今回は、国歌「君が代」のお話ですにっこり

日本の本来の国体というのは国歌「君が代」に歌われている世界そのものです花

国歌の意味を知り、日本という国が本来どんな国であるかをお伝えしていきます日本



日本の国歌「君が代」


「君が代」


この歌は、

「天皇陛下のお治めになる御代は、千年も万年も続いて、誰もが安寧であり万物と調和することで、いつまでも栄え続けますように」

という意味で、

日本にとどまらず、
世界の平和と安寧を
願う歌でもあります

「君が代」の歌は、
昔からの私達の先祖が
皇室のみ栄をおいのりし、

調和の心を大切にして
まごころを込めて
歌い続けて来たものです

祝日やおめでたい儀式には、
青く澄んだ空に高々と掲げられた
日の丸の旗を見上げながら

私たちはこの歌を
声高く歌います

「君が代」を声をそろえて
おごそかに歌うと、

身も心も引きしまるような
気持ちになり、

日本国民としてのほこりと
かぎりない喜びを
感じることができます

〇国歌「君が代」の歴史


最初の勅撰和歌集である『古今和歌集』の賀歌 題知らず、詠み人知らずの歌に、

「我が君は 千代にやちよに さざれ石の 巌(いわお)となりて 苔のむすまで」

という歌があります

国歌に関しては様々な説がありますが、これは平安時代に藤原朝臣石位左衛門が、当時の天皇に捧げるために作った和歌とされています

これが現在の国歌のもととされており、祝いの席で詠まれる機会が増えてその存在が広まり、いつしか「我が君は」の部分が「君が代は」に変えられたといわれています

「君が代」は天皇の治世を意味していますが、「我が君」は祝賀を受ける人を指しており、元々はこの歌を受ける者の長寿を祝う意味があったともされています

明治13年に宮内省雅楽課が旋律を付け直し、それをドイツ人の音楽教師フランツ・エッケルトが編曲したものが明治26年以降に儀式に使用され、昭和5年には国歌として定着したとされています

平成11年に「国旗及び国歌に関する法律」で正式に日本の国歌として制定されました


〇国歌の言霊に込められた思い


「君が代」は、歌詞が一番しかないので世界で最も短い国歌の一つといわれていますが

ここが日本語の素晴らしいところで、
この短い歌(言霊)の中にたくさんの要素を読み解くことができます電球気づき

「君が代」の歌詞とその意味を詳しくみていきましょう花


君が代は

   千代に八千代に

         さざれ石の


    巌となりて

         苔のむすまで



〇君が代は

「君」とは、天皇のことです

日本はこの宇宙の大元霊(宇宙それ自体・創造主)である「天之御祖神(あめのみおやかみ)様の化身といわれる、

宇宙(神界・高天原)の統治神「天照皇大御神」様の直系の天皇をいただいており、

天皇というのは本来、天照皇大御神様の神勅により人類界の統治者として定められている唯一無二の存在です

※縄文時代(神代)末期、世界中でおきた大変動によって日本も壊滅的な被害を受け早急な日本復興をはかるために神勅によって現在まで天皇の世界統理はひとまず日本のみになっています

昔から自分の主のことを「我が君」と表現しますが、日本人というのはその天皇のもとの民です電球気づき

なので「君が代は」とは「天皇陛下がお治めになる御代は」という意味ですが、

またここが日本語の面白いところで、
相手のこと呼ぶ時に「ねぇ、君!」というように、「君」には「あなた」という意味もあります

天皇による統治は、決して支配ではなく、天皇を中心とした人々の協力・調和によって成り立つものです

しかも人類だけではなく、

自然も動物も虫も万物が協調し、互いに生命を尊重することが基本

ですので、

「君が代は」の短い言霊には、

「天皇(君)がお治めなる御代における
きみ(=あなた)を含む人類、生物、万物」

までもが包括されています

〇千代に八千代に

千代には「非常に長い年代」、八千代の「八」は特定の数を表すのではなく「多い・たくさんの」「無限」という意味があります

千代に八千代にの言霊には、

「千年も万年も永遠に終わることなく続く」

という意味があります


〇さざれ石の

さざれ石とは漢字で「細石」と書き、もとは細かく小さな石のことです

そしてこの小さな石の一つ一つは、私たち人類一人ひとり(ひいては万物それぞれの存在一つ一つ)に置き換えることができます

〇巌となりて

巌とは、石灰石が長い年月の間に雨水で融解され、そのとき生じた粘着力の強い乳状液が無数の小石を凝固していき、気の遠くなるような長い時間をかけて固く大きな石の塊になったものです

こちらは師岡熊野神社にある実際のさざれ石(の巌)です


「いわお」をことだま(音霊)で読み解くと

⋯伝わるモノ、純粋、今をイキイキと楽しむ、生命力に溢れる

⋯調和、統合、協調性、円満な関係をつなぐ、和やか

⋯奥深く、落ち着いている、思いやりがある、誠実、温厚、穏やか

「一人ひとりが自分自身の存在(役目・役割)を自覚することで、生き生きと生命力に溢れ、調和の精神をもって円満な関係を築くことで、思いやりに満ちた穏やかな世界になる」

