10/30~11/4 NZ南島 旅日記⑤ | ひとりごちたるありふれた日々

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【11/3 クライストチャーチ市街】


ホテルの部屋からの朝のクライストチャーチ市街をばまず。


ひとりごちたるありふれた日々-CC1


最終日は、午前中はツアーで市内観光、

午後は夕方ホテルに迎えに来てもらうまでは

フリー。


まずは午前中。

8時過ぎにワンボックスでお迎えに来てもらいました。

同ルートは私らを入れて3組。

前日と同じ新婚さんと30代のご夫婦。


まずは、モナベールという名の、

お金持ちのお嬢さんが住んでいた場所が

今は公園になっているというところへお引き回し。


ひとりごちたるありふれた日々-モナベール1

NZはガーデニングの本場。

というか、イングリッシュガーデンなんでしょうね。


ひとりごちたるありふれた日々-モナベール2


ひとりごちたるありふれた日々-モナベール3
春は新芽の季節。淡い緑が目に優しい。

これは多分、楡の木。


ひとりごちたるありふれた日々-モナベール4

イングリッシュガーデンのばら園。

北海道では砂浜で見かけるハマナスも咲いてました。

あれ、バラ科ですもんね。


このあと、車で数か所を回り、大聖堂広場へ。

ひとりごちたるありふれた日々-CC広場1

広場の前はトラムのターミナルになってました。


ひとりごちたるありふれた日々-チェス
広場ではのみの市をやっていて、

おなじく広場の一角では大型のチェスを楽しんでいる

方たちが絶えることなく数人。


ひとりごちたるありふれた日々-大聖堂2

携帯のレンズの広角を生かして、

逆光でなくなった午後から撮った大聖堂。
チェスをやってる人たちも入ってます。


このあとはツアーでは最後の団体行動の、

エイボン川のパンティング。

市営のひろ~~~い公園の中を流れる川を

手漕ぎの船で回るもの。

(江戸時代のちょき舟 の洋風なの。って、

余計にわかんないですよね。笑)

ブリュージュの観光船やベネチアのゴンドラとの一番の違いは、

船を浮かべた川の水が澄んでいること。

底が見えてました。

この国はほんとに水がきれい。

また、守ろうとする意識の高さでもあるのでしょう。



ひとりごちたるありふれた日々-カンタベリー博物館

そして博物館(奥の建物)の前でルート終了。

行きたいところがあるなら、ここで解散と言われたので、

私たちはここでみなさんとお別れすることに。

2組のカップルに「今晩帰るんです。ありがとうございました」

とご挨拶。


で、私らは博物館の中へ。

なんとタダ。

ここはNZの歴史とともに、

南極点に到達したアムンゼン隊、スコット隊両方の

遺品がたくさん置いてあると聞いた相方どのが

「行きたいっ!」とのことで。

南極観測の歴史なども紹介されていて、

日本人の白瀬さんの胸像もありましたよ。


そして、お昼。

博物館から少し歩いたところで、

ビジネスランチ15ドルとの看板を見つけて、

そのカフェへ。

ワンディッシュメニューとコーヒーで15ドル。

私はワインを頼んだので、

結局15ドルではなかったんですけどね。

(1NZドルは60円ちょっと)


