まとめノート・門前の小僧・問題の作成について
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最初に言っておきますが、学習法は人それぞれですから、
私のような変則的な学習法が、全ての人に向いているとは限りません。
向いていない方の場合は、行わないほうが無難だと思います。
したがって、「自分には向いてなさそうだなあ」と感じられた場合は、
ムリしてマネなさらないでください。
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なお、こちら↓も、参考にさせていただきました。
まとめノート・門前の小僧・問題の作成について
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私は、行政書士の学習でも宅建の学習でも、
「まとめノート」のようなものは作りませんでした。
なぜなら、教材の文章や図などを(テキストの説明や、六法の条文などを)、
そのまま書き写したとしても、同じ文章等が、1つ増えて2つになるだけです。
教材の「劣化版」や「下位互換」のようなものを、
わざわざもう1冊作っても、さほど意味がないと思ったわけです。
また、ただ書き写すのではなく、「要点をまとめて書く」という手も
ありそうですが、テキストには、たいてい、すでに(最初から)、
「要点」「重要」「ポイント」「まとめ」といったものが整理されています。
それを書き写しても、結局、劣化版や下位互換が出来上がるだけです。
・・・というわけで、まとめノート等は作りませんでした。
とはいえ、テキストなどを、
ただ読んでいるだけで(書かずに)覚えられるのなら、苦労はありません。
そこで、「どうせ書くという作業を行うのなら、ただ書き写すのではなく、
問題をつくってみよう」と、思ったわけです。
ちなみに、問題を作ろうと思った理由は、それだけではありません。
学習初期に、次のような苦しい状態に陥ったのも、理由です。
過去問集を繰り返し取り組むうちに、そんなつもりはなかったのに、
解答や解説を、いわゆる門前の小僧のように、覚えてしまったのです。
しかも厄介なことに、覚えたといっても、知識として定着したのではなく、
テレビのC Mをいつのまにか(何の商品のC Mか)覚えているのと同様、
機械的に覚えてしまっただけであって、理解できてはいなかったのです。
その証拠に、初見の問題だと、なかなか正解できませんでした。
もちろん、新たに問題集を買い足せばすむ話ですが、
どんどん買うのは負担がデカいですし、何度も繰り返せば、遅かれ早かれ、
門前小僧状態になります。 それでは意味がありません。
そう考えると、対策はただ1つ、自分で作らざるをえなかったのです。
さて、上記の2つの理由により、問題を作り始めたわけですが、
それはそれで、楽で簡単な作業ではありません。
最初のうちは、単純な◯×問題や穴埋め問題しか作れませんでした。
40字記述式問題の主要スタイル「9典型」を確立できたのは、
今年(2020年)になってからの話です。
なお、くどいようですが、学習法は、人それぞれですから、
問題を自作するという学習法が、全ての人に向いているとは限りません。
講座で質問してみた回答も、
「原則として、あまりオススメできない」ということでした。
したがって、「自分には向いてなさそうだなあ」と感じられた場合は、
ムリしてマネなさらないでください。
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