少しでも予備試験に興味ある人は、
今現在、法的知識ゼロでも
出願して受けてみることをオススメします!
※大きめの郵便局では、深夜もゆうゆう窓口が開いているので、日付が2/2に変わるまで、願書の提出期限である2/1の消印を押してもらえますよ!ゆうゆう窓口の営業時間については、例えばこのサイト等が参考になるかと…(必ず郵便局のサイト等で確認してくださいね!)
 
これから短答対策を始めても、予備短答本試験(5/19:日曜)までには3か月以上ありますから、
憲法
民法
刑法
商法
民訴法
刑訴法
行政法
という法律7科目のうち、1科目に絞って短答過去問を潰していけば、お忙しい方でも充分完成できるはず!
(cf)本記事後半の試算によると、1時間10~20分/日で足ります。
 
その対策で予備短答本試験にぶつかれば、
0.短答本試験現場の雰囲気等が把握でき、経験値として蓄積できる
ことはもちろん、1科目だけでもガチで勝負した点数等のデータが得られると、例えば下記のような分析ができます。
 
1.短答過去問関係
・短答過去問をどのくらい潰すとどのくらい得点できるのか
・短答過去問の潰し方が適切だったか(ex.短答過去問潰しの際は正解できたのに、同様の知識が問われた本試験で不正解となった原因を探る)
 
2.“未知の問題”関係
・短答過去問知識外の問題・肢等のうち、どのくらい解けたか
・後から落ち着いて考えたら解けた問題・肢等を短答本試験現場で正解するには、どのように対策すればよいか
 
3.上記1・2を総合すると、短答過去問を、どのくらい・どのような方法で潰せば合格できるかが見えてくるので、
予備短答の勝算があるか、客観的かつ明確に判断できる
ことはもちろん、
次回受験の際のスケジューリングにも超有益!
 ∵短答過去問潰しに要する時間以外を、論文対策に全振り可。
 
これで17500円なら、予備試験に少しでも興味ある人のほとんどにとって“安い”はず…!!
これ以上ない“最高品質の模試”ですし。
 

で、絞る1科目として強くオススメするのは、憲法です!
∵条文が少ない上、日本語力や“常識”感覚で解ける問題が最も多く、必要な知識量が少ないから。
無料公開している『4S基礎講座』の4S条解講義も、憲法は4月10日までに全回配信予定で、その受講と並行して短答過去問を解いていけば、短答過去問のハードルを下げつつ、無理なく対策できるから。
 
逆に、避けることを強くオススメするのが民法です…
∵分量最多なので、3か月でも完成できるか微妙。
∵来年から債権法等の大改正が出題範囲に入るため、その部分の短答過去問潰しの効果が来年以降無駄になりかねない。
 
まあ、法務省HPで問題文を見て、比較的好み・嫌じゃない科目を選ぶとかでもいいですよ~そういう主観的な要素も大事!
 

最後に、今年の予備短答本試験(5/19:日曜)までの短答対策の所要時間の試算を書いておきます。
 
例えば、(新)司・予備短答過去問(憲法)は、約300問あります。
∵記事「4A条解講義(憲民刑)の復習用短答過去問集の問題数等」に記載した“295問”というのは、現在入手容易な市販の短答過去問集に載ってないサンプル問題・プレテストを含むが、H30を含まない問題数ですし、(新)司初期の“公法系”短答過去問は、憲法と行政法のどちらの科目の問題なのか、微妙なものがいくつかあるからです。
 
で、1問を解いて、間違えた・あやふやな記述のみ解説等を読むまででどんなに長くても15分にとどめるべき(cf.記事「短答過去問の潰し方」の2(3))なので、例えば、
1周目は1問当たり約10分かかり、1周する度に1分短くなる
としましょう。
また、
各周で正解できた問題が約300問の20%≒60問ずつ増えていき、正解した問題は次周に解かない(cf.記事「短答過去問の潰し方」の3(2))
としましょう。
これで計算すると、下記のようになります。
1周目:1問当たり10分×約300問≒50時間
               →60問正解↓
2周目:1問当たり9分×1周目で間違えた約240問≒36時間
               →そのうち60問正解↓
3周目:1問当たり8分×2周目でも間違えた約180問≒24時間
               →そのうち60問正解↓
4周目:1問当たり7分×3周目でも間違えた約120問≒14時間
               →そのうち60問正解↓
5周目:1問当たり6分×4周目でも間違えた約60問≒6時間
               ⇒全問正解!!
 
合計すると、50+36+24+14+6=130時間くらいで、(新)司・予備短答過去問(憲法)を全問正解できる計算になるのです。
しかも、憲法は、肢単位で正答しないと1問単位でも正解できない形式の問題がほとんどなので、この時点で予備短答の合格ラインを超える可能性が高いです。
(cf)記事「短答過去問の潰し方」の3(1)①②
 
そして、2/1(金)から始めたとすると、今年の予備短答本試験前日(5/18:土曜)までは、
28日+31日+30日+18日=107日
あります。
単純に計算すれば、1日当たり
約130時間÷107日≒1時間13分
の短答過去問(憲法)潰しを続ければ、予備短答(憲法)の合格ラインに達する可能性が高いのです。
 
短答過去問(憲法)潰しのハードルを下げるために、4S条解講義(憲法)をn倍速で受講しても、せいぜい10時間強が加わるくらい(cf.BEXA『4S基礎講座』詳細ページの「配信スケジュール」)ですから、1日当たりの勉強時間が
(約130時間+10時間)÷107日≒1時間19分
と、約6分増えるだけ!
 
どうです?このくらいなら、できそうじゃありませんか?
途中で悩み等が生じたら、質問・相談目的で『4S説明会』に来ていただいても構いませんよ~(^O^)/
1日当たり約1時間ちょっとずつ、一緒にがんばってみませんか?