俺が右足を切断した理由
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「暴力と脳の障害夫婦の逆境のトリセツ-義足のタレント失意から再起へ」
暴れて大声を上げても、その記憶がない。谷口正典さんの高次脳機能障害は4年前に突然現れた。右足を失った23歳の時の交通事故の後遺症だった。失意の日々から再起できた背景には、妻の益村泉月珠さんの支えがあった。現在は義足のタレントとして活動する。2人が自費出版した体験記「逆境のトリセツ」には、周囲の理解があれば前を向けると思いを込めた。
前回からの続き・・・
一方、「一緒に障害と向き合う」と腹をくくった泉月珠さんは、症状が出た時の夫を「マイケル」と名付けて別の人と割り切った。夫の行動を全て記録。脳内で情報を処理しきれないときにマイケルが現れると突き止めた。予定の内容や時間を逐次伝える▽同時に二つのことをさせない―などパニックを回避する「トリセツ」を作った。食事に文句を言ったり、水を出しっ放しにしたりするのもマイケルが現れる兆候。目で見て気付いてもらうよう家中に注意書きを張った。
引用:12/10中国新聞朝刊「暴力と脳の障害夫婦の逆境のトリセツ-義足のタレント失意から再起へ」https://www.chugoku-np.co.jp/articles/gallery/246926
高次脳機能障害の症状は千差万別だ
例えば、「遅刻する」ひとつとっても難しい。
なんとなく、起きて準備するんだが、
どうしても時間に間に合わないことが多かった。
妻と色んなチャレンジをしたが、
今では・・・
集合時間が決まったら、
集合時間→到着時間→家を出発時間→起きる時間
を確認しておくことがルールとなっている。
これを確認すれば、遅刻をしない。
こんな感じで、ひとつひとつ駄目なところをメモされて、
PDCAを回すとうまくいくんだと妻は言う。
さらに、
俺ができない時は、妻は、貼り紙をする。
厳しいと言えば厳しいが、
これまでできなかったのに、
貼り紙で、きるようになるんだから、
ありがたいことだ。
いろんな工夫とチャレンジで、
今、タレント活動をしていることにひたすら感謝だ。