をアップします~これがラスト!
記事「司法H29論文書き終わった~」で書いてみたものです。
刑訴法は、手書力ピークだったと思われる旧司H17論文本試験時には、2時間で第1問70行くらい+第2問60行くらい≒合計130行(現在の1ページ23行の答案用紙では6ページ弱くらい)だったのに対し、今回は設問2小問2を完全に書き忘れました(/TДT)/が合計6ページ半くらい書けたので、分量的にはピーク時を超えました~がんばったよ俺!(つ∀<。)
その原因は、
・問題文読み→答案構成が数分(確か5分以内)で済んだ
・設問1で、民事系第2問や刑事系第1問と同様、『4A基礎講座』の4A論文解法パターン講義で扱っているロー入試過去問がほぼ“ズバ的”だった(司法H20論文刑事系第2問設問2もかな)
・ここまで答案を書いてきて、手書力がやや戻ってきたのかもしれない
点にあると思う。
いずれにせよ、制限時間内で得点効率を最大化することを目指して、得点効率が悪いと判断したことはガンガン無視して書いた答案です。
“合計”の意味は、答案の各所に大きく“×”してあることからお分かりいただけるだろうか…得点効率を最大化するため、民事系では特に、このような“答案用紙浪費テク”を多用しました。
ページ数無制限の司法研修所起案では常套手段(結局書かなかったスペースに“×”をつける必要もない)なのですが、8ページ制限があるとはいえ到底そこまで書けない受験生にとっては司法試験でも有用どころか必須であることを改めて実感しました。
設問2小問2を完全に書き忘れたのは痛恨の極みです(これもほぼ“ズバ的”だったし…o(TωT ))が、これでも合格ラインを超えていることは確信しています…私は成績評価を受けられないので、ご覧いただいている皆さん個々人に判断していただくほかありませんが。
ちなみに後日、そのもがき苦しむプロセスを収録・編集した動画もアップする予定です(cf.記事「司法H29論文書き終わった~」)。
お楽しみに!ヾ(@^▽^@)ノ
シャーペンで書いたところ(薄い黒)は問題文読み~答案構成段階で加工したもの、ボールペンで書いたところ(濃い黒)はボールペンで答案を書きながら加工したもの。
刑訴法でも刑法や商法と同様、こんなふうに、問題文をそのまま答案構成化している…というか、本問は法的構成が見え見えなので、少なくともそこまでのプロセスはそもそも答案構成不要だと思う。
設問2より設問1の方があてはめに使える事情が多い(ので、それをどこまで使えるか、時間的な見通しが立ちにくい)と見て、まず設問2を軽く書いてから、残り時間全てを設問1にぶちこんで、時間切れまで問題文の事情をできる限りあてはめまくる方針を採った(いつも指導しているとおり)。
↑このページについて。
・証拠4から書き始めたのは、証拠1・2・4のうち最も簡単に否定できるものだったから。
・21~22行目は、328条でダメでも321条1項の検討はしうるかも…と思って文言へのあてはめを書きかけたが、問題文の下線部④の表現から加点事由にすぎないことは明らかだと思い直して途中でやめ、後から書き加える可能性を考えて、次ページ↓を白紙にして先に進んだ。が、やはり設問1で長時間使ったために時間切れとなり、終了直前に21~22行目は×つけたけど、23行目と次ページ↓に×をつける余裕はなかった。
↑このページについて。
・証拠2→証拠1の順に書いたのは、証拠2の方が簡単に処理できたから。
・証拠1について、甲の署名押印がないことを処理する前提として厳格な証明を要するとか書かないと差がつく…といった話も聞く(私も解答プロセスではもちろん、証拠能力パターンの初手で、厳格な証明を要するものかどうか一応確認した)けど、そんな一般的抽象的な解釈論では、点差がつくとしても微々たるものだと思うよ?
↑このページの5行目から、設問2小問2を書くべきだったのだが、早く設問1に移ってあてはめで点数を稼ぎまくりたい気持ちがはやったのか、完全に設問2小問2の存在を忘れてしまった…気づいたのは終了直後orz
↑このページ読める?(^▽^;)
時間ないけど書きたいことは既にまとまっていたので、書きなぐった。
10行目:×ポケ→○ポケット ※これは故意。
11行目:×トレイ→○トイレ ※これは過失。
上記画像のうち答案をpdf化したものは、こちら(google drive)にアップしました。