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魚の天ぷらって好きですか?
天ぷらにすると抜群に美味しい魚っていますよね
キス、アナゴ、稚アユ、メゴチなんかは有名ですが
流通量が少なすぎてほとんど口に入らないのに
凄まじく旨い魚がいます
見てくれこそミニウツボといった風情でお世辞にも旨そうに見えないけれど一度食べると忘れられないほど旨い魚、それは
ギンポです
🍀
今回は銀宝(ギンポ)のお話

ウツボの赤ちゃんのようなニョロリとした外見に反し江戸前天ぷらの最高のネタとも評される旨い魚
その旨さは強く印象に残り
時に釣りから離れていた人間を水辺に引き戻す
なんつって😸
ギンポと言っても江戸前の天ぷらでいうところのギンポではなくゴロタのある磯場等でよく釣れるダイナンギンポのお話(旨さではヒケをとりません🎵)
🍀
2023年
10年ぶりにこのダイナンギンポを釣りに鎌倉 和賀江島に行きました
準備からその顛末まで5つの記事にしました
10年振りのこの釣りでは小型ばかりで
なんだかデカいのはすでに釣り尽くされてしまったんじゃあないかと気持ちが離れていました
でも念のため翌年も行きました
残念ながらこの時も小型ばかりでいよいよ諦めがつきました
あれから2年
何人もの人が干潮時にだけ渡れる
ゴロタ石からできたこの島を訪れたことでしょう
潮が満ちるまでの短い時間に思い思いの釣りに興じた記録を何本かの動画で見ることができました
ぬこまた釣査団様
昨年の今頃の動画では思ったより大きいのも釣れていました
そこで思いました
より効率的な釣り方を追及したら大きいのに出会う確率を上げられるんじゃないのか?
🍀
スズメ式
【和賀江島 ギンポ攻略について】
和賀江島は乗ると動いてコケるようなゴロタ石が積まれてできた特殊な堤防跡です
大潮の干潮時に渡り
潮が満ちるまでの間にいかに効率良く釣って無事に岸に戻るかという時限式ミッションとなっています
表面にフジツボなどのギザギザのついた石のスキマにおみくじの様に何本も竿を立てて
暗い穴の中で餌を待ち構えてるギンポを狙います
現地の風景
【竿について】
和賀江島のギンポ専用竿について考えます
ゴロタ石の大きさは大小様々
そりゃ筆や割りばしでもギンポは釣れます
🦌しかし🦌
ある程度竿の長さが無いとしゃがむ姿勢を取らざるを得なくなります
不安定なゴロタの上でしゃがむのは転倒やフジツボに手をついてケガをする原因になります
何より
石の高さより短い竿はかなり近くにいないと見えず、アタリもわからない為広範囲のセットができません
また、少し潮が満ちてきたり
ある程度水深のある場所に仕掛けたい場合に竿の長さがないと釣りになりません
と20年くらい前、最初に釣りに行く前に考えました😸
そこで東急ハンズで
幅9mm×厚さ2.5mm×長さ900mmの
竹ヒゴを複数買って竿としました
(丸い竹は空気による浮力がありすぎるので断面が平たいものを選んだ)
実践風景
遠くからアタリがわかりしゃがまず回収できます
この竿
視認性、アタリ感度は優秀で満足ではありますが
仕掛けがギンポよりパワーのある生物や岩に付着した障害物に対して強度が足りませんでした
前回の釣りでは
パワーの強いカニ等やフジツボ等への引っ掛かり等で元糸の破損により使える竿が減り効率が下がったので強化していきます
まずはこの約20年の間に減ってしまった竿の材料を買いに新宿の東急ハンズに行きました
他で見ない特殊なものだけに販売休止になってるのではと不安になりましたが変わらず売ってて感謝💕
7本買いました
あと13本残ってたのでチャレンジする方はGO😸
(必ず電話して在庫確認お願いします)
竹ひご 9×2.5×900mm
【作っていく】
さて、強度を増すならステンレスの針金を使いますが本数が17本もあるので加工しにくいと大変です
ダイソーで0.55mm径のステンレス針金を発見
これなら加工しやすさと最低限の強度は保てそう
針はがまかつ 丸せいご7号
これまで伊豆メジナ6号でしたが今回、太軸よりも貫通性能を優先してセイゴ針を採用します
丸オモリ1号は前回の0.8号から少し重く
交換しやすさ優先で自動ハリス止めを使っていましたが海水で先端が劣化しやすい為スナップサルカンを採用
針の軸の太さに対して太すぎる糸はすっぽ抜けの原因になりますがなるべく太い糸は使いたい
今回は丸せいご7号に対してホンテロン2号でギリギリ結べました
【針の準備】
狭い穴に突っ込むスタイルの
この釣りでハリスなんてのは短いに越したこたぁありません😼
ホントはスナップサルカンに管付き針(糸通し用の穴が付いてる針)を直付けしたいくらいですが
管付きのせいご針の7号は存在しないので作ります
