事前の対策も本試験当日2日間も、大変だったでしょう…私は、短答・論文・口述の中で、口述が最もきつく、必死に勉強した記憶があります(cf.記事「口述試験終了!!!」)。

 

で、口述受験生=論文合格者ならもちろんお分かりかと思いますが、

①まずはちょっと息抜き

②口述再現を作る

のが喫緊の課題です。

万が一不合格なら令和3年度への対策を立てるには必須ですし、合格していても次の司法試験に向けての教育効果が大きいので。

 

そして、上記①②ができたら、いかに不安でも、合格発表前から、司法試験対策を始めましょう。

③3系統(=選択科目以外)の司法試験論文過去問をくり返し解く

のが最優先です(予備論文~口述の間に口述対策も兼ねて解いている問題があれば、残りの問題だけをやればいいので比較的楽)。

万が一、口述不合格でも、令和3年度の予備試験対策に最も役立ちます(選択科目は令和3年度の予備試験対策としては不要です)から。

 

で、予備口述の合格が判明したら、直ちに④選択科目対策に取り掛かりましょう。

 

ここで、大手弁護士事務所のウィンター・インターン(明日2月1日から申込開始の事務所もありますね)とかに参加する余裕がないかもしれない点に、R2予備試験が延期された影響が出ますね…可処分時間や司法試験対策の進捗見込みとの兼ね合い次第ですが、

・大手弁護士事務所就職希望の方にはとても重要な機会であること

・予備試験合格者の司法試験合格率は9割近い(現実的に大手弁護士事務所に就職可能な方に限ればさらに高い)こと

から、大手弁護士事務所への就職活動の方を優先するのが原則かとは思います。

ただ、就活にかまけすぎ、油断して(ex.司法試験の論文過去問をあまり解かず)司法試験に落ちてしまっては本末転倒です。念のため、ご注意ください。