
今回は「地球と宇宙の概念の違い」についてです
科学や技術が発達した未来や、宇宙・異星人、またAI、タイムトラベルなど、科学的空想に基づいた物語を描くSF作品は沢山あります
現実では起こり得ないような壮大な世界観や驚異的な映像表現は見る人を魅了し、沢山の人が未来や宇宙に想いを馳せることと思います
私たちも宇宙の存在ですので、宇宙に意識を向けることは大事なことです
ただ、SF作品にあるような既存の地球から宇宙を見たイメージと、実際に宇宙存在が地球を見て思うところには大きな違いがありますので、今回はその違いをもとにこれから大事になる思想・意識についてをお伝えしていきます
※今回は久しぶりに「伝えたいことをまとめた文章」と、その解説の形式になります
「宇宙からの広い視点を持とう」〜新しい時代のために知っておきたいこと〜
地球はこれまでながらく
宇宙の歯車から外れ
人類の意識は
地球に閉じこもっていました
地球も宇宙の中にあるはずなのに
宇宙はどこか遠に感じる
未知の世界でした
ところが 今 私たち人類の意識は
少しづつ 宇宙へと 開かれています
人類はこれまでずっと
〈地球から宇宙〉をみていました
地球からみた宇宙は
太陽や月や星々が
位置や暦を知る手がかりで
そこはいつか住んでみたい
未開発の場所であって
人類とは姿・形が全く別の
様々な存在がいて
人類とは違うテクノロジーで
空を飛ぶUFOに乗って
「いつか宇宙から
攻めてくるかもしれない」
そんな思いがあります
しかし 人類が視点を変えて
「わたしは宇宙の中の
地球という惑星で〇〇している」
という広い認識を持ったとき
新たに見えてくるものがあります
この宇宙では太陽も月も
大小様々な惑星も
そこに住むあらゆる生命体も
どんな存在も
すべては役割や意味があって
そこに存在しています
大きさも姿形も能力もそれぞれ
「ちがうこと」が当たり前であって
そこに差別などありません
どれか一つでも欠けたら
円満にならない存在だからこそ
交わるところで協力し合うのです
だから「相手を倒そう」とか
「勝手に自分のものにしよう(侵略しよう)」
という発想すら
持ち合わせていません
〈宇宙からみた地球〉の人類は
未だ競争原理の世界で
自分とちがうものを差別したり
侵略・支配を行うといった
概念が下の存在です
その延長線上で宇宙をみれば
「地球 対 宇宙」となり
地球と宇宙の間に
差別や分離が生まれます
神も宇宙の存在たちも
それを望んではいません
私たちは
宇宙全体の変化と共に
次の時代へ
向かわなければなりません
地球は本来
宇宙均衡の要となる素晴らしい星です
そこに戻るための(宇宙の均衡を保つための)
世界をつくると思ったとき
今のままではいけません
私たちは宇宙(全体)からみた
地球という惑星で
自分はどんな役割で
何をするのか
認識も概念も考え方も
宇宙空間からみるように
広くしていかなくてはなりません
そうすることで
新しい時代は築かれていくのです
〇地球からみた宇宙
地球の多くの人はUFOや宇宙人と聞くと「宇宙人はこんな存在で〜」や、
「UFOはこうで〜」など、
未知の存在としてワクワクしたり、こわい存在ではないかと想像し、
無意識に“自分達とは全く異なる存在”と認識しています
地球はこれまで宇宙の歯車から外れて隔離されていたために、宇宙の認識についての学びがほとんどありませんでした
大気圏や成層圏という言葉がありますが、実際のところ地球の中や近辺すら未だ全貌はわかっていません
そのためにどうしても地球のものにしか目が行かず、
宇宙の概念にしても
というような見方なっています
例えばSF映画やマンガなどにある
“宇宙から攻めてくる”という考え自体、地球からみた宇宙の概念でしかありません
実際宇宙には思っている以上に厳しいルールがあり、宇宙の存在達はそれぞれの役割や境界領域を大切にしますので、
そもそも“侵略しよう”なんて発想すらありません
悲しいことに、宇宙・神の視点で見れば、今の地球はいわば地獄的想念の世界と相違ないほど穢れていますので、その様な場所を取りたいとも思いません
私たちが宇宙を思う時
「地球 対 宇宙」
という構図に自然となっていますが、
そもそも私たちも宇宙の存在であって、どの銀河や惑星も、そこに住む存在達も、
すべて宇宙創造神(天之御祖神)の中に、この大神の様々な意志・役割のもと存在しているであって、そこに差別というものはありません
神や他の惑星の存在は
と理解しているのに、なぜか地球の人類は自分達がトップ、または生命体は自分達しかいないと思っている節があります
今は宇宙について様々な情報が出回っていますが、憶測にすぎなかったり、中には危険なものもありますので、宇宙について詳しく知る必要はありませんが、
これから世の中は段々と今まで「ない」とされてきた神や霊的なもの(見えないもの)を含む宇宙空間と物質が交わるようになるので、
私たちも神や他の惑星のように
「宇宙(全体)からみた地球」
というようなの広い目線を持つことが欠かせなくなります

