約定担保物権の性質  いろいろな記述式8問  平成20~23教材で作成 | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

40字程度の記述式問題(会話特定・キーワード組合せ・空欄補足・クロスワード穴埋め・語群作文・条文訂正・正誤判別・説明作成・設問逆行)や、
文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

約定担保物権の性質  いろいろな記述式8問  平成20~23教材で作成

 

過去の4問に、新作4問を追加しました。

_______________________________

________________________

 

 担保物権  空欄補足&会話特定  平成20~23教材で作成

 

A:私は、まず、法定担保物権と約定担保物権に分けられます。

  そのちがいは、要するに、< 40字程度 >です。

B:僕は、前者で、物上代位性や優先弁済的効力がないんだ。

C:私も前者です。 私には留置的効力がありません。

D:私は、後者で、留置的効力があるわよ。

E:私も後者です。 目的物は主に不動産で、住宅ローンにも利用されます。


参考条文:民法344・369条

類題:

 

 空欄補足のヒント

●●上●●的に●●するのが●者で、●●(●●者の●●)によって●●するのが●者

 

 空欄補足の解答例 39字

法律上自動的に発生するのが前者で、契約(当事者の合意)によって発生するのが後者

 

 会話特定のヒント

担保●●の●●や性質。A●●●●、B●●権、C●●●権、D●権、E●●権。

 

 会話特定の解答例 37字

担保物権の種類や性質。A担保物権、B留置権、C先取特権、D質権、E抵当権。

________________________________

  
 質権の性質   正誤判別2問  平成20~23教材で作成
___ ___ ___ ____ ___

 
 <◯×例題1>
質権設定契約は当事者の合意のみで成立するが、
質権設定者は被担保債権の債務者本人でなければならないので、
質権の目的物は、第三者(友人や親族など)の物であってはならない。

 
参考条文:342条~

 
 ヒント
抵当権と●●●引渡しが●要で、質権設定者は●●●●人●●●●●るから、妥当で●●。
質権設定契約は●●契約で[ ]、質権の目的物は●●者の所有で●●●●[ ]ので、[ ]。
質権の設定は、●●●または●●●が●●●を●●●●ことにより効力を生ずるため、●。

 
 解答例  41字
抵当権と異なり引渡しが必要で、質権設定者は物上保証人の場合もあるから、妥当でない。
質権設定契約は要物契約であり、質権の目的物は第三者の所有であってもよいので、誤り。
質権の設定は、債務者または第三者が目的物を引き渡すことにより効力を生ずるため、×。
____ ____ ____ ____ ____ ___

 
 <◯×例題2>
質権は、民法が認めている唯一の約定担保物権であり、その目的物は、動産に限られる。

 
 参考条文:356条~

 
 ヒント
民法には、●●●の設定ならびに●●●●および●●●の規定●●●ため、妥当で●●。
●●●●当事者の合意により設定され、●●●や●●●質権の目的物にな●●●、[ ]。
抵当権(根抵当権も含めて)[ ]定担保物権であり、●●●●や●●●●●●から、●。

 
 解答例  40字
民法には、抵当権の設定ならびに不動産質および権利質の規定もあるため、妥当でない。
抵当権も当事者の合意により設定され、不動産や債権も質権の目的物になるので、誤り。
抵当権(根抵当権も含めて)も約定担保物権であり、不動産質や債権質もあるから、×。

__________________________________

 

 抵当権の性質  正誤判別2問  平成20~23教材で作成
___ ___ __ ___

 
 <◯×例題1>      
抵当権設定者は、抵当権の目的物である不動産を、そのまま使用したり賃貸したりすることができる。

 
参考条文:民法369・395条

 
 ヒント 
抵当権には、●権と●●●、●●的●●が●●、●●し●●要なので、妥当で●●。
この性質により、抵当権は、●金●●や●●●●●などに●●●●●ため、[ ]。
●●●の●●を●●せずに●●に●●ることができる点が抵当権の●●だから、●。

 
 解答例  38字
抵当権には、質権と異なり、留置的効力がなく、引渡しは不要なので、妥当である。
この性質により、抵当権は、資金調達や住宅ローンなどに利用されるため、正しい。
目的物の占有を移転せずに担保に供することができる点が抵当権の利点だから、◯。
_____ ____ _____ _____ _____ ___

 
 <◯×例題2>

抵当権は、1つの不動産に2つ以上設定することもできる。

 
参考条文:民法373~376条

 
 ヒント
●順位抵当権者が出現しても、●●抵当権者の●●●は●●●●●●なので、妥当で●●。
●順位の抵当権者の●●を●●るわけではない(●●等は●●こと●●●)ため、[ ]。
抵当権者が複数でも、●●の●●●●が●●●●権を有[ ]ことに変わりはないから、●。

 
 解答例  41字
後順位抵当権者が出現しても、1番抵当権者の取り分は大体そのままなので、妥当である。
先順位の抵当権者の配当を害するわけではない(利息等は減ることもある)ため、正しい。
抵当権者が複数でも、最初の抵当権者が優先弁済権を有することに変わりはないから、◯。
_________________________________

 

 留置的効力  空欄補足2問  平成20~23教材で作成
 
生徒S:留置的効力とは、なんですか?
先生T:要するに、<ア 40字程度>よ。
生徒S:抵当権には留置的効力がないんですね(民法369条1項)。
先生T:だから、<イ 40字程度>のよ。
 
類題:平14宅 問6 肢1 ・ 平21宅 問22 肢2
 
 ア ヒント
担保物権の●●物を、●●者から●●●●て、●●の●●に●●ことができる効力
 
 ア 解答例  37字
担保物権の目的物を、債務者から取り上げて、自らの手元に置くことができる効力
 
 イ ヒント
抵当権●●者としては、そのまま●●だり●●たりしながら●●にで[ ]という●●が●●
住宅ローンに●●さ[ ](仮に●●が●●するとすると●●た●に●●なくなってしまう)
●●に抵当権を設定する場合は、●●する人が●●●●い以上、●●法3条の●可●●要な
 
 イ 解答例  41字
抵当権設定者としては、そのまま住んだり貸したりしながら担保にできるという利点がある
住宅ローンに利用される(仮に占有が移転するとすると建てた家に住めなくなってしまう)
農地に抵当権を設定する場合は、耕作する人が変わらない以上、農地法3条の許可は不要な
____________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

___________________________