯れてしまう思いがしますはぁ

敵空母に突っ込むんですよ、確実に死ぬんですよ!

何が悲しくてわざわざ自分から命を捨てないといけないのか

涙が出ると同時に何か腹が立って来ます顔

 

平和な生活に慣れている自分達ですが、もし今自分が

この立場なら、どう選択するか考えさせられる時間でした目眉なみだ

 

 

 

 

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