エサについて

ウナギ釣りのエサについては
ドバミミズNo,1説が定番ですが

・夏の時期に捕れにくい点
・外道が掛かりやすい点
・針持ちの悪さ(特に汽水域)
・針への付けにくさ

などの特徴があります
でも釣具やさんで買える人はラッキー

聞いた話によるとミミズは死ぬと自己融解するほどアミノ酸が豊富に含まれているそうです
アミノ酸が多いとなぜ溶けるかは??です🙀
昔アブラハヤを塩漬けにして釣りエサにしようとしたところ、液状化していたことがありました
発酵してアミノ酸が増えてナンプラーになったのかしらん

ウナギのエサはアミノ酸豊富で持続的に匂いを流せることが大事で適度な固さや大きさで呑み込みやすさも考える必要がありそうです

ここではミミズに代わるよく釣れるエサについて調べて羅列してみるので参考にしてもらえたら嬉しいです
魚では鮎が一番!オイカワやカマツカもグー
しかし鮎よりもドバミミズが好き
(仁淀川漁師秘伝より) ※ウナギ筒での評価

 ウナギの筒の作り方やエサやポイント詳細

釣り以外のウナギの捕獲方法もいくつも書いてあります

アユ、モクズガニ、アオサノリも専門に捕っていて興味深い情報満載です


アユが一番、ワカサギは二番
ザリガニやエビもオッケー
ドバじゃなくてもキジミミズでも釣れる
天然ウナギを捕る漁師はみんな「ユウレイホヤ」を使ってるけどね
(秘伝の釣りエサより)
昭和50年代釣りブームの時期に発売された一種の東スポトンデモ本ではあるのですが断言口調で書かれると「ユウレイホヤ」なるものを探したくなります


鮮度を問わなければ鮎だってそんな高くはないです
(例えば3枚に卸して短冊切りにして内蔵と塩を和えるゾンビ仕様で使います)⬅️針付けは割りばしで
※アユを内臓で和えると胃酸が強く身が溶ける、と言う説あり

一度捕獲し放流した個体を塩サバで再捕獲
(鉄腕dash様より)

酒粕を団子にしてウナギ筒で捕獲

(鉄腕dash様より)


自分の過去記事です

酒粕+(好きなエサ)の可能性について書いています


↑の動画は2:50から5匹のウナギに60匹のドジョウを与えていますので補食方法は必見です

夏場は活きドジョウが魚屋さんに出回りますのでこれも候補に入れます

(臭いはミミズ程ではないかも知れないのでウナギの巣の近くにセットしてみたいです)


護岸された浅い川で「魚のアラ(カマや血合いなどの捨てる部位)やイカ丸ごと」を使ってウナギを餌付けしている映像を見ました

何匹も何匹も次々とくくりつけたエサに飛びかかってくる様子に「それほどエサの鮮度は重要ではないのかも」と感じました


 酒粕やアラでウナギが寄せられるならウナギの養殖で使われているエサそのものを手に入れてしまう方法も考えられます

練り餌で強力に寄せて軟らかくて針掛かりの良いエサを喰わせる、あるいはウナギ筒のエサに「お茶パックにいれた養殖場のエサ」を入れたらどうでしょうか
 
最近見た動画でコレは!と思ったのが甘エビです

ただ、甘エビは時期的なこともあってか、魚屋さんであまり見かけません

「アルゼンチン赤エビ🦐」はよく見かける上に比較的安いので代わりに良いかと考えています

※剥いてしまうと針持ちが悪そうなので殻と組み合わせて使うと良さそうです

京王ストアなどあるところにはありました😺キレイ

コメントで

ちなみに車エビは添加物が多いのでウナギの忌避物質になる可能性がありパスかな
前言撤回、スーパーのエビの剥き身でウナギを釣る動画を見ました

ザリガニが手に入れば剥き身にして持っていくのにね🦞 →2021年8月現在でも食用として手に入るお店を発見!



【まとめ】ミミズ以外のエサ候補

●釣り派:
(淡水)甘エビ、テナガエビ、小鮎、鮎の切り身、余った刺し身、活きドジョウ
(汽水から海水)塩サバ切り身、イワシ切り身、イソメ房掛け等、余った刺し身、(活きドジョウもいけるかな)

●ウナギ筒派:
アユ、ウナギ養殖餌、酒粕、アラ等

ここに挙げた以外のエサでも
どんどん試したら良いんです
ある程度軟らかくてアミノ酸が豊富なら何でも食べるハズだから
イカの塩辛の汁に漬けたアユの切り身
とか
針に付けたコオロギを固く練ったウナギの養殖エサにくるんで投げ込む
とか
カットしたホンビノス貝の剥き身
とか
外国産の安いカレイのエンガワ
etc,

あなただけの特エサはきっとあると思います

 「釣り餌大全」

この本は私のバイブルです

ウナギが好むアミノ酸の種類や臭覚の強さ、エサの固さの好みなど詳しく書かれています

魚の視覚や感覚、エサだけでなく広範囲をカバーしています


【私の聞いた話】
・河口にある漁港ではイワシの切り身でウナギが釣れると聞いたことあります(季節不明)

変わったところでは、チスイヒル、袋イソメで釣る地域もあるようです

たまに聞くアケミガイは使ったことが無いのでわかりません


  結局ウナギ釣るにはどうしたら良い?

情報収集と素直な行動に尽きます


【情報収集】

情報に溢れた現代では「役に立ちそう」と思っても実行に移す人は100人に1人もいない、とか


ではすぐに行動すれば良いかというと

重みのある情報

じゃないと情報に踊らされます


出版したら取り消せない、という責任があるので

本や釣り新聞に書いてあるポイントと言うのは重みが違います

何年か経って台風等でポイントの様子が変わっていることもあります

逆に古すぎる本に書いてあったポイントが本当の穴場だった、ということもあります


もちろんYouTubeなどの動画で場所が特定できれば同じ時期に全く同じ釣り方をすれば釣れる確率は高いですが釣り場がせまければ場所の取り合いになる可能性はあります


私が一番重みがあると思う情報は

信頼できる人から直接聞いた話です


例えば釣りの師匠が弟子と一緒にウナギ釣りに行って場所だけでなくエサの付け方から投入ポイント、釣れてからの取り込み方など直接教えてもらったら一生忘れません


思えば私も25年くらい前にウナギがどうしても釣りたくなり何度も何度もボウズをくらい、だいぶ精神的に余裕がなくなった時に

ネットで誰かがウナギが釣れなくて困っている、との回答で「ウナギの釣れる場所を教えますので個別にメールください」

と書いてあるのを見て、恥も外聞もなく教えを乞いました

そして次の釣行で初めてのウナギを手にしたのでした

(その人は釣りの現場に来てくれてウナギの調理方法なども教えてくれました)


今ではそのポイントも公開され、2020年発売された「つり人」にも詳しく書いてあります(相模川)

 

 


スズメ団 稲城本部 スズメのmy Pick