こんにちは。

ナリ心理学®︎認定講師 三上みひろです。

 

 

本日は【許し】についてやるよん。

 

 

許せない相手・出来事がある人は参考になると思います。

 

 

 

[我慢できないわけではないんですけど…感謝の言葉がほしいんです!は非ダイヤモンドのセリフ]の記事に、感想をいただきましたチョキ

 

 

 

 

 

 

 

ご感想ありがとうございます!

 

そのなかで

 

 

 

 

【土下座して頭を地面にめり込ませながら大泣きで許しをこい続けない限り許したくない!!!】

 
 

特にここは私の心がわかるの!?と笑いそうになりました笑

 

 

 

 

 

ええ、そうですねぇ。

 

 

 

 

私が過去に思っていたことだからでしょうねぇ…(遠い目)

 

 

 

 

小学校で私をいじめた女の子、やってもない罪の濡れ衣を着せてきた学校の先生、婚約破棄になった交際相手などなど!

 

 

 

地獄に堕ちろ、クソ野郎が凝視

 

 

 

となかなか許せずにいた相手が過去の私(非ダイヤモンド)にはおりまして、

 

その相手を許すんだとしたら「地面に頭をめり込ませながら大泣きして許しをこう」くらいしてくれないと許せない!!!

 

と思っいたんです。笑

 

 

 

 

 

じゃあ、今の私(ダイヤモンドを思い出している)はどうかというと

 

 

当然、許しています。

 

 

相手に対して「地獄に堕ちろクソ野郎!」と思うことはないし、謝罪して欲しいとも思ってないし、なによりもそのことについて考えることがありません。

 

 

こういう仕事をしていますから、参考例として過去話を書くことはあるので、忘れないようにメモに残しているくらいです。

 

 

【許し】を経ると、その出来事に対しての感情が浄化されてしまうので、どんどん記憶があいまいになっていくんですよね。

 

 

感情と記憶は強く結びついているので、感情が癒されなければ記憶は残るし、感情がいやされていれば記憶は思い出しにくくなっていくのです。

 

 

 

 

で、どのように許しの境地に達したかということですが、おおよそ18の過程があります。

 

それがコチラ下矢印下矢印下矢印

 

 

 

【許しの過程】

 

0.否認の段階(過去の出来事は関係ないと思っている段階)

 

1.許せていないことを自覚する

2.感情の発散

3.当時の”傷”を自覚する

 

4.過去と現在をつなげる

5.損してきたことを自覚する

6.現在進行形で損していることを自覚する

7.【許さない】ことの弊害を理解する

 

8.許しの過程に入ることを決意する

9.どうされたら許せるか?考える

10.非現実的な妄想を抱いていることを自覚する

11.【許さないこと】のメリットを自覚する(心の丑の刻参り)

12.非現実的な妄想であることを自覚する

13.【許す】ことへの葛藤を認める

14.自分には神通力がないことを認める

15.私が私を不幸にしていると自覚する

16.「もう恨むのをやめてもいいんじゃないか」という気持ちが自然とわいてくる

※8-16は何度も繰り返すことになります。

 

 

17.過去の出来事を(本当の意味で)過去にできる

18.今、ここで、自分のための選択ができるようになる

 

 

 

各段階の詳細は、また別記事で解説していこうと思っているのですが、先に「許し」についてのよくある勘違いを話しておきたいと思います。

 

 

 

 

・「許せない相手がいる」

・「許せない過去の出来事がある」

 

 

 

そういった人に対して、

 

 

「相手にも事情があったんだよ。許してあげなよ」

 

 

というアドバイス(クソ)があります。

 

これは心のことを学んでいない一般的な意見(ただし非ダイヤだと思われる)としてはふつうのことです。

 

 

 

※ダイヤモンドさんが相談されたらダイヤ値とか、相手との関係性にもよるとはおもうけど「へーそうなんだ。辛かったね」って感じで、我慢しろ系にはならない。

 

 

 

 

一般的な会話で使われる「許す」とは、

 

 

「相手の事情を理解して、自分の感情に蓋をして、過去を水にながしましょう」

 

 

という意味で使われていることが多いです。

(ただし非ダイヤさんの可能性大)

 

 

 

 

・人間は誰しも完璧じゃないし、ミスだってするんだから!。

 

・お互いさまってことで大目に見てあげようよ!

 

・過去のことだし、今更どうしようもないから諦めようよ!

 

・相手の事情を理解していないから許せないんだよ!

 

自分のことばかり考えないで、相手のことを理解してあげなよ!

 

 

 

 

このような文言が添えられていることも多いでしょう。

(ただし非ダイヤさんの可能性大)

 

 

 

 

これらを

 

 

「はぁ…貴殿には関係ないかと思いますので、これにて失礼いたします真顔

 

 

と思える(強がりではなく)のであれば問題ないのですが、許せない過去が多い人ほど非ダイヤモンド状態である可能性が高いですから、

 

 

 

 

こんなことも許せない私ダメなんだ。

 

でも、許したいと思っても許せないんだもん。

 

もっと自分の器(?)を大きくしなければ。

 

いや、そもそも、私は性格悪いんだから、一生許さなくてもいいのでは?

 

普通、こんなことあったら許せないのも当然だよね!

 

でも、相手にも事情があったのもわかるし…

 

 

 

 

 

みたいなことを永遠とぐるぐるやっているですよね。

 

 

 

 

 

なぜこんなことが起こるかというと、

 

「許し」の目的が、ネガティブな感情を感じなくなるため

 

になっているからでしょう。

 

 

 

 

嫌な気持ちが何度も繰り返されて嫌だ。

許せない自分を責める自分も嫌だ。

忘れたいのに忘れられなくて嫌だ。

どうやったら許せるの…?

 

 

 

こういうケースです。

 

ネガティブな感情を避けるだけなら、感情を押さえ込むのに正当な理由をみつけて、それをやっていればいいと思います。

 

許せないことを思い出すたびに、ギューギュー押し殺したらいいとおもいます。

 

 

 

 

 

が!!!!!!

 

 

 

 

 

そもそも、このブログでの「許す」の目的は、

 

過去の出来事を思い出しても、イライラしたり、モヤモヤしたり、悲しくならないという感情の部分もありますが…

 

 

それよりも!!!!!!!

 

 

 

 

①過去の出来事と「いま、ここ」での決断が切り離せるようになること。

 

②自分のため(逃げではなく)の選択ができるようになること。

 

③自分で自分を幸せにできるようになること。

 

 

 

 

こっちのためにやるんですね。

 

 

 

 

 

ですから、

 

 

 

「許し」が完了しているかどうかは…

 

 

 

・過去の出来事を自己防衛の理由に使用しなくなる

※「過去に浮気されたことが原因で、今の彼にも心ひらけないんです。裏切られたら立ち直れないから…」など

 

・過去の出来事を理由に、自分の評価を決めつけすぎるのをやめる

※「私、どこにいっても嫌われるんです。いままでずっとそうだったんで…」など

 

 

・復讐のための選択をしなくなる(罪悪感を与えようとするなど)

※幸せになったら、あいつの罪が許されてしまうから簡単に幸せになりたくない!など。(無自覚のケース多い)

 

 

 

 

これらが揃って「許せるようになったんだなぁ」と判断していきます。

 

 

 

 

※ちなみに「自分を許せるようになる」「ダイヤモンドを思い出す」は、罪悪感を手放す(その中に、母親がザコであったことを認めるが含まれる)などの過程もあるので、もう少し工程が増えます!

 

 

 

 

 

今回はこのへんで。

 

応援しています!

三上みひろでした\(^o^)/