ランチメニューは7種類くらいあり、


ひとりごちたるありふれた日々-1103ランチ1
相方どのはビーフハンバーガー。

ハンバーグというよりも、ほとんど牛肉!と言ってました。


ひとりごちたるありふれた日々-1103ランチ2
私はサーモンのオープンサンド。

ドレッシングはバジルとオリーブオイルだと思う。


下にトーストの耳のないのが1枚敷いてあり、

その上にたっぷりの野菜とスモークサーモン。

パンを早々に細かくして、

パン入りのサラダとして食べました。


この量で当然おなかいっぱい。


牛ステーキもありましたよ。

日本人が普通に食べるフィレ肉の大きさを2枚。

それを普通に食べてました、周りのお若い女性も。

いずも、13ドルくらいになってました。


まっすぐ行けば大聖堂。

そこからtwitterとなうにアップした、

私が行きたかった9.11のモニュメントの場所へ。


ここは午前中の車での観光の中で

ガイドさん曰く

「たまたま通りがかったから説明した」場所。


省吾ファンであるアタクシが食いつかないはずはありません。


解散のときにガイドさんに

地図に丸をつけてもらって、

場所を確認しておきました。



ひとりごちたるありふれた日々-9.11モニュメント1
横は交差点で、道路側から見るとこんな感じ。


ひとりごちたるありふれた日々-9.11モニュメント2
全体はこんなふう。



ひとりごちたるありふれた日々-9.11モニュメント3
1枚目の画像にも写っているプレート。


ガイドさんからの説明と、

このプレートを相方どのが読んで訳してくれたことには、

2001年9月11日のあのNYテロの翌年、

クライストチャーチで世界消防士大会(のようなもの)が

開催され、NYの消防士さんたちが、

世界貿易センタービルの残骸の鉄骨3本などを

クライストチャーチに持ってきて寄贈された。

9.11では多くの消防士が犠牲になっており、

彼らのことを忘れないで、との願いが込めてられいる。

・・・と私は理解しました。

それをモニュメントにして、町にある、ということのようです。


全体が見えるところから、

ちゃんと手を合わせてきました。



このあとはホテルが大聖堂の近くでもあり、

戻って行くことに。


その途中
ひとりごちたるありふれた日々-地震の爪痕

建物にひびが入っているのが分かると思います。

クライストチャーチは9月にマグニチュード7.1の

地震にみまわれたそう。

日本ではあまり大きくは報道されなかったですけど。

1800年代~1900年代前半に建てられた建物は

軒並み被害を受けたとか。

暖炉の煙突が崩壊してなくなっていたり、

この建物も柱の下部、台座とのつなぎ部分も壊れています。

古い建物には、赤、黄、緑の点検済みの紙が貼られていたり、

赤だった建物はすでに壊されて更地になっていたりしていました。

今、少しずつ復興して行っているとのことでした。

大きな地震は80年ぶりだったかな、くらいだったそうです。


大聖堂広場に戻ってきたら、面白いバスを発見。


ひとりごちたるありふれた日々-バス
バスの屋根のペンギン、ほんとにくっついてました。

トンネル、ほとんどないもんね。

大丈夫なんでしょう、きっと。



そして夕方の18時半ホテルに迎えに来てもらい、

また「荷物はこれだけなんですか?」と言われ。

まだまだ太陽さんさんの中(まったく西日ではない)、

クライストチャーチの空港に向かい、

今回の現地での日々は終わったのでした。


オークランドで飛行機を乗り換え、

帰りも前の座席の画面で

相方どのはさんざん遊び、

私は半藤さんの「昭和史」後編をせっせと読み、

大阪、関空に、11/4の朝の7時半ごろに着きました。


帰りは特急と新幹線で帰ることになり、

時間まで空港のスタバで休憩。
ひとりごちたるありふれた日々-関空1
帰宅したら、日本はすっかり

"冬の"クリスマスモード。



ひとりごちたるありふれた日々-関空2
これは関空のツリーです。


新大阪からは最寄り駅まで新幹線。

旅行社がくれた切符が指定席だったので、

慌てないでのんびり。

お昼過ぎには自宅に着きました。




NZは北海道をさらに大きく広くワイルドにしたような

大自然と、

北海道によく似た気候と、

イギリス風のゆったりした人の暮らしがある国でした。


大自然は今のまま、

ただそのままに守り続けようとしているようでした。

人々の気持ちがゆったりしているので、

自然破壊につながるような商業主義がはびこることも

侵食することもないのでしょう。


車も道路も日本と同じ方式だし、

治安はいいし、人の気持ちが穏やかだし。

町はゴミがほとんど落ちていなくて、

今の日本よりもずっときれい。

誰も落として行かないもん。


ヨーロッパで感じる不便さや怖さがあまりなく、

日本人にはいやすい場所だと思いました。


私はイギリスは訪れたことがなく、

イギリスらしい町並みというのを見たことがありません。

もしそれを知っていれば、NZの風景の見方も

違っていたんだろうなと思います。

それがただ一つ残念だと思ったことでした。



現地滞在が"わずか4日"と思われるかもしませんが、

十分だよねと言い合いました。

相方どのは「また行く機会があれば、

今度は北島に行こうね」と言ってます。

その前に機会があれば行きたい国がいくつかあり、

NZへの今度はもうないかもしれない。

それでも、今度は・・・って話せることがいいんだよね(^_^)です。



ここまで読んでくださって、

つたない写真も見てくださって、

ありがとうございました。