スズメ式
【超短ハリス チチワ作成法】
小さい針はすっ飛んでいくと後に家族と自分の脅威になるので強力磁石にくっつけてから作業をはじめます
4色ボールペンの軸を使いうまいこと使い針のすぐ上にチチワを作ります
こんなのをアマプラ映画を流しながら40本作りました
はじめから竿に針をセットして複数まとめて持っていくと互いに絡まって時間のロスになるので作った針は別にして持っていきます
針の管理は以前カルディで買ったニャ~の缶😻
中身はこんな感じ
マグネットシートを貼って1箇所強力磁石も設置しています
強力磁石には釣りの後再利用する針を一時的にくっつけて帰ってから水洗いします
【竿の改造】
従来の仕掛け
自動ハリス止めにこぶを作った短いハリスをかませて使います
自動ハリス止めは海水に弱く劣化しやすいのが難点でした
元糸は充分強度のある糸のつもりでしたがまだ弱くハードな使用に耐えるものに変えていきます
また、エサが底を切った方が魚からの視認性が良いので金具の設置箇所を上げます
【針の位置は高めが吉】
水中映像を見る限りエサが着底して底ベッタリになるとギンポの反応はとたんににぶくなりますが
改めて落下してきたエサには機敏に反応します
今回の釣り方のような放置型の仕掛けに於いて
エサが底を切って水流で動いたり
虫エサの動きを水中で見せることは早い釣果に直結します
金具の位置は前回よりかなり高く
高いと言っても底から5cm位の位置に金具をつけます
【完成】
底の部分のアップ
これ、長さが90cmあるんです
強度もあがり針の高さも変わりました
水流でエサが動きやすく竿も遊びがあるのでアタリ感度も高いはず
また短いハリスとスナップサルカンにより針の交換も簡単でローリングされても絡まりにくい仕様です
同じ竿を17本作ったので結構時間がかかりました
【ギンポのエサ考】
これまでギンポはマグロのトロやサバなど
脂の多い身ほど良く釣れるというのが定説でした
確かによく釣れますが短所もあります
いつ釣れたギンポも旨いですが
脂乗りはそれほど良い魚でないことから普段は脂肪分の多いエサでなく小さなカニやエビ、イソメなどを食べていると思われます
実際、イソメで身エサに遜色なくギンポが釣れている動画も見ました
🍀
臭源を辿れる優れた臭覚のギンポに身エサは有効ですがデメリットもあります
大きくカットすると針がかりが悪いです
手に脂やにおいが付きやすく扱いにくい側面があります
身エサはスカベンジャー(屍肉喰い)のカニやヒトデを寄せてしまいます
放置型の仕掛けではなかなかやっかいな問題になります
イソメ類はギンポが視認できれば食い込みもよく素晴らしいのですが
放置型の仕掛けでギンポが近くにいるのに視認できない(石底で繋がってる隣の穴とか)場合は釣れないのでしょうか?
否
【スズメ式 ハイブリッド釣法案】
それでもやりよう、ってのがあると思います✴️
イソメを針に付けて穴に入れます
小さく切った身エサを針の近くに放り込んでおきます
ギンポがイソメを視認できなくても臭いにつられてきてイソメを発見して釣れます
また、もしカニが先に針のエリアに来ても臭いの強い身エサから食べる確率が高いです
カニがエサをちぎりながら食べる時に身エサの臭いが拡散され、さらに遠くのギンポを呼ぶ可能性が高まります
つまり釣り場には
小さくカット済みの塩サバとイソメの両方を持っていけば良かろうなのだ🎵
【地味にケガしやすい】
ギンポ釣りで一番気を付けなきゃならないのは
転倒しない事と潮が満ちる前に岸に戻る事ですが
見落としがちで一番身近で重要なのは
岩に付いたフジツボや貝がらで手足を切らないようにする事です
乗った石がグラっと動くのは当たり前
そんな時にゴム付き軍手や釣りグローブなしの
素手でとっさに手を付くと大抵血を見ることになります
乗った石が動いて踏み外した時、マリンシューズがローファーでくるぶしが出ていたら血を見ます
(普段くるぶしから出血することがないのでこれが殊更痛く感じる💦)
一番良いのは
安いもので良いのでゴム貼り軍手や釣りグローブ
ハイカットのマリンシューズを用意したり
ローファーしかなければ敢えて厚手の靴下をはいたりヒップウェーダーで行く手もあります
たまにしか行かない釣りにあまりお金をかけるべきではないかもなのでなるべくコスパ良くいきたいですね👍️
【告知】
6月18日に今回の竿を持って鎌倉の和賀江島へ渡ります
まさかいないとは思いますが
もしギンポ釣りをしてみたい方はケガしない格好で当日島に渡りワタシに声をかけて下さい
何本か竿をお貸ししますので一緒に遊びましょう
🦭ではでは、また🦭
【オマケ】
今回作った17本の竿をどうやって運ぶか
竿を買った時のケースを改造して入れます