という意味になります

※巌は昔のふりがなで「いはほ」と書きますが、はの言霊は「引き合う・自然体」、ほの言霊には「周りとの調和・安らぎ」という意味があります

また、この世に存在するすべてのものに意味がありますのでさざれ石の 巌となりては、

役割どころに網羅した者たちが交わっていき、自然(万物)と調和して地球全体が一体となった世界

ということになり、これが本当の「和」であり宇宙の道理です

〇苔のむすまで

苔が繁茂していく様子は、 繁栄・発展を表します

湧き水の周りに青々とした苔が生えているのは湧き水に毒性が無い証拠と言われおり、苔には水質浄化作用もあることから「清らかさ」を連想することもできます

また「の」の言霊には「時間をかける」と意味がありますので、小石が成長して巨石(巌)となり、それに苔がはえるまでという限りない悠久の年月を表現されています

苔のむすまでの言霊には、

「清らかで平和な代がいつまでも栄え続ける」

という意味があります
 
日本の国歌「君が代」言霊からは、

「天皇がお治めになる代は、永遠に終わることなく、誰もが安寧であり人類も生物も万物が大調和の精神で、いつまでも変わることなく、清らかで平和な世界が栄えつづけますように」

という、天皇家の繁栄と日本だけではなく世界(地球)全体の安寧と平和、そして万物との調和と弥栄を願う思いを感じ取ることができます地球

天皇を中心にそれぞれの役割・役どころで世界の平和と安寧のために活躍するのが日本人の役割です日本

これが本来の神国日本であり、宇宙の理に沿った国家のあり方なのです


〇国歌に対して今の日本は…


さて、日本の国歌に込められた意味をみていきましたが、果たして現在の世界や日本はどうなっているでしょうか?

・日本においては長い歴史の中で天皇の統治が続いていたものの、神武天皇即位以後はだんだんと外国からの文物の輸入に伴い国家の治め方が次第に外国式(主に中華式)になり、その後武家などが台頭し、明治時代に天皇政権にもどりましたが、敗戦により天皇は日本の「象徴」にされたことで政治に関わることができなくなりました

・現在は「調和」よりも「競争」社会であり、それに伴い「個人主義」「利己主義」が蔓延し、格差社会は年々広がり「支配と搾取」の構造ができあがっています

・現在も戦争をしている国もあれば、核兵器などを保有することで戦争の勝利や抑止、防御をしている国もあり、真の平和とはかけ離れた状態にあります

・SNSの発達に伴い、SNS上では他者への誹謗中傷や嫉妬・妬み、政治への不満など負の感情の念が渦巻いています

自然との調和を無くし、人間のみの豊かさを追求した結果、環境破壊は年々深刻化してそれが逆に人間の首を絞める結果となっています

・人々は霊性さや本来の生きる意味やを見失い、お金を稼ぐこと、肉体的な欲求ばかりを満たすことに奔走し、真に満たされることはなく、お金のために生きる、または、ただ何となく生きるために同じような生活を繰り返している人が大半です

今現在、このような世界の仕組みは限界点を迎え崩壊・自滅・破滅へと向かっています

日本においてもいわゆる米の騒動をはじめとした異変や混乱、物価の高騰は止まることなく、日本の土地・資源は外国に買われ続けています

今の政治は乱れに乱れて、もうどうにもできない状態であることは誰の目にも明らかです

このままいけば、日本は窮地に陥るどころか存続すら危ぶまれます注意

「ここまで神国を穢しおって、、、」

これは神様のお言葉です

このように、今現在はすべてが国歌にある世界とは見事に正反対の状態です

宇宙の道理に反したあり方では、永遠もなければ、弥栄もないのです

しかし、このような状況になることは神々も分かった上でのことであり、これは宇宙生成発展の通過点であり、神々による「神仕組み」でもあります電球気づき

今、国歌「君が代」の話をするは、今が時代の大転換期であり、まもなく国歌にある世界に戻るからです

この先は金の力でも買えない、智慧でも行けない、学でも行けない「神との繋がりを取り戻す世界」となります

その前に起こるのが神々による「大修祓(大掃除)」「身魂の建直し(日本は特に)」ですので、何が起ころうと先を見据えてどっしり構えることが大事になります!!

「身魂の建直し」とは、人智では説明ができないことですが簡単に言えば自分の身魂(霊魂)が何者であるかが誰にでも分かるような状態になって、それにより自分の役割・役どころの配置に自然と着くようになる、といった感じです

今の世界はもう人間の手ではどうにもならないので、建替え(大修祓)は神々によって行われますが

これは“宇宙の環境自体が変わる”ということです電球気づき

※いわゆる太陽フレアなどの宇宙規模のレベルです

その後は、国歌にあるような世界に建直していくのは、今肉体を持っている私たちの役割になります電球気づき

だから今のうちに「こうなるよ」と知って、そのために自分は何ができるか、今のうちから準備をしておくことが大事になります!!

最近、突然今までの生き方を変えて魂や心の声に従って新たな生き方を始められてる人が増えてきたのは、この時代の転換に伴った自然な反応です電球気づき

このブログを読んでいるということは、おそらくみなさんにも大事な役割があるからだと思いますにっこり

最近は世界各国で火災・地震が相次くなど、2025年は目に見えた混沌の始まりの年かもしれませんが、10年後には今とは全く違う世界になっているかもしれませんね花


さて、次回も引き続き神様のお話や魂の学びなど必要な情報をお伝えしていきますにっこり