についての番組が、ついさっきまでテレ東でやっていた。


やっぱ、勝負師はかっこいい!

30手くらい先を読むと負けるリスクもあるので守る手もありえた局面で、1時間ほど考えて、前回の対局で慎重になりすぎて負けたことの反省も活かし、思い切って攻めた1手が勝因だったとか。


リスクとリターンの衡量を、時間に追われながらギリギリまでやる点は、司法試験系の本試験現場で受験生がやる(べき)ことと似ているんじゃないかなあ…と思った。

ちなみに私は、旧司H16論文本試験(総合G評価だったときね)について、『「これを書くべきかどうか」の決断を秒刻みで迫られる感覚。降り注ぐ矢の間をぬって、戦場を駆け抜けていかねばならないような感覚。』(記事『H16論文シミュレーション+今後の予定 』)と表現していたようだ。記事は見つけられなかったけど、最終合格したH17も、同じような感覚で、最後まで駆け抜けた記憶がある。


試験は、決して、机上の学問や、自分の優秀さをひけらかす発表会ではない。

まぎれもなく“戦争”、ちょっとマイルドにいうと“勝負事”である。


本試験現場は、きれいにまとめて勝てるような甘い戦場ではない。

ずるく、

汚く、

文字どおり血と汗と涙にまみれながら、

もがき、

苦しみ、

悩み、

それでもどこかで冷静さも保ち、

あらゆる手を模索し、

最後まで諦めない!


こういう意識と覚悟を持っている受験生は、勝負強い。

そういう受験生には、勝利が約束されている。


ゲームやスポーツ等、何でもいいから勝負事の経験は、試験にも活かせるはずだよ~(^O^)/