どっちが先か? 会話特定1問 平成23教材で作成
第1の型「会話特定」です(平成23教材で作成)。
どんな場面の、誰と誰の会話でしょうか?
甲:あたしたちは同時履行の関係じゃないのよ。あんたが先にやりなさいよ!
乙:うっせえな、わかってるよ。俺が先手で動けばいいんだろ!
参考条文(民法や宅建業法のイーガブ)
ヒント
●●の賃貸借の●●の際の、●●の●●と、●物の●●し。甲賃●人、乙賃●人。
●●●者(乙)が●●●●(甲)への●●の際に●●する弁済業務保証金●●金。
解答例 37字
建物の賃貸借の終了の際の、敷金の返還と、建物の明渡し。甲賃貸人、乙賃借人。
宅建業者(乙)が保証協会(甲)への加入の際に納付する弁済業務保証金分担金。
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他に、雇用・請負・抵当権などの解答例も作りたかったのですが、
教材や資料の不足のため、とりあえず断念しました。
もし、気が向いて、いい解答例を作れたら、追加するつもりですが、
随意条件(民法134条)みたいな感覚なので、期待しないでください。
結局、現時点では、二つの解答例だけですが、
今回の問題を作ったおかげで、わかったことがあります。
会話特定は、性質上、解答例が一つだけになってしまいがちなのですが、
今回のように、あえて抽象的で短い会話にすれば、
解答例のバリエーションを増やせそうです。
後付けの結果論ですが、会話特定の強さを、より深く知ることができました。
今回の問題の解答例が二つだけに終わったことは残念ですが、
「会話特定の解答例を増やす余地」を確認できたことは、よかったです。
なぜなら、「解答例のバリエーションの豊富さ」は、重要なファクターで、
記述式問題の各型の、強さのうちの、何%かを占めているからです。
なお、「解答例のバリエーションの豊富さ」において、最強の型は、
第9の型「設問逆行」ですね。
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