日本のおはなしシリーズ

(はじまりのお話④)


今回は、日本人なら必ず知っておきたい日本の国体の淵源(大もと・源)となると大事なお話です日本キラキラ

日本はいつからあるの?皇室のはじまりは?など、日本人の大事なルーツを学んでいきましょう花

物語の後に詳しい解説&注意点もありますので、合わせてお読みくださいにっこり

日本のおはなしシリーズ(はじまりのお話)は、物語が全部繋がっていますので、一緒に読ん頂くとより物語がわかりやすくなります花

物語で読む「日本と皇室のはじまり」


日本のはじまりや天皇・皇室のはじまりを知って、大事な日本人の「軸」となるルーツを学びましょう!


日本という国は

地のせかいの中心として


天地をかためられた祖神様(おやかみさま)が

はじめにつくられた国であります


そこに地の祖神様のお体の一部と

火と水とお土から


大地の上の将軍という

さいしょの人間がつくられました


そしてつぎに常世姫尊(とこよひめのみこと)、


それからも神がみによって

つぎつぎにと人間はうまれ

全部で55人になったころに


天のいちばんえらい神様である

天照日大神(あまてるひおおかみ)様

地上の人間たちに おっしゃいました


※天照大御神様と同神と考えて頂いて大丈夫です


「地上の上の将軍よ、

いちばんはじめにうまれたあなたは


私が天のせかいを

おさめているように


この地上のせかいを

立派におさめなさい


常世姫尊は

大地の上の将軍の妻となって

夫婦で力を合わせ


のこりの人々は大地の上の将軍と

常世姫尊をしっかりとまもって


ともによい国(せかい)を

つくりあげてください」


それをきいた大地の上の将軍は


「はい、あなたさまのように

この地上のせかいを

立派におさめてみせましょう」


と 元気におこたえになりました


こうして天照日大神様は

ご自神の皇太子として


大地の上の将軍に

地のせかいをおさめる

天皇(すめらみこと)の位と


その証として「はだま」という

特別な金属をお与えになりました



こうして地上の上の将軍は

いちばんはじめの天皇(すめらみこと)となり


地上の世界がいつまでも

平和に豊かに続くように


「はだま」でつくった神器と

天皇の御位(みくらい)は


永久に大地の上の将軍の子孫が

代々受け継ぐとことになりました


大地の上の将軍と常世姫尊は


天まで届くような長い 太い柱を

どっしりと 立てて


お二人でその柱をお回りになって

めでたくご結婚されました


その後 天皇と皇后や

まわりの人々の間にも

つぎつぎに子どもがうまれ


だんだんどと地のせかいが

にぎやかになっていきました


こうして 神様と人をつなぎ

世界をおさめる日本皇室は誕生し


人間のはじまりから 今日に至るまで

ずっと続いているのです




物語の解説と注意点


物語は、既存の歴史感ではなく本当の日本の歴史を知ってもらうために、伊都能売神諭などをはじめとした神様からおろされた御神示をもとに作成しています


今回は、地上に人類発生後に必然的な流れとして必要になる「人類統一」のお話です電球


日本は初代天皇とされている神武天皇から数えても世界最長国ですが、実はもっともっと長い歴史があり、遡ると人類誕生にまでたどり着きます!!


現在は天皇を「てんのう」とお呼びしていますが、本来は「すめらみこと(すめらのみこと)」と申し上げます


天地の祖神(おやかみ)様が、辺り一面泥海だったせかいをかためられた際に、地のせかいの中心として最初につくられたのが「日本」であり、この地に最初の人類が創造されました


地上に人類界が出現した時、神界の統治神 天照日大神様から下ろされた人類統一の御神勅を[天孫降臨の神勅]といいます電球


天孫降臨の神勅の内容は以下になります


・男人祖である「地上の上の将軍」を神界の統治神 天照日大神の皇太子とする


※「地上の上の将軍」とは、国祖 国常立大神様(地の祖神)が地のせかいを固められた後、人類を創造して最初にできた人体(男)に、国祖の一粒種のお子さんであるといわれる「大地将軍」の神霊を賦与して完成した男人祖です


・皇太子 地上の上の将軍と女人祖 常世姫尊を夫婦とする


・皇太子 地上の上の将軍を地上における人類界の統治者とすること。天において「天照日大神」が天職天皇として天津日嗣の永遠の御位に在します如く、地上の上の将軍の霊血統の子々孫々を栄世地上における人類の統治者とすること(これを皇祖、即ち人類界統治の始祖とする)


※人間にはどうしても肉体の「死」があるために天津日嗣(皇位)は継承を必要とするので、その確認のために具体的な象徴として、天から特別な金属からなる「は玉」が与えられ、それでつくられた神器を皇位継承の天璽象徴とすることが定められ、これが三種の神器のもととなりました


・男女五十三尊およびその子孫を臣下とする



この御神勅からもわかるように、日本の歴史のはじまりは、人類・人類界のはじまりであり、皇室のはじまりでもあるのです!!


天皇が天照大御神様の子孫といわれる所以や、なぜ天皇は男系の万世一系なのかは、この[天孫降臨の神勅]によるものなのです


※地の世界を平和に豊かに治める天皇統治とは決して

「支配」ではありません!


しかしながら、神武天皇即位以前のウガヤフキアエズ朝末(神代の終わり)の世界大変動により日本が壊滅状態になってしまったことで日本の復興を急ぐために一時的に天皇の世界統理は手放されて日本のみの天皇となられましたが、


神武天皇即位(人代のはじまり)以前は、直接神様から「神勅」があり、それによって天皇のもとまつりごと=神と人が真釣り合うこと(政治)が行われており、これが本来宇宙の理に沿った世界のあり方です電球気づき


今はこうした本来の日本について学校で教わることはなく、教えられる人もいませんでしたので、「天皇」「神」といった存在がどこか遠く切り離された存在に感じますが、日本人は「天皇の民(=神の民)」ですので、常に天皇(ひいては神々)と共にありますキラキラ



注意注意点注意


「天孫降臨」といえば仁仁杵尊(ニニギノミコト)が有名ですが、その時代より遥かに遡る太初に天照日大神様より皇祖に[天孫降臨の神勅]がありました!


その後、皇統 第三代の天皇の御代、全世界に大変動があり万物が壊滅状態になったと時に天照日大神様より


「万国の天津日嗣は、汝の子々孫々まで天壌と共に極りならん。汝、天越根中国に天下り、再び地球万国を開き治めよ」


という[天壌無窮の神勅]があり、


それがのちに皇統 第二十四代 天之仁仁杵天皇の御代、「天越根中国より高千穂に遷都あり」という事実と結びついて、今日のいわれているような[天孫降臨 天壌無窮の神勅]として伝えられているようです電球



本当の歴史や、自身のルーツを知るこで身魂が磨かれ「本当の自分」を思い出す・自覚するきっかけとなります電球気づき


物語から日本の本当の歴史を知り、自分は何者か、なんのために生まれてきたのかそれを知るきっかけになればと思います花


ここまでは日本の地だけの話でしたが、
次回は「どのように世界中に人々がに増えていったのか、またその中での日本の役割について」お伝えしますにっこり