過去記事の合併です。
会話特定vsキーワード組合せ 文章理解4問(主に平成20年代教材で作成)
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文章整序:ア~オを、正しい順序に並べ替えてください。
<ア>
先生T:だから、「会話特定」だと解答例が45字を超えちゃうときは、
「キーワード組合せ」への転向が有効よ。
生徒S:だからといって、「会話特定」より「キーワード組合せ」のほうが、
強いのかというと、そう単純な話ではないんですよね。
先生T:もちろんよ。「会話特定」は、第3の型「空欄補足」と同様に、
設問の部分にヒントや豆知識を盛り込めるという利点もあるからね。
____ ____ ____
<イ>
生徒S:理由は、解答例の長さや文字数との兼ね合いですか。
先生T:そうね。 「キーワード組合せ」は、記号や番号で記述するから、
解答例の文字数を圧縮できて、そのぶん多く盛り込めるのよ。
生徒S:一方、「会話特定」は、キャラクター名を直接に解答しますから、
どうしても、記号や番号の場合より、文字数が多くなりますよね。
____ ____ ____
<ウ>
生徒S:記述式問題の九つの型の、第2の型「キーワード組合せ」は、
1問で、ある程度広い範囲について、一まとめで出題できますね。
先生T:それが利点の一つよ。「1問に盛り込める知識の多さや広さ」では、
たぶん、9種類中で、この型が最強だろうね。
生徒S:ただ、その利点は、第1の型「会話特定」にも、ありますよね。
先生T:あるわよ。 とはいえ、「キーワード組合せ」には及ばないわ。
____ ____ ____
<エ>
先生T:だからこそ、併存できてるのよ。 もし、一方が全面的に上なら?
生徒S:もう一方は、いわゆる< 5字以内 >になっちゃいますね。
先生T:そうなったら、存在する意味や理由が、なくなっちゃうでしょ。
生徒S:スピードでは通常の飛行機よりも劣るヘリコプターが、絶滅せず、
遭難者の救助などに利用されているのも、同様の理屈ですよね。
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<オ>
先生T:「キーワード組合せ」は、それが困難だし、レベルの面でも、
あらかじめキーワード(選択肢)が表示されている以上、
キャラクター自体を自力で思い出す必要がある「会話特定」よりも、
ある意味では、レベルが下がっちゃうし。
生徒S:そうですね。 どっちが強いかは一概には言えないですね。
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文章整序の解答
ウ・イ・ア・オ・エ の順
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空欄補充:空欄に当てはまる記述(5字以内)は?
ヒント
「打ち歩詰め」のルールはさておき、動きだけで比べれば、香車は、飛車の?
解答例
劣化版
下位互換
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内容把握(40字程度)
エの最後に、ヘリコプターの利点について、先生Tのセリフを追加するとしたら?
ヒント
ヘリコプターは、●い場所でも●●●できて、●●りが●いて、●●●●もできるからね。
救助作業は、●●●ならびに●●りおよび●●●●グが得意な●●のほうが、向いてるわ。
●ク●●ヘリとかね。ちなみに、両者の「●●と●●り」を目指したのが、●●●●イよ。
解答例 41字
ヘリコプターは、狭い場所でも離着陸できて、小回りが利いて、静止飛行もできるからね。
救助作業は、離着陸ならびに小回りおよびホバリングが得意なヘリのほうが、向いてるわ。
ドクターヘリとかね。ちなみに、両者の「いいとこ取り」を目指したのが、オスプレイよ。
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下線部説明:下線部を四字熟語を用いて5字で言い換えるとしたら?
ヒント
も一●●●
解答
も一長一短
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正誤判別vsキーワード組合せ 文章理解4問
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文章整序:ア~オを、正しい順序に並べ替えてください。
<ア>
生徒S:これだと、論点が、リーマン・ショックと山一証券だけですね。
先生T:それで、物足りなかったから、論点を増やすために、転向したのよ。
生徒S:その結果、日経平均株価なども、盛り込むことができたわけですか。
先生T:そうよ。 こんなふうに、クオリティーやレベルが上がったわね。
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<イ>
A:1997 B:2008 C:2013 D:2016 E:2023
1:日銀が大規模な金融緩和を開始 2:日銀がマイナス金利導入を決定
3:山一証券が経営破綻 4:リーマン・ショック
5:日経平均株価が33706円(33年ぶりの高値)
解答例 36字
A~Eは年、1~5は経済に関連した出来事。A3、B4、C1、D2、E5。
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<ウ>
生徒S:リーマン・ショックなどの記述式問題は、どう作ったんですか?
先生T:根拠は、2023年7月の新聞記事の、日本経済の出来事の年表よ。
生徒S:いったん、第7の型「正誤判別」で作って、それから、
第2の型「キーワード組合せ」に転向したというのは、本当ですか?
先生T:そうよ。 まず、こんなふうに作ったわね。
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<エ>
◯×例題:山一証券は、2008年のリーマン・ショックのしわ寄せで経営破綻した。
解答例 39字
リーマン・ショックは2008年だが、山一証券の経営破綻は1997年なので、×。
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<オ>
生徒S:ちなみに、「正誤判別」と「キーワード組合せ」を比較すると?
先生T:これまでの作品数(出題数)では、前者のほうが圧倒的に上よ。
生徒S:前者は、過去問等の肢を題材にしやすくて、作りやすいですからね。
先生T:ただ、今回のようなケースでは、後者が最強(最適)だろうね。
生徒S:記述式九つの型は、それぞれの型が、いずれも、
ナンバーワンではなくオンリーワンなんですね。
先生T:だから、9種類全部そろってこそ、< 10字以内 >のよ。
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文章整序の解答
ウ・エ・ア・イ・オ の順
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空欄補充:空欄に当てはまる記述(10字以内)は?
ヒント
[ 6~8字 ]る
解答例 7~9字
真価を発揮する
欠点をカバーできる
ワンチームになる
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内容把握(30字程度で)
第2の型「キーワード組合せ」が最適となるのは、要するに、どんなケースか?
ヒント
●●の●●が、あらかじめ●●などに●●●●●ているケース。
解答例 29字
題材の知識が、あらかじめ年表などにまとめられているケース。
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下線部説明:下線部の理由は、要するに?(20字程度で)
ヒント
強弱を一概には言えないということは?
解答例 19字
どれが最適かはケースバイケースだから。
どれも一長一短で、万能な型はないため。
向き不向きが、題材(知識)次第だから。
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