地球にも宇宙の者達が書いた書籍もありますが、内容が難しいものであったり、宇宙には上から下まで様々な世界があって、下の方の宇宙の者と繋がってしまうと連れて行かれる可能性があって大変危険ですので、無闇矢鱈に手を出さないように気をつけてください
〇地球の概念レベルを知る
今や月の土地が売られていたり、月や火星に移住計画があるのはご存知でしょううか

日本でも将来的な月面移住の土台を築くことを目指し、2030年以降の開拓・開発に向けて、2025年から探査が進められています
さて、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか

地球では今でも国々が世界の覇権を巡って争っており、そして今も「お金」によって支配されています
支配・侵略・搾取・差別といった構造は、歴史を辿れば世界中の至る所で行われ、その裏には宗教や霊的存在・霊的能力との関わりが根深くあります
今でもいわゆる霊能力者や占い師、スピリチュアリストは特別視されている傾向があり、
政界や経済界、芸能界でも何か重要な決断をするときは、霊能者のところにお伺いを立てに行くようです
科学的に証明できないものを信じない人が、一度占いが当ったり、不思議な体験をすると、今度は一気に何でも信じるという極端な方に傾むくことはよくあることです
この背景にあるのは、古代の頃は今より霊的能力が高い人が多くいましたが、
次第に普通の人にはできないことが出来る人ような霊的能力が高い人は上、そうじゃない人は下、というような差別やカースト制の支配構造が生まれてしまったことにあります
あの有名なアトランティスが沈んだのも、一部の高い霊能力者が権力を持ち、大多数の人々が弱い立場となって、そこに権力の腐敗と堕落が生じたためと言われています
本来は身魂相応にそれぞれの身魂に役割があると分かっていたら、その人が欠けたら円満にはいかないという認識なので差別やカーストが生まれるはずがないのですが、
それが根付くことなく、いつしか霊的能力を磨いても肉体優位の弱肉強食の原理に陥ってしまったために、
差別やカースト、そして「侵略・支配」といったものが行われるようになりました
ここに地球人類の問題があります
「月や火星に移住しよう」というのは、一見すると夢があることに思えますが、実は侵略・支配という概念が潜在的にあるためで、
“宇宙から攻めてくる”と思うのと同じことです
実際は宇宙には厳しいルールがあるので、他の星に行く場合は必ず使命や行く理由があった上で、きちんと神のルールに従って許可証のようなものをもらい、ようやく行くことができます
※手続きの日数なども結構かかるため、普通はあまり行きたがらないそうです
宇宙からすればどの惑星・天体、どんな生命体・存在も、それぞれ役割が違うからこそ、交わる所で協力し合う存在であるので、
そのため侵略・支配いう概念を持つこと自体が野蛮であって、概念が下なのです
また、例えば地球では肌の色や住む地域によって「アジア人」「ヨーロッパ人」などの呼び方をしますが、
ある惑星は複数の星の集合体で様々な姿・形の生命体が共存しているため、それぞれ違うことが当たり前で、
尻尾があっても、水かきのようなものがあっても、色が赤でも緑でも、そこに差別などありせん
「宇宙人は服を着ていないの?」とか「宇宙人は人形じゃないの?」というのも、あくまで地球から見た概念であって、それも差別になります
今は多くの人が差別はよくない」と認識していますが、
テレビ・漫画・映画・ゲーム・社会・政治…
この世はどこをみても善悪・競争・なんでも順位付けをするような差別で成り立っています
善も悪も、何が良いものであるかも、時代や見る人にとって変わるもでもあるのに関わらず、
このようなシステムが根底にあっては、ストレスや憎しみ・妬みは増すばかりで、常に不足感がつきまとい、この世界の延長線上のどこに真の平和があるのでしょうか

さらに環境破壊や「今」や「金」しか考えてこなかった制度・政策も限界点を迎えています
私たちは改めて
「人間はとても概念が下の(野蛮・愚かな)生物だと言われている」
と知る必要があります
※宇宙の存在達は、地球は進化の過程にあるので、見下しているとかそういった感情抜きで見ています
争いが起きることも、差別・カーストが生まれることも、侵略・支配という概念もすべて下等なのです
これを知った上で、さらに身魂磨きをすることで、意識が次の段階へと向 かうことができます
例えば一人ひとり役割や与えられている能力が異なるのに
「私はこれができるから上で、あの人はできないから下だ」
「私のほうが立場が上だから、私に従え」
という発想自体、思想・概念レベルが低いことがわかります
今後は「宇宙では〜」や「外国では〜」というような、差別を生むようなことがない世界へと移行します
地球は本来「宇宙の均衡の軸・基本とすべき素晴らしいところ」です
今の状態で地球を軸にしたら宇宙の均衡が取れない(宇宙が崩壊してしまう)ので、地球は隔離(宇宙を遮断)されていましたが、今後は元の位置に戻ることになります
これは他の星の存在たちにとってもみんなが待ち望んでいることです
「地球が均衡を保つための立替え建直しの世界をつくるんだ」
と思ったら、必然的に今の状態ではいけないということがわかります
今回は人間にとって耳の痛い話でしたが、これで腹を立てるようではまだまだ地球の重い想念に囚われていますので、視点を切り替えて次の時代へ向けて想念・概念や身魂も軽くしていきましょう

次回も魂の学びになるような情報をお伝えしていきます

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