令和2年宅建試験(2回目12/27)  問39・問40(クーリング・オフ/業務)の感想 | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

40字程度の記述式問題(会話特定・キーワード組合せ・空欄補足・クロスワード穴埋め・語群作文・条文訂正・正誤判別・説明作成・設問逆行)や、
文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

 ついでなので、

過去に投稿した関連のある記事をいくつか紹介しています。

 ただ、それらの記事については、

「投稿の年月日」および「根拠教材の年代」にご注意ください。

 

なお、感想や解説は、基本的には、平成23・24年版のテキストが根拠です。

_______________________________

 

令和2年度宅建試験(2回目の12/27) 問39(クーリング・オフ/×誤はどれか)の感想
 

 論点が多いので時間がかかりましたが、内容自体は難しくありませんでした。 


 肢1(×誤と判断)

契約は事務所だが、申込みの場所が事務所等ではないので、場所はOK。

書面告知の有無は不明だが、最初にあったとしても、期間はギリギリOK。

代金全額は支払われているが、引渡しは済んでいないから、Aは拒めない。

なお、書面は、発した時に効力。

 

 肢2(◯正と判断)

場所は、喫茶店なので、事務所等ではなく、OK。

期間は、書面告知の日から起算して8日後なので、ギリギリOK。

 

 肢3(◯正と判断)

肢1と同様、買受け申込みの場所が基準。

できる期間を延長する特約は、買主B(お客さん)に有利なので有効。

 

 肢4(◯正と判断)

買主Bが指定したが、自宅や勤務先ではなく、売主Aと無関係な宅建業者だから、

事務所等ではなく、場所はOK。

期間も、6日後(書面告知の日から起算して7日後)なのでOK(Aは拒めない)。

 

 

 
 

 

_____________________________

 

令和2年度宅建試験(2回目の12/27) 問40(業務/○正はどれか)の感想
 

 肢3と肢4で迷いました。


 肢1(いちおう×誤と判断)

要するに、「しつこく付きまとって言い寄る」ことでしょ。

まあ、常識で考えれば、NGかな。

 
 肢2(×誤と判断)
手付貸与は禁止。 なお、契約を誘引しただけでもNG。
 

 肢3(判断できず)

仮に×誤だとしたら、たぶん、「理由の如何を問わず、」の部分だろう。

 

 肢4(いちおう◯正と判断)

肢2の手付貸与とは異なり、

「代金を減額してはならない」という規制は、なかったと思う。

宅建業法は「お客さんの味方」なんだから、

代金減額を(お客さんの負担軽減を)否定するのは不自然だろう。

 

 ・・・以上より、
肢4 を正解肢(◯正肢)だと判断しました。
結果は、肢4 が◯正肢で、正解できました。

 

 

_____________________________

 

_______________________________