おばちゃんのブルース | 100倍役に立つ脊髄小脳変性症のオヤジのブログ

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オヤジの日常を綴ります。
いいかげんなオヤジか、
良い加減なオヤジか、
そんなオヤジは病気です。
(脊髄小脳変性症)


楽天的に生きて行きたい?
と思います^_^

「人生
笑うても一生
泣いても一生」
どちらを選ぶかは
個人の自由です^ ^

職場では専門業者と契約して

掃除をしてもらっている。


通路や階段でモップ掃除のおばちゃんと

挨拶をしてすれ違う。


そんな時いつも同級生と

その母親(おばちゃん)を思い出す。


その

おばちゃんはある病院で掃除婦をしてた。


おばちゃんの息子と私は同級生で友達。

でも彼は秀才私は凡才。


小中学校で勉強が1番。

当然高校は市内の進学校に進んだ。


小さな頃一緒に野球とかして遊んだのに

何が違うの?




朝、自転車通学してすれ違う時に

おはようと

挨拶してもワンテンポ遅れて返事する



何と下を向いて参考者を読みながら

自転車に乗って

通学してるのだ。(危ない)

遊びながら通学してる私とは

訳が違う。

当然高校でもトップクラス。


大学はどこに行くのかと思ってたら、

何と、○阪大学医学部。

国家試験もすんなり受かり医師に。

そして大学病院の医師になった。



決して裕福でないむしろ貧乏の方が近い。

医学部の授業料は想像しただけで

恐ろしい。1サラリーマン家庭で

どう都合したのか知る由もない。


都会で活躍する息子。

掃除をせっせとするおばちゃん。


あの掃除のおばちゃんの息子が

お医者さんとは、あの病院の

患者も看護婦さんも誰も

思ってはいなかっただろう。


おばちゃんもそれを自慢したりはしない。

息子が医者になっても掃除婦は

当分やめなかったようだ。




彼は今、大学を辞めて大阪で

内科の開業医をしている


少し認知の始まった年老いた

おばちゃん(母親を)

田舎から引き取ったと噂で聞いた。


私は今彼に言いたいことがある。

何故、神経内科を専攻して

くれなかったんだよーと。


彼が神経内科の医者であってくれたら

良かったのにといつも思う。^_^

(糖尿病が得意分野らしい)