明日の短答式試験は、予備試験受験生にとっては最初のハードル、司法試験受験生にとっては最後のハードルですね。
どんなに勉強してきた受験生でも、必ず、未知の問題に直面します。
確実に解ける問題がほとんどない“フワフワ感”から逃れることはできません。必要なのは、知識不足で、確実に解ける問題がほとんどない“フワフワ状態”でも、
比較的、正答可能性の高そうな細道を、
これまでに鍛えた能力と感覚を総動員して、
爪先立ちで歩き続けること。
これを最後までできた受験生が、勝ちます。
…メッセージを色々考えたのですが、ここまでは、おそらく毎年変わらない“核心部分”なので、昨年の記事「TAC予備試験短答模試(第1回)について 」「TAC予備試験短答模試(第2回)について 」と同様です。
予備試験受験生は、最初の試験ということで緊張するでしょう。
司法試験受験生は、長丁場の試験の最終日で疲れが溜まっているでしょう。論文式試験での死闘を無駄にしたくない!というふうに守りに入ってしまうかもしれません。
…でも、それも自分です。
これまでがんばってきたからこそ、緊張し、疲れが溜まり、守りに入るのです。
試験開始直前にでも、これまでに自分ががんばってきたことを思い返してみてください。
過去の自分は、現在の自分を決して裏切りません。
その、ありのままの自分でぶつかっていくしかないし、それが自分の能力と感覚を100%ありのままに発揮することにつながるのです。
良い戦いを!