とか、プライベート面でのゴタゴタ等を考え始めてしまい、精神面が安定せず、勉強が手につかないこともあります…中村先生や、ほかの司法試験予備試験受験生は、どういった精神面対策を立てていましたか?」

という旨のご質問をいただきました。

 

というわけで、司法試験・予備試験・ロー入試の(元)受験生の皆さん、この記事のコメント欄に、メンタル面でマイナスになってしまったときにどうしているか、あるいはマイナスにならないようにどうしているか等々、書き込んでいただけませんか?

多くの受験生に共通する悩みだと思うので、共有しましょうよ。

「回復するまで食う寝る遊ぶ」でもいいですし…だって私がそうだったからσ(^_^;)

(cf)記事「勉強体力

 

私に関しては、受験生時代、「落ちたらどうしよう」といったことを考えた記憶は残っていません…落ちても(親の脛をかじって)受験し続けられる環境が、一応まだあったからだと思います。当時の私にも、プライベート面のゴタゴタはそれなりにありましたが、自分自身の司法試験合格のために、プライベートでも猫の手でも利用し尽くしてやろうと思っていました(そのくらいの気構えでなければ、司法試験に“確実”に合格することは難しかったと思っています)。
ちなみに、最終合格した旧司H17の論文本試験直前には、
「受からなくてもいい、落ちなければ。」
「なんだったら今年落ちてもいい。来年は落ちないから。」
という“悟り”っぽい境地に至っていました(cf.記事「天王山」)。
ただ、それまでにブルーになることはしばしばあって、記事「ブルーだったが」に列挙したような手段で回復を図っていたようです(今やブルーになる暇すらない…まあ仕事楽しんでますが(^▽^;))。

ただ、範囲を過去問等に限定し、これをくり返し解いて「完璧」にすることで、「(少なくともその範囲については)誰にも負けない!」という自信が持てるはずです…「完璧」である以上、自分を超える人がいないので(cf.記事『なぜ「完璧」にまでしなければならないか』の5)。
これが、「落ちたらどうしよう」という不安の解消策として、王道かつ最も効果的だと思います。

また、司法試験に合格したら、プライベート面も含め様々な人生における問題を解決できる人が結構いると思います…もしそうだとすると、それをモチベーションに変換できると、他の受験生より強いモチベーションが持てますから、アドバンテージになります。
ここは、自分との戦いになりますね。

さらに、「勉強が手につかない」ときでもできる対策、何か1つでもありませんか?
例えば、講義を聞く等なら寝っ転がりながら受け身でもできますし、短答過去問をひたすらハイスピードで(時間を計測しながら)解いていく(解説とか読むときも考え込まず、ザッと目を通すだけ)のも、だんだん雑念が振り払われて、禅寺の修行のようになってくるかもしれません(私はそうでした)よ~o(^-^)o


で、MP(メンタルポイント)が回復してきたら、やるべき対策に戻りましょう!(°∀°)b

回復する前に無理してやっても、かえって効率悪い人が多いですからね~