日曜日は病人状態で、蹴りの稽古も回避。
一日中ベッドの上で過ごす。
本日もランオフ。
左足首が痛くて、歩くどころか立つこともできない。
仕事もオフにしたかった。
〜〜〜
88.88km続き。
35km辺り、前後に参加者なく、住宅街を行く。
パラっと雨が降ってすぐ止む。
パラっとでも雲が出て風があれば、暑さはかなりマシ。
駅前でうっかり知り合いに会ってしまった。
『こんなところでフル装備で一体何をしているのか』
という顔をされた。
寄り道急坂。
エイドも兼ねているはずだが、机の上のタッパー2個に謎の食べ物があるだけ…
手を付けずに、自分のサプリともらったコーラで済ます。
パラっと雨で、少し体を冷やして回復できるか
と思ったら一瞬で止んだ。
樋高リオより先にスタート。
坂の下で日本人のJさんとすれ違う。
10-15分私が先行しているか。
〜〜〜
例年はこの近くの山に登らされたりするが、山はレースに使用禁止となったようで、今年はなし。
住宅街を行く。
45km、ハムが悲鳴を上げ始めた。
攣るぞ、攣るぞ、と警告を出してくる。
バス停に座ってマッサージ&ミネラルタブレット補給。
すると樋高リオとJさんがタッタッタッと走って来て、あっさり追い抜かれる。
雨は完全にどこかに行って、カンカン照り。
あちー。
股ずれがひどくなってきたので、ワセリンを塗る。
ウルトラはワセリン必須。
このカンカン照りの中、お散歩している人がいるが、その人にも追いつかないノロノロスピード。
現在50km手前。
ここからバカ田大学構内の坂を越えて、山を2回アタックして、そこから平地を10km少々…
残り40km、フルマラソン1回分…
泣きたくなってきた。
なぜこんなツラいことをしているのか…
〜〜〜
55km、バカ田大学突入。
頭はいいはずなのだが、レース運営になると突如バカになる学生が揃っている。
キツい坂をいくつか越えて、休憩できそうなところへ。
するとここで黄シャツに抜かれる。
抜かれる時に英語で声をかけられたが、見た目からしてかなり日本人っぽい。
柔らかい物腰から日本人のお偉いさん、という雰囲気を醸し出している。
実はスタート地点で見かけた時から日本人っぽいなと思っていたが、こんな変態レースに参加する日本人の物好きがいるわけがない(私の周り以外に)
と思ったので、特に聞かなかった。
後でFacebookで完走者の名前を確認したら、やはり日本人だった。
まだ元気そうな黄シャツ日本人はタッタッタッと行ってしまったので、私はトイレ、給水。
〜〜〜
大学近辺をウロチョロ。
そろそろ日が暮れそう。
また大学に入り、敷地から出るところで、黄シャツ日本人と樋高リオに追い付く。
私のペースで追い付けるはずがないので、彼らは途中道を間違えたか。
黄シャツ日本人は相変わらず元気でタッタッタッと坂を下って行く。
樋高リオはそろそろ限界か、ヨロヨロ歩く。
私は2人の間。
坂を散々下ると上り。
丘の連なる公園内。
例年通り、ここを上ったり下りたり。
〜〜〜
日が暮れると同時に、私のガーミン955のバッテリーが限界に近づく。
stravaの記録がないと失格。
いろんな機能をオフにしたが、それでもバッテリーは持たなかった。
ソーラーナントカ充電機能も役に立たず。
ということで、左手のガーミン955とはオサラバ。
右手のガーミン945起動。
座り込んでガーミンをいじっていると、ワラーチ&スティックの参加者に抜かれる。
『この辺ややこしいな』
と言いながら去っていった。
確かに暗いし公園内の道も多いし、ややこしい。
オケツの皮膚もヤバくなってきたので、トイレでワセリンを塗っておく。
〜〜〜
しばらく行くと、急坂ダウンアップのスライド区間。
スライド区間の入り口でありがたい私設エイド。
そういえばここまで日本人仲間の応援隊に、誰一人として会っていない。
レッドブルをもらって飲んでいると、黄シャツ日本人が坂往復を終えて通過。
まだまだ元気そう。
私も坂道往復出発。
下っていると、ワラーチ&スティックとスライド。
そして吐き気に襲われる。
熱中症とさっきのレッドブルのせいだ。
水分が摂れなくなっても死亡確定なので、なんとか堪える。
・右すねが序盤からずっと痛い
・左足首が15年ぐらいずっと痛い
・両ふくらはぎがずっと痙攣
・両ハムが痙攣
・いろいろ皮膚が擦れて痛い
・足底筋膜炎ギリギリの状況
・足裏に水ぶくれ
・吐き気
現在65km、残り23km。
もうボロボロ…
(続く)