【私のリアルストーリー】㉒青天の霹靂 | 40歳から2人産む!!~高齢ハイリスク出産ママの妊娠・出産&育児記~

40歳から2人産む!!~高齢ハイリスク出産ママの妊娠・出産&育児記~

お医者さまに自然妊娠は無理といわれた私が40歳で初産!
そして2016年5月、41歳で第2子出産予定。
高齢ハイリスク出産ママ、ずんたんのドタバタ妊娠・出産&育児記。

こちらは、重度の卵管両閉塞、複数の巨大子宮筋腫。
お医者様に「自然妊娠は無理です」と言われた私が、第一子を妊娠するまでのリアルストーリーです。

以前、アメブロに記載していたものを一部修正して転記します。

今、必要な方に届きますように・・・。


私のリアルストーリー                    



~青天の霹靂~


時間ギリギリにクリニックにたどり着き、ほどなく診察になった私。

診察室に入ると、今日は久しぶりに妊娠発覚から日赤へ行くまで看ていただいていた先生のお顔がありました。


「お久しぶりですね」
1ヶ月以上ぶりの再会。

その間に色々な事がありすぎて、お互い一瞬会話に躊躇しましたが

「お会いしなかった間に、色々と大変でしたね・・・」
ゆっくりとかみしめるようなその言葉で十分伝わっていると安心し、笑顔を返すことができました。

「体温が下がらないと言う事ですが、その後体調はいかがですか?」
と訪ねられ、相変わらず体調も戻らず体温も高いままだとという事を正直に伝えると

「そうでしょうねぇ」
意味有りげに先生は微笑んだのです。


検査の結果は後で説明するので、まずは経膣エコーと促され、私はいつも通り診察台にあがりました。

どうしても手術を避けたい私は
「どうか何も残ってませんように!」
と心の中でつぶやきながらモニターを見つめました。


相変わらず筋腫だらけで空っぽの私のお腹を、先生はいつもと違い一言も言葉を発する事なく
ただ黙々とモニターを確認していました。

静かすぎる室内に耐えきれず、声をかけようとしたその時!

「いた!!!!赤ちゃん!!!!!!」

先生がカーテンの向こう側から突然大声をあげたのです。


するとモニターにはこけしの様な薄ぼやけた影が・・・。

「あぁ。やっぱり残ってたんだ・・・。
 手術決定だ・・・
 こんなに日がたっているのに今さら・・・」

そう思った瞬間

「動いた!!!!!!!
 動いた!!
 動いた~!!!」

静まり返った診察室に先生と看護師の歓声が沸き上がったのでした。


「青天の霹靂」
その時、私にはまだ何が起こっているのか理解する事ができませんでした。


つづく

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